■学年別データ
2015年4月1日現在のピチレモン専属モデルの学年別データです。学年構成の他、学年別のオーデ非オーデ状況&表紙回数状況についてもまとめてみました。
さらに、そこから見えてくる「ピチモ次期エース」についても、考えてみます。
■中3&高1メーン
新年度のピチモは、圧倒的に中3&高1がメーン。それぞれ8人ずつ存在し、この2世代だけで、全現役ピチモの7割超を占めることになります。
一方、最も少ない世代は、居残り組の高2と、最年少組の中1、さらには中2世代で、こちらはそれぞれ2人ずつ。
ということで、今年度は、中3&高1が8人、中1&中2&高2が2人と、人数の面では、キレイに2グループに分かれています。
■オーデ・非オーデ構成
■オーデ優位
続いては、ピチモになった経緯、つまりは、オーデ・非オーデについてていきます。
上の円グラフが、ピチモ全体についてのオーデ・非オーデ構成比で、下の棒グラフは、学年別に見た構成比となっています。
ピチモ全体で見ると、円グラフの通り、オーデ出身が6割を占め、多数派を形成していることがわかります。
一方で、これをさらに細かく、学年別に見てみると、どうでしょうか。実は、意外な発見があります。
■高1は非オーデ
学年別のオーデ・非オーデの構成比からは、特に最多勢力力である中3&高1に関して、ハッキリとした傾向が見て取れます。
それが、「中3がオーデ重視」「高1が非オーデ重視」という点。上のグラフの通り、中3は赤が多数を占め、対する高1は水色が多数を占めています。
具体的な個人名でいうと、高1は優希美青ちゃんや、上白石萌歌ちゃん&小川涼ちゃんの「モカりょう」など、名前が挙がるのは、非オーデばかり。
■中3はオーデ出身組
一方の中3は、次世代エース候補として、杉本愛莉鈴ちゃん&岡田結実ちゃんの「ゆいまりりん」他、日達舞ちゃん三田美吹ちゃん、平塚日菜ちゃんの「2013年オーデ組」がメーンとなっています。
とまあ、こんな感じで、学年によって、オーデ・非オーデの偏りというか、特色が見らるわけですが、やっぱり「高1のオーデ組に表紙ゼロ」というのが、編集部にとっても読者にとっても、誤算だったのではないでしょうか。
■学年別通算表紙回数
■高2圧勝!
最後は、学年別に通算した表紙回数を見ていくわけですが、こちらはもう予想通り、グラフを見るまでもなく、高2世代の圧勝。
なんといっても、福原遥ちゃん&関根莉子ちゃんの「りこはる」は偉大。はるんちゃん23回、莉子ちゃん21回。2人合わせて、脅威の44回で、他世代の追随を許しません。
かろうじて、高1世代を代表して、次期エース候補の1番手であった美青ちゃんが、表紙7回とがんばっていますが、現在は休養中で、復帰が待たれるところ。
■次世代の代表
となると、中3世代を飛び越し、ひとりで4回と気を吐く鶴嶋乃愛ちゃんが浮上してくるのは、自然な流れ。
ということで、今年は、はるんちゃんの連続記録はもちろんですが、それ以上に、乃愛ちゃんがどこまで表紙回数を延ばしてくるか、どこまで読者人気が上がって、次期エース候補として広く認識されてくるかも注目です。
■まとめ
以上、ざっと新年度のピチモの学年構成について、いろいろな角度から見てきましたが、そこから浮かび上がった課題は、りこはる後のエースがまだ見えてきていない点。
正統な後継となるべき高1は、ピチレ外のお仕事も忙しい非オーデが中心だし、中3の表紙経験者はというと、ピチモ歴が1年にも満たない上、回数も現時点で、たった1回のみ。
となると、次期エースとしての期待は、一気に2世代の飛び超えとなりますが、現時点で4回表紙を経験している、オーデ出身の乃愛ちゃんしかいない気がします。