三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

ピチモ事務所勢力図2014

ピチモの事務所

現役ピチレモン専属モデルの所属事務所ランキングです。4月の高2ピチモ卒業と、先月&今月のオーデ&非オーデ新加入によって、最新の各事務所の勢力は、どう変化したのでしょうか。

いつものように、イラストによる勢力図を作成した上で、各事務所ごとに増減、ピチレにおける位置づけ、将来の展望などをまとめます。

ピチモ事務所勢力2014

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オスカー      5
テンカラット    4
スターダスト    3
東宝        2
ヴィジョン     2
アミューズ     2
ボックス      2
エヴァ―グリーン  1
ホリプロ      1
タンバリン     1
ベリーベリー    1
イデア       1
アップフロント   1
エイベックス    1
NEWS        1
LDH         1
ABP         1


12年ぶりの政権交代

2002年、ピチレの独占提携モデル事務所であるタンバリンアーティスツが設立されると、以後、オーディションを一般応募で通った新ピチモは、同事務所への所属が義務付けられるようになりました。

すると、当時は年に2度、前期&後期と行われていたオーディションにより、毎年10人前後がタンバリンに所属していくわけで、あっという間に、ピチレの最大勢力に成長します。

以来、2013年まで、なんと12年の長きにわたり、一貫してピチレの最大勢力を誇ってきたわけですが、今年の小林玲ちゃん世代の卒業によって、ついにトップ事務所を陥落。一気に最小勢力となる1人事務所にまで落ちぶれてしまいました。

ということで、12年ぶりの政権交代が行われた記念すべき2014年のピチレの事務所勢力図。さてさて、タンバリンに代わり、新たに最大勢力となった事務所はどこでしょうか? さっそく、上位事務所を見ていきましょう。

最大勢力(5):オスカー

2012年のオーディションで、一般応募の石田美月ちゃん&山崎紗彩ちゃんを、翌2013年のオーディションでも、同じく一般から鶴嶋乃愛ちゃん&日達舞ちゃんを、それぞれ引き受けたオスカー。2年連続で、2人ずつ増やしたことで、去年は第2勢力まで伸ばしたところ、今年は、非オーデで井頭愛海ちゃんを加入させ、ついに単独トップの座に就くことになりました。

ただし、人数的には最大となっても、質的な面でみると、ちょっと弱いのも事実。実際、5人も擁しながら、表紙経験はゼロ。もちろん、世代的に若いメンバーが多いこともありますが、それでも、小6合格にして、ピチモ歴1年で水着特集に参加した期待の美月ちゃんが、若干伸び悩み中。代わって、最近は毎月登場がある舞ちゃんが、オスカーのトップになりつつありますが、それでもまだまだ表紙には遠い印象も。

すると、ちょっと意外なところではありますが、案外、新加入ながらX21の選抜常連で実績抜群の愛海ちゃんあたりが、一気に表紙を持っていくかもしれません。

ということで、今後のオスカーは、表紙を出せるか、もっと進めてエース候補を出せるかが、1つの大きなポイントとなりそうです。

第2勢力(4):テンカラット

2011年のオーディションで、一般応募の中山咲月ちゃんを引き受けて以来、2012年は非オーデで森高愛ちゃんを、2013年も同じく非オーデで志田彩良ちゃんを加入さてたテンカラット。今年は、再びオーデ一般から黒川心ちゃんを引き受けてきました。

こうしてみると、オーデ・非オーデ問わず、毎年着実に1人ずつピチモを増やしつづけ、気が付けばピチレの第2勢力事務所まで上り詰めてきたところ。

事務所のエースでもある愛ちゃんは、トップピチモとして活躍してますが、高2でもあり、間もなく卒業となるはずで、あとはその後継。ようやく今月、なんとか咲月ちゃんが初表紙となったものの、こちらも高1。

ということで、今後もメーン事務所の地位を維持するためには、オスカー同様、中学世代からエース候補が出せるかが勝負となるわけで、その点、なんといっても、期待の小6合格にして今期唯一の一般応募と読者の心象も抜群、心ちゃんの成長次第といえそうです。

第3勢力(3):スターダスト

現エース関根莉子ちゃんを擁するスターダスト。去年のオーデでは一般応募の三田美吹ちゃんを引き受けると、今年は一転、非オーデで山本花織ちゃんを押し込んで、順調に勢力を伸ばしてきています。

とはいえ、こちらも上位2事務所と同様、後継者が不在。表紙回数18回という現役トップの莉子ちゃんと比べ、花織ちゃんも美吹ちゃんも今のところゼロで、あまりにも格が違う感じ。両者、初表紙までは、しばらくかかりそうなのが現状といえます。

第4勢力(各2):東宝、ヴィジョン、アミューズ、ボックス

第4勢力となる2人事務所は、上白石萌歌ちゃん&小川涼ちゃんの東宝田尻あやめちゃん&平塚日菜ちゃんのヴィジョン、五十嵐ありさちゃん&杉本愛莉鈴ちゃんのアミューズ、そして吉村花音ちゃん&楠山真緒ちゃんのボックスの4つ。

中でも東宝は、独自路線を歩む感じ。表紙にもあまりこだわらず、「すイエんサー」にも「水着特集」にも参加させない方針。そもそも、6ともに正統派の女優志望ということもあり、ピチレは1つの手段・勉強の場といったところでしょうか。

一方、これから勢力を伸ばしてきそうなのが、アミューズ。なにより、今年のニコプチ卒業組トップの愛莉鈴ちゃんちゃんを、あえて"オーデ"で加入させてきた点、事務所としてもやる気が感じられます。今後は、ピチモ適齢期のタレントを複数抱える現役「さくら学院」からの非オーデも、十分ありそうな気がします。

最小勢力(各1):10事務所

ピチモが1人だけの事務所は、加藤由梨愛ちゃんのエヴァ―グリーン、優希美青ちゃんのホリプロ野々宮優ちゃんのタンバリン、荒川ちかちゃんのベリーベリー、岡田結実ちゃんのイデア佐々木莉佳子ちゃんのアップフロント大原優乃ちゃんのエイベックス福原遥ちゃんのNEWS、山口乃々華ちゃんのLDH長崎すみれちゃんのABPの10コ。

まずは、優ちゃんのタンバリン。冒頭に書いたように、去年まで12年連続の最大勢力事務所から、一気に転落。ついに、たった1人だけになってしまいました。かつ、優ちゃんが加入した11年のオーデ以来、3年にわたり同事務所からの加入はゼロ。優ちゃんの卒業と同時に、ピチレとのつながりも消えそうです。

同様に、LDHも風前の灯火。前エースでもあり、依然とて読者人気は現役トップクラスを誇るののちゃんの貢献からいっても、ピチレとして、去年のニコプチ卒業生金泉杏美ちゃん獲得は、至上命題、というか絶好のチャンスだったところ、みすみす逃してしまいました。となると、タンバリン同様、ののちゃんの卒業をもって、同事務所とのつながりも、なくなる可能性が高そうです。

NEWS上昇、ハロプロ枠復活

一方、エースはるんちゃんを擁するNEWSは、上昇傾向。人数的には依然1人のままではありますが、そこは、業界新鋭の子役事務所として、毎月のように、ピチレに「新人募集」の広告も出していますし、「天てれ」にも進出しているよう。なにより、はるんちゃんの貢献度からいっても、そろそろ同事務所2人目となるピチモが、非オーデで入ってきてもいいころではないでしょうか。

また、アップフロントは、2007年のBerryz工房菅谷梨沙子ちゃん以来、実に7年ぶりのピチモ枠復活。梨沙子ちゃんの場合、非オーデで、同年3月に加入後、そのまま7月に卒業という、ピチモ史上最短となる驚異の"5ヵ月お試し"だったわけですが、今回の莉佳子ちゃんは、オーデ経由ということもあり、さすがにそんなことはなさそうです。

あとは、エイベックス。2008年加入の江野沢愛美ちゃんは、正真正銘エースとして活躍し、表紙回数24回。2010年加入の重本ことりちゃんも表紙3回。優乃ちゃんも、「表紙バトル」という、若干"裏技"ではありますが、なんとか表紙を経験。こうして、「エイベックス=表紙100%の法則」は保たれました。

まとめ

以上、最新のピチモの事務所の勢力について、詳しく解説してきたわけですが、どうだったでしょうか。とにかく、ちょっと古くからのピチ読さんになら、「タンバリン陥落」というのが、どれだけすごいことか、どれだけ驚きか、わかってもらえると思います。

他方、そんなタンバリンに代わって台頭してきたオスカーも、テンカラットも、最大勢力としては、今一つ決め手に欠ける状態なのも事実です。まさに、ピチレ28年の伝統の中で、今が最も混沌とした状態であり、同時に、大きな変化の時。

ということで、今後、どこの事務所がタンバリンに代わり、新たに「ピチレ提携」の地位を獲得するのか。それとも、特定の提携は作らず、このまま各事務所均衡の状態でいくのか。今年から来年にかけての、ピチレにおける事務所勢力の変化に注目です。