三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

夏休み最終企画!秋田汐梨ちゃん部長説

秋田部長説

f:id:GYOPI:20170530034035p:plain:right現時点において、ニコ読の間では「来年のニコラ部長は川床明日香ちゃんで決まり!」といった声が大半を占めています。

実際、うちの人気投票ニコモ総選挙2017で、現部長香音ちゃんや、同学年最大のライバル秋田汐梨ちゃんたちを抜いて、トップを突っ走る明日香ちゃんの人気はホンモノであり、次期部長就任の可能性もかなり高いことは確かです。

でもあえて、ここで三月の転校生が提唱するのが秋田部長説。夏休み最終企画として、なぜ汐梨ちゃんが明日香ちゃんを逆転できるのか。その可能性・根拠を示してみます。

2つの人気投票

以下の人気投票の結果を見てください。これは、現在うちが主催するニコモ人気投票の途中経過あり、それぞれ上が「ニコモ総選挙2017」、下が「中3ニコモ人気投票」となっています。

実施時期は、共に今年の8月で、1人1票制。投票の際、好きなモデルを1人だけ選択してもらう形式も共通です。

なお、集票の状況を比較するため、最新の票数ではなく、ともに総投票数が800に達した瞬間の数字を用いていますので、今の票数とは若干違ってることをご承知おきください。

ニコモ総選挙2017

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中3モ人気投票

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なぜ違う結果に?

ここで、それぞれのトップが違う点に注目。総選挙では、1位が明日香ちゃんなのに対し、中3モ投票では、1位が汐梨ちゃんになっているのです。

そもそも、ほぼ同時期にスタートした投票。同じサイトを使い、投票形式も全く一緒です。また、同じようにうちの日記で投票を呼びかけたため、投票した層もほぼ一緒と考えられます。

なのに、どうしてこんな風にトップの逆転現象が起こったのでしょうか? この謎を解くことが、来年のニコラ部長を予想する上での重大なカギとなりそうです。

客観的な理由

なぜ違う結果になったのか。客観的な要因をいえば、それは、投票対象が異なるからに他なりません。総選挙が全ニコモ21人を対象としたものであるのに対し、中3モ投票はその名の通り、21人の中から中3モ7人だけを抽出し対象としています。

つまり、全21人を対象としている投票であれば、そこには"自分のイチ推し"が必ず含まれているわけで、投票の際は、当然、そのコに1票を投じることになります。

対して、対象を中3モに限定した場合、その中に自分のイチ推しが必ず含まれているとは限りません。21人のうちの7人ですので、むしろ含まれない人の方が多いかもしれません。

中3モ以外に1推しがいる人

1番好きなニコモとして、カノンカヤの名前をあげるニコ読さんもいれば、白井杏奈ちゃんが好きな人もいるし、うちの日記を読んでいる人には、特に黒坂莉那ちゃん推しの人も多かったりします。

では、そういった「中3モ以外に1推しがいる人」は、中3モ限定投票に臨む際、どう行動するのでしょうか。そもそもが、たいして真剣な選挙ではありませんので、わざわざ棄権などするわけなく、気軽に参加します。

で、イチ推しがいなくても、2推し、3推し・・・。要は、とりあえず中3の中で自分が1番好きなコに投票するわけです。

来年の部長予想へ

ということで、この投票に臨む姿勢、用意された選択肢の違いこそが、総選挙の1位が明日香ちゃん、中3モ投票では1位が汐梨ちゃんと、それぞれ違う結果をもたらした最大の理由と考えられます。

続いては、せっかく見つけたこの貴重な結果を、来年のニコラ部長予想につき、やや強引ではありますが紐づけてみます。

もちろん、両方の投票の結果からみても、現時点においては明日香ちゃん&汐梨ちゃんの一騎打ち。二者択一となります。

全体トップvs学年トップ

まずは、明日香ちゃんについて。総選挙=全員投票のトップですので、文句ナシ現役ニコモナンバーワンの人気であることは間違いありません。

だったら、もはや部長確定なのか。1番人気イコール即部長といえるのか。ところが、コトはそう単純には運ばないのです。以下詳述。

一方の汐梨ちゃんはどうでしょう。7人限定の中3モ投票の方で、堂々のトップですので、中3モの中に限って1番人気ということが分かります。

なぜ、全体で1番人気の明日香ちゃんを、中3限定だと汐梨ちゃんが上回るという逆転現象が起こった客観的な要因は、簡単に説明しましたが、これをより深く掘り下げ、逆転現象の意味を考えます。

逆転現象の理由

すでに、「全体投票と違い、中3モ投票においては、自分の1推しが選択肢にない場合が多い。であれば、消極的にとりあえず中3の中で自分が1番好きなコに投票する」と書きました。

対象を中3に限定した投票の勝者は、よく言えば、高1モ推しや、中2モ推しからも投票してもらえる、ニコ読の誰からも好かれるコ。悪く言えば消極的選択による八方美人系。

とにかく汐梨ちゃんは、自身の支持層からはもちろん、支持層以外からも、総じて広く全体から集票できているからこそ、本来の1番人気である明日香ちゃんを上回ることができたのです。

具体的に検証

さらに話を進めて、ちょっと具体的にデータで検証してみます。前提として、総選挙で明日香ちゃんに入れた人は中3モ投票でも明日香ちゃんに、同様に汐梨ちゃんに入れた人は汐梨ちゃんに、それぞれ100%入れたと仮定します。

加えて、中3モ投票の対象となっている涼凪ちゃんや宮原響ちゃんたち同学年5人についても、両方の投票につき、それぞれのファンが同じ投票行動を取ったと仮定します。

すると、総選挙で中3モ7人が獲得した票の合計が、391票ということで、これを総投票数800から引いた409票が、中3モ投票における浮動票、つまりは、中3モの中に1推しがいない人の票となります。

で、この409票を、中3モで奪い合った結果がこちらのグラフ。下のピンク色の部分が、いわゆる「基礎票(総選挙の得票)」であり、緑色の部分が、409票の行き先である「上積み分(浮動票)」です。

基礎票+上積み分=中3モ投票

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中3モ投票

明日香ちゃんは基礎票128に、上積み分が84で合計212票。対して汐梨ちゃんは基礎票118に、上積み分がキッカリ100で合計218。

こうして、総選挙では上回っていた明日香ちゃんを、中3モ限定投票では汐梨ちゃんが上回るという大逆転が起こったわけです。

そもそも、相当数の上積みしない限り逆転は不可能なわけで、こうして改めてグラフにしてみると、実に明快。汐梨ちゃんの上積分が、圧倒的に多いことが分かると思います。

川床vs秋田

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最も部長に必要な要素

まさしくこの点が、ニコモをまとめ、引っ張っていく役割である部長に最も必要とされる要素。ニコ読の多くから支持され、かつ、誰からも嫌われないタイプといったところ。

これを、ピチレモンの全盛期。まなゆう時代に例えると、圧倒的人気ナンバーワンながら敵(アンチ)も多かった"エース"志田友美ちゃんと、人気は2位ながら誰からも好かれる"ピチモのリーダー&まとめ役"江野沢愛美ちゃんの関係性に似ています。

「1推しからの強い支持」vs「全体からの広い支持」といった観点のみから比較すると、(もちろん敵は多くないしリーダー適性も高いですが)明日香ちゃんを友美ちゃんに、汐梨ちゃんを愛美ちゃんに例えると、意外と分かりやすいかもしれません。

まとめ

全モ21人を対象とした一斉投票であれば、明日香ちゃんが圧倒的に強いのに、中3モに限定すると汐梨ちゃんが僅かな差さながらも逆転できる。

ここに、次期部長を占うカギが隠されていると考え、その1点を根拠に、今回、大半のニコ読が口をそろえる「明日香ちゃん部長説」に異を唱え、思い切って汐梨ちゃんが部長になると結論を出してみました。

とはいえ、まだまだ正式発表まで半年以上残されているわけで、今後、状況もいろいろ変化してくるかもしれません。

それでも、アスシオの二者択一という情勢はおそらくは変わらないはずで、とにかく今後の2人の本誌での扱われ方の差異、ソロ表紙の有無、ユニットの呼称・変化、新連載、さらには読者の支持の動向などなど、よりいっそう注目されます。