三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

【ラブトキ】ニコラを去ってどこへ行く?

ラブトキ撤退

ニコラ5月号で発表された新イメモは、レピピの高橋快空ちゃんと、ラテの池端杏慈ちゃんの2人だけ。

これをもって、ニコ読は「トキ撤退」と受け取ったわけですが、では、ラブトキはいったいどこに消えたのか。

きょうは、ラブトキイメモの新天地について見ていきます。


公式発表

本日(4月1日)、ニコラ公式サイトに「イメモのお問い合わせについて」という記事が掲載されました。

要点は、この一文につきます。

ラブトキシックのイメージモデルは
ニコラでの実施はありません。


問い合わせ殺到

なんでも、今月号の誌面に2ブランドのイメモしか発表されていないことに関して、「ラブトキは?」といった問い合わせが、読者から殺到したとかしないとか。

それはそうでしょう。そもそも、何ら前触れも説明もなく、イキナリ10年以上も続いてきた伝統のラブトキイメモが、今年に限って誌面のどこを探しても見当たらないのですから。

そこで、読者からの問い合わせや抗議の声に慌てた編集部が急遽、公式サイトに「トキ撤退のお知らせ」を掲載するに至ったというわけです。

どこに消えた?

では、肝心のラブトキイメモは、ニコラを去ってどこに行ったのか。

これについては、先ほどのお知らせの中に、次のように書かれています。

ブランドのホームページやSNSをご覧ください。


自分で調べて

この通り、編集部の回答は「すでに契約を打ち切ったブランドのことなんて知らない」。

要は「自分で調べろ!」(by編集部)ということです。

そこで、さっそく調べてみると、ラブトキのイメモは、意外なところに手を伸ばしていました。

寝返った!?

ラブトキシック「2023年 Summer Collection イメージモデル」が秋本レイラニさん(ST)。

そして、系列の新ブランド「LTXC」の初代イメモが久保田葉央さん(Pop)ということで、何のことは無い。

ラブトキは、ニコラより1つ上のオトナ雑誌であるセブンティーン」と「ポップティーン」に寝返ったのです。

ニコラ発祥

ただし、こうしたイメモの出入り自体、決して珍しいことではありません。

実際、ラブトキのイメモは、ニコラが発祥ではなかったりします。

この点、レピピの初代イメモは川口春奈さん(オーデ11期)、ラテの初代は高嶋芙佳さん(オーデ15期)であり、もちろんどちらもニコラが発祥です。

外様扱い

しかし、旧3大ブランドのうち唯一ラブトキだけは、実はライバル誌「ピチレモン」(2015年に休刊)が発祥で、初代イメモも同誌の当時のエース前田希美さんだったのです。

ところがその後、ピチレの部数が落ち込んでくると、イメモの拠点を【ピチレ⇒ニコラ】へと移し、2代目はニコモから藤麻理亜さんを採用。ニコラに参入します。

そして今回。ラブトキは再び、新たな”売れ筋”を求め、ニコラから去って行ったというわけです。

正念場

だからこそ、ニコラ編集部としても、「ラブトキについての問い合わせには一切答えない」「各自、勝手にSNSで探して」といった、突き放した対応になっているのです。

ということで、かつてラブトキに捨てられたピチレは、数年後には”休刊”という憂き目に遭っています。

今回、新たに捨てられたニコラは今後どうなるのか。果たしてナルミヤを見返すことができるのか。

最新の部数が採算ラインとされる10万を切った今、ニコラにとってまさにこれからが正念場となりそうです。