◆身長体重分布図
年に1度の恒例企画「ニコモ身長・体重分布図」の2020年版です。
現役モ22人を対象に、5月号の公式ファンブックで公表されたボディデータを用いて分布図を作成。
そこから、あくまでも"ニコモ内での相対評価"としての最も細いコ・太いコを発表していきます。
◆作成ルール
以下に示す台紙の上に、現役22人全員分の身長・体重を「◆印」で打っていきます。
タテ軸が体重。上に行けば行くほど重く、下に行けば行くほど軽くなります。
ヨコ軸は身長。右に行けば行くほど高く、左に行けば行くほど小さくなります。
◆台紙
◆具体例
具体的なやり方として、北川花音ちゃんの場合を例にとって説明します。
今回の公式ファンブックで公表された、花音ちゃんの身長は160.1㎝。体重は43.9kg。
そこで台紙の上の該当部分、ヨコ軸の身長(160.1)と、タテ軸の体重(43.9)の交差するところに「◆」を打つわけです。
◆花音ちゃんの印
◆全員分を入れて完成
あとは、同じ作業を残り21人のニコモ全員につきやっていって、合計22コの「◆」が入ったら分布図は完成。
とりあえず、できあがった身長体重分布図は、こんな感じになります。
◆身長体重分布図(仮)
◆ここから本題
さて、ここからが重要。ただ単に分布がわかっただけでは、たいして意味がありません。
そもそも今日の目的は、ニコモ標準で「太いコ」と「細いコ」の検出ですので、例によって分布図の中に、全体の平均値を表すライン(近似曲線)を引っ張ります。
エクセルの近似曲線の機能を使って標準ラインを入れた分布図はこうなります。
◆分布図(標準ライン入り)
◆ラインの上下で区分
これでだいぶハッキリとしてきました。標準ラインより上に「◆」があるコは、ニコモの中でやや太目。
逆に、ラインの下に「◆」があるコはニコモ平均より細いコというわけです。
この標準ラインが優れているのは、「170㎝なら48㎏が標準」「160㎝なら41㎏が標準」といったように、しっかり身長が加味されているところ。
あとは、誰が最も太いのか。そして、誰が最も細いのかのランキングを、標準と比較して算出するだけです。
◆ピンクの帯
当然ながら、この標準ラインから、より上に離れれば離れるほど太めといえ、一方、より下に離れていればいるほど細いコとなります。
とはいえ、さすがはナンバーワン中学生雑誌ニコラの専属モデルさんたちです。
分布図の中、薄いピンク色で塗った帯が、標準ラインからプラスマイナス3kgを表すわけですが、そこの範囲内にほぼ全員(17人)がすっぽり。
ということで以下、その範囲から外れたところにある、5つの「◆」についてチェックしていきます。
◆群れからはぐれた子羊たち
◆最も細いのはシズクちゃん!
まずは、最も細いコ部門から見ていきます。ラインより下にある、ピンクの帯から大きく外れた3つの「◆」がそれ。
分かりやすいように、それぞれを緑色の丸で囲んだ上で、名前を入れました。
ということで、やや僅差ではありますが、最も細いランキング第1位は、ニコモ標準からマイナス5.9kgの太田雫ちゃん(159.5cm×34.6kg)。雫ちゃんはなんと、最も背が小さい野崎奈菜ちゃん(151.7cm×34.7kg)より軽いのです。
2位は同5.2kgの吉岡優奈ちゃん(167.5cm×40.6kg)。そして3位が同4.4kgの近藤結良ちゃん(158.7cm×35.9kg)となりました。
まあ、このあたりはいずれも23期の新モちゃん。優奈ちゃんにいたっては最年少の小6ということもあり、まだまだ体重が増えてくるのはこれからかもしれません。
◆太いのは?
一方で、よりリアルなのが、やや太めランキング。こちらも僅差ではありますが、それでもピンクの帯から飛び出たのが2人。
中でも、ニコモ標準プラス4.0㎏の阿部ここはちゃん(163.5cm×47.4kg)が第1位。同3.9㎏の深尾あむちゃん(161.2cm×45.7kg)が第2位ということになりました。
とはいえ、プラス4kg程度なら全然許容範囲。だいたい、去年の1位白井杏奈ちゃんなんて、標準プラス9.1㎏(!)だったのですから。
この点、特にここはちゃんはニコラTVのおうち時間動画でも「休校期間中はダイエットをがんばった」と言っていますし、おそらくすぐに挽回してくるはずです。
◆平準化の傾向
ということで、今日はニコモ身長体重分布図2020を作成してみました。
去年の杏奈ちゃんや、中2から卒業までずっとずっと細い部門トップであり続けた中野あいみさん(標準マイナス7㎏)といった、特に目立って太い子、細いコはいなくなりました。
例年と異なり、ほとんどの「◆」がピンクの帯の中に収まっているように、今年の現役世代は体型の平準化がキーワードといえそうです。