三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

ニコプチ専属モデルになる方法2017

プチモになるには?

ナンバーワン小学生雑誌ニコ☆プチの専属モデル卒業生からは、小松菜奈さん、永野芽郁さん、飯豊まりえさん、三吉彩花さんはじめ、たくさんの有名女優・モデルが誕生しています。

では、そんなプチモには、どうやったらなれるのでしょうか? なるためには、どんな方法があるのでしょうか。

今日は、プチモになるまでの道のりを、パターン別に詳しく解説します。


大きく変化!

前回の同シリーズ2016版を書いてから1年半。この間、プチモになるための方法は、かなり大きく変化しました。

今まであった方法が突然なくなった。新しくプチモになるためのコースが定着した。ここ数年、途絶えていた方法が復活した。

そこで、「1)これまで通り定番の方法」「2)復活した方法」「3)廃止された方法」と3つに分けて、それぞれ順番にみていきます。

専属モデルになる方法

本題に入る前に、まずは全体像から。一般的に、雑誌の専属モデルになる方法は、「公開オーディション」「事務所限定オーディション」「顔みせ」「編集部スカウト」の4つが中心となっています。

その中でも、特に重視されるのが最初の2つのオーデ。事務所に所属していない人は前者(公開オーデ)に、所属する人は後者(限定オーデ)に応募・合格し、専属モデルとなるというのが普通です。

基本、ピチレモン(休刊)も、ニコラも、セブンティーンも、この形を取っています。では、ニコプチはどうでしょうか。

ニコプチの場合



多種多様な方法

この点、ニコプチの専属モデルなる方法としては、他誌に無い、実に様々な道が用意されています。まずは上の図「プチモになる方法」を見てください。

ここでは、事務所に所属している人、所属していない人と2グループに大別した上で、それぞれが挑戦できる専属モデルへの道が、矢印で記されています。

具体的には、定番の公募オーデ、事務所オーデ、顔みせはもちろんのこと、これらに加え「キラチャレ枠」「プチコレ選出」「コーデ選手権スカウト」「スー読昇格」「シンデレラオーデ枠」と5つの道が用意されているのです。

ということで以下、定番の3つに加え、ニコプチ独自ルートである5つを加えた、合計8パターンについて、最初に書いた通り、継続中・復活・廃止の区分に従い、ちょっと掘り下げます。

1)これまで通りの定番

a)プチモオーデ
b)顔みせ
c)事務所オーデ
d)キラチャレ枠

プチモになるための最も一般的な方法が、年に1度実施されているプチモオーディションに合格すること。これは、事務所に入っている人も、入っていない人も、誰でも平等に利用できます。

毎年8月に発売される10月号にオーデ応募用紙が付いてきて、発売と同時に応募受付もスタート。2段階の審査をへて、10月中に最終合格者が決定。誌面では、年末に発売となる2018年2月号にて、合格者がお披露目されることになります。

顔みせと事務所オーデ

一方、顔みせ&事務所オーデは、その名の通り事務所に入っている人だけが利用できる制度となります。

前者は、所属する事務所による推薦の元、マネージャーと共に編集部に出向き、個別に面接を実施。これにより採用の可否が決まるというもの。

直近の具体例でいうと、まさに去年の中間朱音ちゃんとなりますが、その前となると、実に2013年採用の川鍋朱里ちゃんまでさかのぼらなくてはならないわけで、基本ニコプチでは顔みせ採用はめったにないと考えてもらってかまいません。

後者の事務所オーデは、事務所に入っている人だけを対象とした非公開の限定オーディション。こちらも、最近は実施されておらず、直近回が2014年に行われたもの。

ちょっと古参のプチ読さんなら、伊藤小春ちゃんや西川茉佑ちゃんをはじめとする、大挙5人の新モちゃんがまとまって一気に入ってきたのをご存知かと思いますが、まさにこれが事務所オーデによるものです。

キラチャレ枠

そして、ニコプチ独自の制度にして、最近では最もプチモに直結するとされているのがこのキラチャレ枠。

エイベックスの新人発掘オーデであるキラチャレに、ニコプチ編集部が協賛。モデル部門において、「ニコプチ賞」を出すことにより、その受賞者は発表された瞬間、プチモ加入が約束されるという制度です。

実質的な制度適用1号としてプチモになったのが、2009年のキラチャレにてニコプチ賞を受賞した黒崎レイナさん&船橋愛さん。以後は、毎年キッカリ1人ずつが受賞、プチモ加入しています。

ちなみに、2017年時点の現役プチモには、キラチャレ出身がなんと5人も存在します。通常なら、毎年1人ですので、最大でも3人のはずですが、なぜに5人も?

2014年は夏目璃乃ちゃんが、2015年は安村真奈ちゃんが、そして2016年は中村紗亜也ちゃんが加入して3人。

これに加え、真奈ちゃんがニコプチ賞を受賞(グランプリもW受賞)した2015年キラチャレのファイナリストにして、審査員特別賞を受賞した高田凛ちゃん&惜しくも賞を逃した前田優衣ちゃんの2人が、それぞれ今度はプチモオーディションによって加入したため、現役プチモのキラチャレ出身者が5人に増加することとなったわけです。

2)復活した方法

e)プチコレ選出

続いては、復活枠の話。2016年の採用がなく、ついに終わったか!?と思われていたプチモになる方法がプチコレ選出。

これは、春のニコプチ恒例のイベント「プチコレ」において、各ステージに出演した全ての読モを対象に、その中から選ばれた1名だけがプチモになれるという制度です。

2011年から始まり2015年まで、毎年1人(2012年のみ2人)がプチモに選ばれてきていたところ、2015年の殿内虹風ちゃんを最後に、2016年は突然に採用ナシ。

そして迎えた2017年。今回も採用は無いのか、はたまた復活か。その行方がどうなることかと心配されていましたが、編集部から事前に「プチコレがオーディション。プチモになれるチャンス!合格者は8月号で発表!!」との告知。めでたく採用枠復活となりました。

すでにプチコレは無事終了。あとは、告知にある通り、新モちゃん発表となる次号8月号を待つばかり。そんなわけで、誰がプチコレから選出され、新しく加入するのか、今から楽しみです。

3)休止中・廃止の方法

×スー読昇格
×コーデ選手権スカウト
×シンデレラ枠

最後は、現在休止中、もしくは廃止されたと考えられる方法です。具体的には、スー読昇格&コーデ選手権スカウト。そしておまけにシンデレラ枠。

スー読昇格とは、文字通りスー読の中から、特に高い人気があり、かつモデル適性もあると評価されたコが、そのままプチモに昇格できるという制度です。

しかし、残念ながら今も昔も、スー読はスー読。プチモはプチモ。その間の壁はあまりに高く、原則としてスー読は一生スー読のまま。プチモに昇格する可能性は、ほぼゼロとなっています。

では、どうやって昇格するのか。過去、実際に昇格した例があったのかというと、後にも先にもたった2例だけ。

まず1人目は、2013年のプチコレに、スー読としてステージに出演。すでに説明したプチコレ選出枠によりプチモに選ばれたのが関りおんちゃん。

一方、スー読の身でありながら、同時に2013年実施のプチモオーディションに応募して合格。みごと専属の座をつかんだのが丸山蘭奈ちゃんとなります。

この点、りおんちゃんの場合、現に昇格発表の際の誌面にて「スー読からプチモ誕生!」とあったように、ちょっと強引かもしれませんが昇格といば昇格といえなくもないところですが、蘭奈ちゃんのケースは明らかに別口。スー読としてではなく、個人として応募、合格したものです。

ということで、こうしてみると実質、スー読昇格という制度は、在って無いようなもの。そもそも最初から存在しなかったとみることもできそうです。

コーデ選手権スカウト

対して、過去、確実に存在したのが、コーデ選手権スカウト。これは、コーデ選手権参加者のうち、特に目立つコに対して、編集部から直接「プチモになりませんか?」と声が掛かるというものです。

基本、コーデ選手権の常連さんである読モのうち、優秀者はスー読になるのが一般的。当然、ここ数年のスー読も、そうやって選ばれています。

かつ、すでに書いたように、スー読はスー読であり、そこからプチモ昇格することは滅多にありません。

ところが、このコーデ選手権スカウトというのは、読モから、その上位となるスー読をすっ飛ばし、一気に最高位であるプチモになれるという、非常に珍しい制度なのです。

そんな編集部からのスカウトにより、ひと足とびで読モから専属の座をつかんだ代表例が、制度適用第1号となる赤塚莉名さんはじめ、2010年プチモ就任の五十嵐ありさちゃんや山下愛葵さん。さらには、2011年就任の杉本愛莉鈴ちゃんなどなど。

特に、ありさちゃんについては、コーデ選手権出場歴たった2回で、イキナリ昇格の話が来たということで、もちろん同コース最短記録となります。

とはいえ、2011年の愛莉鈴ちゃんを最後に、以後5年以上もコーデ選手権から直通でプチモ昇格した読モは誰もいないことから、もはやコーデ選手権コースも廃止されたとみてよさそうです。

シンデレラ枠

当初、ナルミヤシンデレラオーディションのグランプリ受賞者がプチモになることが定着していました。

具体的には、第1回グランプリの伊藤夏帆さんにはじまり、第3回からは浅野未来さん(準GP)、第5回からは田尻あやめちゃんの3人。

以後も、シンデレラオーデ出身者がプチモになるケースは多いですが、あくまでもそれは、田中杏奈ちゃんのように改めてプチモオーデを受けるなど、正規の方法によるもので、「シンデレラ合格=プチモ」の直通コースはこの3人だけ。

逆に言うと、グランプリを問答無用で受け入れるのは、あやめちゃんで打ち止めということになっています。

まとめ

以上、今も生きている制度はもちろんのこと、すでに終わった制度もふくめ、過去存在した全てのプチモになるためのコースを見てきましたが、どうだったでしょうか。

ニコプチは、明らかに他誌よりも専属への道が広く開かれているということが分かってってもらえたかと思います。

ということで、どうしてもプチモになりた場合、せっかく開かれている広い門戸をどうやって利用したらいいのでしょうか。

まずは地方予選へのエントリーがスタートしたキラチャレに応募する。もちろん、夏に始まるプチモオーデに応募する。それと並行して、ダメ元で現在応募受付中のナルミヤシンデレラオーデも挑戦する。今年は終わってしまったので、来年のプチコレに必ず応募する。

さすがに、いずれも超高倍率であり、なかなか上手くいくことは少ないカと思いますが、利用できるものは利用しつつ、最後までプチモになるという目標に向かって、ぜひがんばってみてください。