進級制度
ニコプチ卒業生が、そのままニコラの専属モデルに就任する、いわゆる「進級制度」が始まってから、今年で18年目を迎えます。
基本的に、今も《プチモのトップがやって来る》といった認識を持つ読者が多いかと思いますが、ホントのところはどうなのか。
今日は、今年のニコプチ卒業生で、歴代プチモ2位となる表紙回数を誇った川瀬翠子ちゃんが、ニコラ進級でなくセブンティーンに行ったという事実から、進級制度の変化について考えます。
一覧の見方
以下の「歴代ニコラ進級一覧」を見てください。これは、進級制度が発足した2008年の伊藤夏帆さんから、今年の橘侑里ちゃん&山本初華ちゃんまで過去18年分。
ニコプチからニコラに進級して来た、総勢28人をまとめたものです。
データは、左から順に「ニコプチ卒業年次」「なまえ」「当時の所属事務所」「同学年内における表紙回数の順位」となります。
歴代進級一覧

第一世代
進級第一世代は、2008年から2013年にかけての6年間となります。
この間の進級パターンとしては、見ての通りスターダストとエイベックスの所属者による交互進級。
表紙回数欄に着目すると、初代の伊藤さん(スタダ)は別にして、2代目の中島愛蘭さん(エイベ)は世代2番手。
3代目の七木奏音さん(スタダ)にいたっては、世代3番手となっているように、表紙回数や人気・実績ではなく、あくまで所属事務所が重視されていました。
スタダ&エイベが独占
とにかく、《スターダスト⇒エイベックス》の順番を守るため。
たとえ、世代ナンバーワンがいたとしても、スタダの年なら同事務所所属者の中から、エイベの年ならこれまた同事務所所属者の中から進級が選ばれることになっていたのです。
2010年のケースでいうと、世代ナンバーワンの三吉彩花さんは、アミューズ所属だったために進級できず、代わりに、ナンバースリーに過ぎない七木さんが、スタダという理由から進級を果たしたわけです。
第二世代
その後、1年間の冷却期間を挟んで、再び2015年より進級制度による採用が再開されることになりました。
そして、仕切り直しとなる進級第二世代のトップバッターとして、同学年のみならず、歴代全プチモの中でも表紙回数が圧倒的第1位の香音さんが進級します。
続く2016年には、これまた同学年で表紙1位の涼凪さんが進級したわけですが、注目すべきは所属事務所。
涼凪さんは、弱小のバイツ所属ということで、当時「ついにスタダでもエイベックスでもないコが進級してきた!」と、読者の間で話題となりました。
表紙回数絶対主義
ともかくこれで、進級第二世代のパターンとしては、《事務所に関係なく、表紙回数1位のコが自動的にニコラ行き》という法則が確立したことになります。
以後、黒坂莉那さん、高田凛さん、めあここ、るきゆな、はなたば、さらにはリコリリといったところが進級。
年度によって人数こそ異なりますが、全員が全員、それぞれの年度のトップモデルたちということで、まさに去年まで表紙回数が多い順に進級するというパターンが続いていたのです。
第三世代
ところが今年、表紙回数第1位の翠子ちゃんが進級しなかった。
で、代わりにやってきたのは、2位の外山凛夏ちゃんでも、3位の神田桃杏ちゃんでもなく、最下位の侑里ちゃん&初華ちゃんだった。
これは、確実にパターンが変わったといえ、いよいよ進級が第三世代に突入したと考えられます。
自由に選択
そんな第三世代のパターンは、ズバリプチ時代の表紙回数や実績に囚われず、ニコラ編集部で実施する進級面接&カメラテストのみで合否を決めるということです。
これまで、表紙回数が多いコから自動的に進級が決まっていたため、読者の方でも誰が進級するか、ほぼ事前に分かっていて、注目度が低くなっていた。
裏を返せば、プチモたちも当然ながら自分たち同学年の中から誰が進級するか薄々分かっていて、モデルとしてのモチベーションの低下につながっていました。
戦国時代へ
そこを今年、いよいよ馬場編集長が大改革を断行し、表紙回数ダントツ1位の翠子ちゃんではなく、最下位コンビを採用。
誰にでも進級のチャンスがあることを証明したため、いよいよプチモ同士、ニコラ進級をめぐる戦国時代に突入しました。
果たして来年、末永ひなたちゃんは無事進級できるのか。それとも今年のように大番狂わせが起こるのか。
2026年、誰がニコラに進級することになるのかは、今まで以上に注目が集まることになりそうです。