三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

オーデ合格者のための第一印象講座

第一印象で読者に嫌われないために

ピチモオーディションに合格した人は、その年の『ピチレモン』7月号に掲載されるオーデ結果発表特集「新ピチモ紹介」において、読者に初お披露目されることになります。

同特集では、合格者の写真&プロフィールはもちろん、編集部の選考理由コメントや、簡単なキャッチフレーズ、さらにはアンケートQ&Aなどがあるわけですが、そんな中、今日の三月の転校生で取り上げるのは、ズバリ「アンケートの答え方」。

恒例の質問に、どう回答することで、読者により良いイメージを持ってもらえるでしょうか。アンケートの回答による第一印象で、読者に嫌われない方法を考えます。

合格発表におけるアンケートの位置づけ

顔&全身写真は、オーディションの最終審査時にプロのカメラマンさんに撮ってもらうので、特に自分ではどうにもなりません。同様に、プロフィールも自分では変えられません。

で、唯一、合格発表において、自分の色が出せるのが「アンケートQ&A」ということになります。

また、写真やプロフィールはあくまでも「外形」ですので、とにかく、このアンケートの答えを読んで、読者は、新ピチモがどんなコなのか、その「内面」「人柄」「性格」を想像することになるわけです。

よって、この最初の段階で、イキナリ「このコ、なんかヤだな」「好きになれない」と思われてしまったら、大失敗。ピチモとしてのキャリアが本格的にスタートする瞬間、すでに悪いイメージが付いてしまっては、挽回するだけで大変です。

ということで、以下、アンケートの答え方の注意点を、具体的に解説していきます。とりあえず、気が早いことに来年のピチモオーディション向けということになりますが、もちろん、これからニコラ、その他のオーディションを受ける人も、参考にしてみてください。

Q.憧れのピチモは?

最も注意すべきなのは、毎年聞かれる恒例の質問「憧れのピチモは?」。ここでの回答で、とにかくダメな見本が「みなさんです!」「全員です!」という回答。

そりゃ、オーデを受けるほどのピチ読なら、ピチモ全員が好きだし、憧れなのは当たり前です。でも、あえてわざわざアンケートで聞かれているのだから、ここはちゃんと具体名を上げなくてはなりません。

にも関わらず、「全員です」で逃げたりしたら、読者に一発で「このコ、八方美人だ」「誰からも嫌われたくないんだ」「ええかっこしぃだ」と見抜かれてしまいます。

では、どうすればいいのか。ここは変に遠慮せず、心から好きなピチモの名前を素直に上げればいいだけです。ただし、どうしても絞れない人や、まずは無難に行きたい人は、とりあえずメジャーなエース級(今年なら福原遥ちゃんや関根莉子ちゃんあたり)を上げておいてもいいかもしれません。

Q.似てるといわれる芸能人は?

一方、ちょっと答え方を間違うと、一気に嫌われてしまうという、恐るべき質問が「似てる芸能人」。学校の友達や家族から、実際に似てると言われるからと、安易にそのまま答えるのは、おススメできません。

ようするに、「調子に乗ってる!」批判。有名アイドルや、一流女優さんで、ホントにトップクラスの人気の人の名前を出すと、さあ大変。「このコ、本気で似てると思ってるの?」「ちょっと生意気!」となってしまいます。

なので、たとえどんなに似ている自信があったとしても、ここはグッと我慢して、人気アイドルや有名女優の名前を上げるのは、なるべく控えてるようにしください。

失敗の具体例

そんな格好の例が、2011年オーデの合格発表における中山咲月ちゃんのケース。さっきーは、当時のトップアイドルで、直前のAKB選抜総選挙1位になったばかりである前田敦子さんの名前を「似てるといわれる」と上げてしまいました。

さすがに、星野悠月ちゃんの「アンジェラ・アキさんに似てる」や、志田友美ちゃんの「オードリーの春日さんに似てる」といったところまで、ネタに走る必要はありませんが、タレントさんの名前を上げる場合は、その反響を想像しつつ、十分に気を付けてください。

まとめ

以上、アンケートの回答に関する注意点を、2点に絞ってお話してみました。とにかく、ちょっとした不注意から、第一印象で嫌われてしまっては、せっかくのデビューが、マイナスからのスタートになってしまい、損なことこの上ないわけです。

まだまだ先のコトになりますが、来年のオーデに最終合格した場合はもちろん、近いうちに類似オーディションに合格したときも含め、読者の立場からどう見えるか、どう見られてしまうか、「嫌われない回答」という点、ぜひ気にかけておいてください。

ということで、まずは、あさって発売となる7月号に掲載される合格発表に、今年はどんな質問項目があるか、それに合格者はどう答えているか、注目したいと思います。