三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

【体育祭】リーダー決めに見る外仕事組が評価される理由

体育祭2024

1・2月合併号に掲載されている「ニコラ体育祭2024」の本編動画が、ニコラTVにて公開されました。

また、すでに2週間前には、予告編的に「体育祭準備」の動画も公開されています。

そこで今日は、《本編》と《準備編》の両動画を通じて見えてくる外仕事で活躍するニコモが評価される理由について考えます。


準備編から

まずは《準備編》から振り返ります。この動画では、特にキャプテン決めのシーンが、一部読者の間で物議をかもしました。

有坂心花ちゃんは、生徒会長なのに、ぐずぐずしていて、なかなか立候補しない」「小松崎ふたばちゃんは、けっきょく立候補すらしない」

この点に関しては、先月の終わりに「生徒会に足りないもの」でまとめています。


一覧の見方

では、そんな煮え切らない《はなたば》を尻目に、誰が立候補したのか。

以下の「チーム別キャプテン&副キャプテン立候補一覧」を見て下さい。

これは、《チームパワハラ》《チームP3》それぞれのキャプテンと副キャプテンにつき、「学年」と「立候補した順番」をまとめたものです。

キャプテン&副キャプテン



チームP3

チームP3の場合、本来、誰からもリーダーになるべきと思われていた、ふたばちゃんが完全に沈黙。

動画の中で、本人は「リーダーを支えたい」だとか、いかにももっともらしいことを言っていますが、要はめんどくさいことから逃げただけ*1

その他、高1組も松田美優ちゃんから、「高1モは?」と水を向けられても、反応なし。

そのまちゃん先陣

で、結局。そんな頼りない先輩たちにしびれを切らして(?)、最年少の中2から松尾そのまちゃんが、副キャプテンに立候補します。

続いて、高1から林美央子ちゃんが、ようやくキャプテン立候補。

最後に、中3から白水ひよりちゃんも副キャプテンに立候補し、これで役職3人が決まりました。

チームパワハラ

一方、チームパワハラはというと、こちらは真っ先に高1から榎本月海ちゃんが立候補。

続いて、中2ながら梨里花ちゃんも、副キャプテンに立候補します。

しかし、これであっさり決まり!と思われたところ、最後の最後で心花ちゃんが、後出し参戦してきたことは、すでに前回見てきた通りです。

しゃのみゆ見せ場ナシ

では、こうした一連のキャプテン決めのシーンから、何が見て取れるのか。

もう、本来は積極的にチームを引っ張って行くべき《はなたば》が完全に引っ込んでしまった上、次世代エースとされる《しゃのみゆ》も、全く絡んでこない。

で、代わりに手を上げたのが、最も若い中2世代から、そのまちゃん&梨里花ちゃんだったという。

外仕事組

そんな2人に共通するのは、もちろん《外仕事組》であるという点です。

そのまちゃんは、なんといってもニコラ史上初となる最年少(中2)でイメモになった上、現役モでは唯一のピン表紙経験者。

また、女優としても活躍する梨里花ちゃんは、この夏に大河出演を果たし、先月号ではいよいよ初表紙となったところです。

内向き組

対して、こうした企画でリーダー役に立候補しないコたちに共通するのが、ふたばちゃんや沙音ちゃんに代表される《外仕事拒否組》。

ふたばちゃんは5回、沙音ちゃんは4回と、それぞれ表紙回数は2位、3位なのに、どちらも、キャプテンはおろか、副キャプテンにすらも立候補できない。

だからこそ、そのまちゃんをはじめとする外仕事組にイメモやスマホ部といった大きな仕事が行ってしまうのも、当然なのではないでしょうか。

心花ちゃん見せ場ナシ

ちなみに、体育祭動画の本編では、ラストに表彰式のシーンがあります。

そこで《個人MVP》《リーダーMVP》が発表されましたが、個人賞はふたばちゃんが受賞、リーダー賞は月海ちゃんが受賞。

最後はしっかり高1モが結果を出したわけですが、ここでもやっぱり心花ちゃんの名前が呼ばれることはありませんでした

心花ちゃんにとって、これが最後の体育祭だったんだから、キャプテン決め含め、もうちょっと何かやりようがあったのではないでしょうか。


*1:中3で参加した去年の「ニコラ体育祭2023」で、ふたばちゃんは《キャプテン》も《副キャプテン》もやらず。そもそも、一度も役を経験していないのに、高1になった途端ふんぞり返って「若い子に任せる」だの「裏から支える」だの言うこと自体がおかしい