◆初表紙はある?
果たして、次のニコラ3月号で若林真帆ちゃんの初表紙はあるのでしょうか?
前回分&前々回分と2回にわたり、それぞれ「最速表紙」「最年少表紙」の2点から、過去の表紙の傾向をみてきたわけですが、いよいよ今日は結論編。
うちのアンケート結果が示すとおり、現時点でニコ読の最も多くが期待する、真帆ちゃん初表紙の可能性を考えます。
◆ニコモ歴から検証
まずは、真帆ちゃんのニコモ歴の長さから検証します。一般的に表紙になるために必要とされる経験(最低期間)を満たしているのでしょうか。
ここで改めて、第1回で使った現役モ初表紙最速ランキングを見てください。今回の一覧は、真帆ちゃん自身がオーディション出身であるため、ランキング対象もオーデ出身モ限定とし、かつ、それぞれが合格(デビュー)した学年&月号も入っています。
◆表紙最速ランキング
◆初表紙待機組(オーデ20期)
◆基準は20ヶ月
前々回で書いたとおり、圧倒的な速さで目を引くのが秋田汐梨ちゃんの11ヶ月。2位以下7位までが数ヶ月差で拮抗するのに対し、1位の汐梨ちゃんと、2位の川床明日香ちゃんとの差は7ヶ月もあり、いかに優秀な成績か分かるというもの。
たしかに、「将来性が買われての小6合格組は、大切に育てられるため、必然、初表紙までの期間は長くなる傾向にある」とされますが、それを加味しても、汐梨ちゃんと同じ中1合格として、同期&同学年の泉口美愛ちゃんや、1期先輩&1コ上の中野あいみさん、1期先輩で現イメモの青島妃菜さんらは、そろって20ヶ月前後かかっているわけで、やっぱり汐梨ちゃんの速さは際立つわけです。
とにかく、そんな異例の出世スピードを誇る汐梨ちゃんを除くと、初表紙までの期間は、明日香ちゃんの19ヶ月から、青島さんの25ヶ月まで、20ヶ月前後に集中していることが見えてきます。
◆ニコモ歴からは保留
で、真帆ちゃんです。小6合格の真帆ちゃんのニコモ歴は、まさに3月号で18ヶ月を迎えるところ。
ですので、基準とされる20ヶ月に、ほんのちょっとだけ足りない気もしますが、かといって、それほど無理筋でもないという微妙なライン。
ということで、ニコモ歴の面からはとりあえず保留として、続いては学年の面から検証します。
◆学年から検証
ニコラにおいて中1で表紙になる例はごくわずか。過去10年でみると、実質、高嶋芙佳さんと、池田エライザさんの2例しかないように、原則表紙は中2になるまで待たされるというのが前回の結論です。
では、真帆ちゃんの場合はどうなのか。幸い、現中1といっても、次の3月号が最後の中1。次の次である4月号からは、表記上新中2となるわけで、ギリギリセーフといえないこともありません。
とはいえ、ここで大きな問題となってくるのが、最近のニコラのブームである4月号で初表紙になるパターンの存在です。
◆2年おき4月号初表紙パターン
ここで、以下に示す4月号で初表紙となる例を見てください。「なんだ、鈴木美羽前部長と明日香ちゃんのたった2例だけか」と、あなどるなかれ。
2012年オーデ合格の鈴木さん、2014年オーデ合格の明日香ちゃんともに、「小6合格⇒新中2(4月号)初表紙⇒部長」コースとなっているのです。
もちろん、明日香ちゃんの部長は、現時点では「仮」ですが、おそらくは部長になるというのがうちの想定であり、多くのニコ読の見通し。
加えて、真帆ちゃんの再来年の部長就任は、現時点ですでに確実。すると、どうなるか。真帆ちゃんは2016年オーデ合格ですので、まさに「2年おき」の法則が、キレイに成立することになります。
つまり、2012年(鈴木)、2014年(川床)、2016年(若林)と、「2年毎⇒小6合格⇒新中2(4月号)初表紙⇒部長就任⇒ラテイメモ」コースが、完璧につながることになるのです。
◆小6合格⇒新中2初表紙
◆4月号こそ本命?
このパターンは、なにより直近のデータであり、最新のトレンド。編集部の意図が多分に含まれているところであり、かなり信憑性は高いといえそう。
でも、となると真帆ちゃんの表紙は、3月号ではなく、むしろ新中2となる4月号こそが本命となってくるのかもしれません。
そんなわけで、高嶋さん以来、実に6年ぶりとなる中1モによる表紙として、最後のチャンスである3月号表紙については、これまたちょっと微妙な展開になってきてしまいました。
◆まとめ
以上まとめると、将来のエース候補としての真帆ちゃんの3月号表紙は、「ニコモ歴」からも「学年」からも、実現性は五分五分といったところ。
あとは、"企画の力"頼みということで、前回&前々回から何度もキーワードとして取り上げてきた、3月号予告ページにある「表紙モ3人 努力してかわいい顔」の趣旨次第。
いかにも初表紙を暗示するようなこの言葉。果たして真帆ちゃんは、3月号という中1として最後の号で無事に初表紙となり、やがて高嶋さんのような大エースへと成長する重大な分岐点となるのか。
それとも、「2年おきの法則」が今回も発動され、次の次である4月号で晴れて表紙デビュー。将来の部長コースが確約されるのか。
もしくは、7月号のハワイロケまで、初表紙はお預けとなるのか。いずれにせよ、真帆ちゃんの表紙が近いということだけは間違いなさそうです。