◆合格確実の法則
来月1日、おそらくミスセブンティーン2020のファイナリストが発表されるはずです。
そこで今日は、久しぶりにニコラの話が一切出てこないテーマ。
ミスST最終候補にニコプチ卒業生が残った場合、かなり高い確率でそのまま最終合格を果たすという法則の存在を証明してみます。
◆ただし書き
証明に入る前に、まずは前提条件から確認しておきます。実はこの法則には、2つの重大な「ただし書き」が付け加わることになります。
第1に、単に「プチの卒業生が」ではなく、「その年にプチを卒業した」ことが条件。つまり、4月にニコプチを卒業した後、直後にあるその年のミスセブンティーンに応募することがポイントです。
そして第2に、「ファイナリストに残ること」が絶対条件。たとえミスSTに応募していてたとしも、書類や2次審査、3次審査で落ちている場合、その事実を知りようがないわけで、法則の対象になりません。
ということで、以上の前提条件を頭に入れた上で、ここから法則の実例を見ていきます。
◆ミスST2019のケース
たとえば去年の場合。2019年の4月にプチを卒業した瀬戸琴楓ちゃんと田中杏奈ちゃんの2人がファイナリストに残りました。
その後、読者によるWEB投票を含む最終選考を経て、みごと2人そろって合格となったのは、ご存じの通りです。
まさに、「その年の卒業生が、その年のミスSTのファイナリストに残る」ということで、前提となる2要件を含む法則の成立条件を完全に満たしていたわけです。
◆ミスST2010のケース
さらに他のケースも見ていきます。ちょっと古くなりますが、それは2010年のこと。
ミスST2010のファイナリストには、ニコプチ出身として三吉彩花さんと西野実見さんが残りました。
2人は「その年のニコプチ卒業生」であり、これまた法則の成立条件にピッタリ合致。
その後はといえばもちろん、2人そろってみごと最終合格を果たすことになります。
◆ミスST2013のケース
ここまで見ると、法則の該当者だった4人のうち、最終合格者も4人。なんと合格率は100%となっているのです。
とはいえ、さすがにそこまで上手くはいきません。法則に当てはまっても、結果的に最終審査で落選となるケースだって当然存在します、
それは2013年のこと。ミスST2013には、その年のニコプチ卒業生として、田代ひかりさんが参戦。無事、ファイナリストに残ります。
ところが田代さんは、最終審査でまさかの落選となってしまったのです。
ちなみに、田代さんはこれであきらめず、翌年のミスSTにも挑戦。再びファイナリストに残りますが、これまた再び最終で落選となっています。
◆合格率80%
ということで、「その年のニコプチ卒業生」が「その年のミスST」に応募し、「最終候補に残る」という条件を満たしての応募は、現在のところ杏奈ちゃん、こっちゃん、三吉さん、西野さん、そして田代さんの5人だけ。
その結果はといえば4勝1敗で最終合格率は80%。冒頭で「確実に合格」ではなく「かなり高い確率で合格」としているのはこのためです。
◆ニコプチ出身全体でみると?
では、「プチを卒業した年に挑戦」という条件を外し、単に「ニコプチ出身」という括りでみると、合格率はどう変化するでしょうか。
以下、プチ卒業からしばらく間を空けてミスSTに挑戦したケースの勝率を見ていきます。
◆非直通コース
こちらのケースに当てはまるのが、2008年にニコプチを卒業し、1年の間を空け、翌年のミスST2009でファイナリストとなった小松菜奈さん。
2010年にニコプチを卒業し、2年の間を空けて、ミスST2012でファイナリストとなった石井杏奈さん。
そして、2013年にニコプチ卒業し、3年の空白期間を経て、ミスST2016でファイナリストとなった南乃彩希さんの3人となります。
うち、小松さんと石井さんは落選。南乃さんのみ最終合格を果たしますしたが、それでもこちらの空白組(非直通コース)の合格率は33%にとどまります。
◆参考:ニコプチ出身のミスST勝敗
◆参考:直通組vs空白組