三月の転校生

中学生雑誌ニコラに関する考察

【周年と年目】今年ニコラは創刊29周年を迎え同時に30年目に突入する

創刊年の数え方

2026年、ニコラは創刊29周年を迎えると同時に、いよいよ創刊30年目に突入することになります。

では、そもそも「周年」と「年目」とで、1年ズレるのはなぜなのか。また、違いはどこにあるのか。

今日は、雑誌の「創刊○○年」の数え方について、図と具体例を使って詳しく解説します。


ニコラ創刊の歴史を図解



周年とは?

周年というのは「点」を指し、文字通り「一まわって元の位置に戻る」ことを意味します。

具体的には、1997年5月31日創刊のニコラの場合、その1年後となる1998年5月31日に、1周ぐるっと回って元の位置に戻るため、その瞬間(点)に1周年を迎えます。

以下、1999年5月31日で2周年、2000年5月31日で3周年と続きます。

上の図解でいうと、黒い《●》の部分が該当し、それぞれが、ある瞬間を指していることが分かると思います。

年目とは?

一方、年目というのは「面」を指し、特定の1年間を意味します。

具体的には、1997年5月31日創刊のニコラの場合、創刊したその日である5月31日から、翌年1998年5月30日までの1年間が1年目。

以下、1998年5月31日から2年目が、1999年5月31日から3年目が、2000年5月31日からは4年目がスタートします。

上の図解でいうと、各色の《矢印》が該当し、それぞれ1年間ずつ区切られていることが分かると思います。

まとめ

以上まとめると、2026年の5月31日で、ニコラは創刊29周年を迎えることになり、同時に、その日から創刊30年目がスタートするわけです。

ただし、宣伝効果を強調するため、2026年1月1日からの新年を《29周年イヤー》といったり、《30年目に突入》といったりする場合もあり、これらも広い意味でとらえれば間違いとは言えません。

最後に、編集部による「年目」と「周年」の使い分けについて、ちょっと確認しておきます。


周年・年目の使い分け

まずは、去年のオーデの告知ページから。

1997年創刊、今年(2025年)で28周年をむかえるティーン世代の女の子のためのファッション誌


続いては、この前の編集長交代のプレスリリースがこちら。

2026年『ニコラ』は創刊30年目、『ニコプチ』は創刊20周年を迎えます


区切りのいい数字で

下段のプレスリリースに着目すると、本来、ニコプチが創刊で表記しているのだから、ニコラも創刊29周年とすべきところ、あえて別々にして《30年目》と書いている。

そこは、プチの《20周年》に対し、ニコラも《30年目》と区切りのいい数字で合わせてきたわけです。

ともかく編集部は、こうして「周年」と「年目」を正確に使い分けていることが分かります。