三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

前田優衣ちゃん&石田結耶ちゃんがプチモになるまで

ゆーコンビ

ニコ☆プチ2018年2月号の「仲よしコーデ相関図」特集において、前田優衣ちゃんと石田結耶ちゃんのユニット名が"ゆーコンビ"に決定。

お互い小4からの付き合いで、出会って早くも3年目。今では両者とも専属モデル(プチモ)なわけですが、ここまで来るのに抜きつ抜かれつ。出世競争がありました。

ということで、今日の三月の転校生では、優衣ちゃんと結耶ちゃんのニコプチにおける歩みについて振り返ってみます。

デビューは?

ニコプチの誌面デビューは、結耶ちゃんのほうが一足早く、2014年の6月号。小4で、第33回コーデ選手権に登場しました。

一方の優衣ちゃんのニコプチデビューは、同じ年10月号。第34回コーデ選手権となります。

以後も2人は、コーデ選手権に繰り返し入賞を果たし、すっかりおなじみの読モとしてプチ読に認識されるようになります。

結耶ちゃんスー読に!

そんな2人の関係が変化したのは、小5の春。2015年のプチコレにて、結耶ちゃんのスー読昇格が発表されたのです。誌面での発表は同年8月号。スー読としての正式な活動スタートは、10月号からとなります。

ということで、それまでは同じ読モとしての立場だった2人。小5になっても読モのままの優衣ちゃんに対し、結耶ちゃんが一歩リードしました。

優衣ちゃんプチモに!!

さらに事態が動いたのは、2人が小6となった翌年の2016年。スー読として2年目となる結耶ちゃんに対し、優衣ちゃんは専属を目指しプチモオーデに応募します。

そして、見事に一発合格合格。これにより優衣ちゃんは、読モとプチモの中間にあるスー読をすっ飛ばして、2段階昇進。一気にプチモとして専属の座を獲得したことで、結耶ちゃんをあっという間に抜き去ったのです。

ちなみに、優衣ちゃんが合格した第5回プチモオーデに、結耶ちゃんもスー読としての立場で応募しています。しかし、結果は落選。この「現役スー読⇒プチモオーデ合格」コースは、過去に丸山蘭奈ちゃんの1例があるだけであり、かなりの難関であることが分かります。

結耶ちゃんもプチモに!!!

ところが、まだまだ終わりません。中1となった2017年。スー読の卒業は中1の6月号、プチモの卒業は中2の6月号と、スー読のほうが1年短くなっているため、結耶ちゃんは、6月号でスー読を卒業します。

そして、卒業特集まで掲載されたものの、なんと奇跡が起こります。2017年の第7回プチコレからスタートした新制度「出場者全員の中から新プチモを選出」の第1号に結耶ちゃんが選ばれ、8月号からプチモに昇格したのです。

こうして、現セブンティーン南乃彩希さん以来となる、中1の8月号加入という最も遅い時期でのプチモとなった結耶ちゃん。「読モ⇒スー読⇒プチモ」コースは、蘭奈ちゃん&関りおんちゃん以来、歴代3人目となる3段ステップアップを果たしました。

参考:ニコプチモデルのヒエラルキー



まとめ

ということで、以上みてきたように、一方がスー読になれば、一方が専属になり、さらに専属に追いつく。ホントに抜きつ抜かれつ。で、最終的に、2人とも仲良く"プチモ"で並んだわけです。

思えば、最近のプチモは「オーデ小6合格⇒中1卒業」が最も一般的であるように、もともとモデルとして活躍できる期間は1年(小5合格なら2年)と短くなってきています。

そんな現状にあって、今回の"ゆーコンビ"のように、小4から誌面に登場し、ニコプチを盛り上げてきた生え抜きの叩き上げが、長い努力の末、専属の座をつかむストーリーは、なにより読者としてはうれしいもの。

ポッと出のオーデ合格者をクローズアップしてエースにするのもいいですが、やっぱり地道にがんばるコが成功するケースこそ王道。ニコプチ編集部には、ゆーコンビのような成功例を、これからも大切にしてほしいと思います。