◆体重公開企画2018
ニコラ2018年5月号では、年に1度の恒例行事「ニコモ身体測定」があり、全現役モの身長・体重をはじめとする、様々なデータが公開されました。
そこで今日は、さっそくそのデータを使って、現役モの中でいったい誰が最も細いのか。そして誰が最も太いのか。詳しく検証します。
もちろん、単なる体重の重い・軽いによる比較ではなく、身長を加味した上で、全モの身長別標準体重を算出。
それをグラフ化し、全員分の身長・体重を載せた分布図と合成することで、視覚的に各モの体型差をあぶり出してみます。
◆ルール説明
まずは、公開されたデータを基に、全現役モ22人分の身長・体重を一覧できる分布図を作成します。
具体的には、縦軸に「身長」、横軸に「体重」を取り、それぞれの位置するところに、青色の点(ひし形)を打っていきます。
たとえば、期待の新中3モ青井乃乃ちゃんの場合。身長161.5cm、体重42.1kgですので、こんな感じ。
◆分布図の完成系
あとは同様に、これを残る21人についてやっていき、最終的に全モ22人分の点が打ち終わったら完成です。
これが、22人分の点が入った完成形。分布帯としては、身長は155cmから170cmまで。体重は36キロから52キロまでとなっていることが分かります。
◆標準体重の求め方
続いては、身長別の標準体重を出しみてます。とりあえず難しい説明は省略して、エクセルの「近似曲線」によって、標準値を計算してもらいます。
すると、こんな風に自動的に標準値を示す直線が表示されますので、あとはこの標準値と、それぞれの点の位置する場所を比較するだけ。自身の身長に比べ、体重がニコモ標準より重い・軽いでランキングしていきます。
◆いよいよ検証
各自の点が、直線より上にあれば、ニコモ標準より重いコ。下に位置すれば軽いコというわけです。
なお、標準直線より下に離れれば離れるほど細いということになり、また、直線より上に行けば行くど太いということになるのは、いうまでもありません。
ということで、以下、個別に誰が最もニコモの中で太いのか、そして細いのか。具体的に検証していきます。
◆身長体重分布図完成版(平均帯入り)
◆1位は星奈ちゃん!
卒モ中野あいみさんから、最も名誉ある1番細い現役ニコモ2018の座を受け継いだのは、なんとなんと現役最年少にして、唯一の小学生モである組橋星奈ちゃん。
今月号の138ページ。楽しい撮影日記の編集部コメントに「セナのスタイルがハンパない」とある通り、身長166.5cmで体重は40.5kg。ニコモ標準よりマイナス6キロということで、分布図からも、平均グループ帯から飛びぬけて下に位置することが分かると思います。
しかも、こんな最強スタイルにして、まだまだ新小6というのだから将来性抜群。今後はファッションページでもバンバン活躍できそうな勢い。もう、その他の21人の中学生・高校生の先パイたちは何をしてるんだって話です。
◆新モが上位独占
ちなみに、この結果につき、「星名ちゃんはまだ子供だから」とか、「中3、高1にもなれば多少ふっくっらするもの」といった言い訳は通用しません。
なにより、中野さんは最後の測定である高1までずっと細いランキング1位の座を守ったし、その前の小山内花凜さんも同様に卒業まで圧倒的な細さナンバーワンでした。
ということで、星奈ちゃんの小学卒業まであと1年。この調子で行けば、うちで繰り返し指摘しているように、ニコラ史上2人目となる小学生表紙実現の可能性も、十分あるのではないでしょうか。
なお、標準マイナス4キロということで、星奈ちゃんに次ぐ"細さ"2位は、現役ニコモで最も小さく(155.7cm)、かつ体重も最も軽い(36.5kg)広瀬まのかちゃん。
オレンジ色の帯の中でも、軽いほうの下限ラインギリギリに位置する、まのかちゃんですが、合格時と比べると、早くも半年で身長が5cmもアップ。これからどんどん伸びていきそうで、ゆくゆくはトップの座も狙えそうです。
◆重いのだ~れ?
続いては、ニコラ本誌の企画タイトルにもなっている「体重おもいのだ~れだ?」編。もちろん、単に最も重いというのではなく、身長とのバランス込みで最も"太い"のは誰だったのでしょうか?
すると、分布図をひと目ただけで明らかなように、平均グループ帯から上に飛び出した点が3つ。
なかでも1番は、ちょっと意外ですが、現役唯一の50キロ台となったオルトン花菜ベティちゃん。身長が166.3cmと十分に高いので、ぱっと見た感じそれほど太いといった印象も受けませんが、ニコモ標準プラス6キロとなっています。
また、残り2つの点はというと、それぞれ標準プラス5.2キロの白井杏奈ちゃんが2位。そして、プラス4.5キロの泉口美愛ちゃんが3位。以上、この3人が現役3トップということになります。
◆アンケート比較して
そんなトップ3は、この場で投票の呼びかけはせず、ひっそりと実施したアンケート企画「ニコモはみんな細いけど、しいて太いといえば誰?」において、トップ4に入った3人と見事に一致。
投票数も1000票近く集まっての結果であり、さすがにニコ読さんたちは、ニコモのことをよく見てるなぁと感心させられます。
ただし、唯一トップ4に入りながら、実際は溝部ひかるちゃんだけ不正解。標準値マイナス1キロということで、ひかるちゃんに関しては、むしろニコモ平均より細いといえます。
◆まとめ
以上、最新2018年度の現役モ22人について、身長・体重の分布状況を見てきたわけですが、全体をまとめての印象は、分布が例年より中央に寄ってきていると感じました。
具体的には、これまで以上に、平均グループ帯の中にほとんどのコが収まっているということです。
例年だと、もっと上にも下にも、帯から飛び出す点が散見されたところですが、すでに書いてきたとおり、今回飛び出したのは軽いほうが1つに、重いほうが3つの計4つの点のみ。
ということで、最近のニコラは、極端に細いコや太いコが減ってきて、より高いレベルにおいて、バランスが重視されるようになっているといえそうです。