三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

【進級発表】史上初! 橘侑里ちゃん&山本初華ちゃんの表紙最下位コンビ

二人進級

ニコラ5月号にて、今月プチモを卒業する橘侑里ちゃん&山本初華ちゃんのニコラ進級が発表されました。

そこで早速、進級制度がスタートした2008年分から、年度ごとに全ての進級組をまとめてある、うちのサイトの「歴代ニコラ進級リスト」を、最新版に更新しました。




予想回顧

そもそも、今年の進級対象である新中2プチモは、全部で《6人》しかいないという、近年まれに見る小所帯世代。

うちのサイトの進級予想では以下の通り、川瀬翠子ちゃん、新井葵來ちゃん、外山凛夏ちゃん、神田桃杏ちゃんの《4人》を候補としました。

ところが結果は、侑里ちゃん&初華ちゃんが進級決定ということで、まさに名前を出さなかった《2人》が進級するという、見事なまでの外しっぷり。



傾向が変わった?

とはいえ、うちの予想は過去のデータから半自動的に導き出しているものであり、事実、これまで毎年のように的中させているのは、長く読んでいる人なら、ご存じの通りです。

なのに今回は一転、全く掠りもしなかったということで、これは間違いなく選考の基準が変わったということ。

そこで以下、今年から進級パターンがどう変わったのか、見ていきます。

リストの見方

次のリストは、2015年から2024年まで過去10年分、その年のプチモ卒業生に関するデータです。

それぞれの年の卒業生の中から、各年ともに《表紙回数上位3人》をピックアップ。

「表紙回数」とともに、ニコラ進級の合否を「◎=進級」「×=落選」で表しました。

表紙回数×進級の可否





表紙回数至上主義

ということでこの通り。過去の進級選考は、完全に表紙回数至上主義となっていることが分かります。

進級枠が《1人》の場合、2015年の香音さんから2016年の黒坂莉那さんまで、卒モの中で表紙回数が《1位》のコがニコラ行き。

ちなみに、いまや大活躍の生見愛瑠さんは2015年の卒モで、表紙は《2回》。おしくも世代3位となり、当時の進級枠は《1枠》だったため、ニコラ進級は出来ませんでした。

完璧に上位から進級

《2人》の場合も、めあここるきゆなといったように、《1位》と《2位》がニコラ行き。

もちろん《3人》の場合も、去年が崎浜梨瑚ちゃん&中瀬梨里ちゃん、葉山若奈ちゃんの《1位》《2位》《3位》。

おととしが、星乃あんなちゃん、星名ハルハちゃん、白水ひよりちゃんの《1位》《2位》《3位》だったように、パターンは全く同じです。

今年の場合

要は、進級を予想する際、とくに難しく考えず、とにかく表紙回数が多いコから順番に指名していけば、誰でも容易に的中できたというわけです。

ところが、今年はどうか。翠子ちゃんたち2025年の卒モの表紙データは、こんな感じとなります。

まだ、今月22日に発売となる最後の6月号の表紙が不明ではありますが、そこは去年同様に《卒モ全員表紙》であると仮定し、全員に1回を加算しています。


11世代の表紙回数



表紙1回で進級

さてどうでしょう。なんと、現時点で表紙ゼロである侑里ちゃん&初華ちゃんは、ともに《1回》想定ということで、史上初めて表紙回数最下位コンビによる進級となったのです。

また、歴代進級組の表紙回数の最低ラインは、上のリストにある通り、町田恵里那さんの《2回》ですので、侑里ちゃん&初華ちゃんは、こちらのワースト記録も更新。

こうして、表紙回数が世代最下位、かつ、わずか《1回》の実績しかないコが進級決定ということで、まさに異例ずくめの選考といえるのです。

予想不能

だったら的中できなくても仕方ない。おそらくは、多くの読者が翠子ちゃんたちの進級を予想していたのではないでしょうか。

ということで今週末には、あの林芽亜里ちゃんや永野芽郁さん、飯豊まりえさんらを超え、歴代プチモ史上《2位》の表紙回数となる翠子ちゃんの落選について考える企画。

「翠子ちゃんは落選? 辞退? それとも引退?」で、詳しく検証してみたいと思います。