表紙になれる学年
ニコラ2月号の推しモ連載にて、伊藤沙音ちゃんが今後の目標として「中1の間に表紙になること」を掲げました。
では、そんな沙音ちゃんの初表紙が実現する可能性はどれくらいあるのでしょうか。
今日は、オーデ出身ニコモの初表紙最速記録について見ていきます。
対象はオーデ限定
まず前提として、最速記録の調査対象をオーデ出身に限定します。
これは、ニコプチからの進級組の場合、ニコラのデビューは当然ながら中2の春ということで、初表紙も中3以降になるからです。
また、オーデ出身といっても、そこは中1や中2で合格した場合、中1の間に初表紙になることは無理なので、必然的に小5&小6合格に限定されます。
一覧の見方
ということで、以下に示す「オーデ出身(小学生合格)の初表紙時期一覧」を見て下さい。
これは、応募時に小5&小6だったニコモオーデ合格者全員につき、それぞれが初表紙となった時期をまとめたものです。
表記は「学年/月号」。たとえば2012年の久間田琳加さん(中2/3月号)と鈴木美羽さん(中2/4月号)については、一見すると久間田さんの方が早そうですが、同じ学年なら4月号が最も早く、3月号が最も遅くなるため、鈴木さんのほうが約1年ほど先ということになります。
小学生合格者の初表紙
高嶋さんだけ
するとこの通り。中1の間に表紙になることができたケースが出現するまで書き出してみたわけですが、さかのぼること今から10年以上も昔。
2011年のオーデに小6で合格した高嶋芙佳さん(表中の赤枠)を最後に、中1で表紙デビューを果たしたニコモは、その後だれ一人として出ていないのです。
中2になって即表紙
では、高嶋さんの次に早いのは誰かというと、去年ミスセブンティーンに合格した広瀬まのかちゃんに、ポップ行きの鈴木さん。
さらには、初代ニコラ生徒会長の川床明日香さんに、前の前の生徒会長若林真帆ちゃんということで、表中に緑枠で囲った通り、4人もいたりします。
それにしても、なぜ「中2の4月号」に4人もが固まっているのでしょうか。この意味するところは?
中1は不可
一発でミスSTに受かったまのかちゃんのような実力者や、鈴木さんに川床さん、真帆ちゃんといった歴代生徒会3人について、とにかく、中1の間は表紙にせず、中2になったとたん、それを待っていたかのように初表紙を解禁する。
そこには、中1は一人前と認めず”見習い”扱い。
編集部による意地でも中1のうちに初表紙にさせないという強い意思が見て取れます。
10年以上ゼロ
実際、高嶋さんが中1(2012年7月号)のときに表紙になって以来、現在まで実に10年以上も中1による表紙は誕生していません。
ということで、ことほどさように中1が表紙になることは難しい。
というかむしろ、編集部の方針として中1は表紙にしないと解釈すべきかもしれません。
沙音ちゃんの保険
ただし、さすがにニコラ大好きでニコ読歴も長かった沙音ちゃん。
そこらへんはしっかり承知していて、最初に引用した目標も、実はまだ続きがあったりします。
「中1、または13歳の間に表紙」となっていて、ちゃっかり”13歳”と保険を掛けているのです。
そうなると全く話は別。上の一覧にあげた過去の先輩方についても、それぞれの誕生日にもよりますが、少なくともまのかちゃんたち4人の場合、表紙になったときに13歳であることは確実です。
表紙予想に続く
この点、沙音ちゃんの誕生日は9月22日です。
であるなら、2023年9月1日発売のニコラ10月号までに沙音ちゃんが表紙デビューできれば、無事に目標クリアというわけで、これなら十分に実現可能性は高そうです。
ということで、以上みてきた沙音ちゃんのケースも参考に、3月号表紙予想の本編に続きます。