併願応募
28期ニコモオーデの開始と入れ替わるように、ミスST2024の締め切りがいよいよ3日後に迫りました。
「どうしてもニコラがいい」「STじゃなきゃ嫌だ」といった強いこだわりのある人は別として、とにかくモデルや芸能界に興味がある人は、この際両方のオーデに応募してみてはどうでしょう。
今日は、ニコラとセブンティーンの併願に関するお話です。
禁止されてない?
そもそも、両方のオーデに、同時に応募してもいいものなのでしょうか。
ニコラ6月号の2ページに掲載されている今年の募集要項に目を通してみても、とくに「他誌オーデとの併願NG」といった記述は見当たりません。
また、応募資格欄には、事務所所属者について「現時点で競合誌に出演していない人に限る」とあるように、あくまで問題とされるのは"現在の状況"となっています。
併願を前提
続いては、75ページにある応募用紙の真ん中、ピンク色になっている部分の一番下を見て下さい。
ここは「ニコラ以外で現在受けているオーディション、受ける予定のオーディション」を記入する欄となっています。
記入欄があるということは、当然ながら編集部としても、他誌のオーデを受けていることを前提としているわけです。
募集期間
最初に書いた通り、時期的に、セブンティーンはもちろん、ちょうど先月からはニコプチ13期オーデも募集が始まったところ。
とくに5月1日から5月8日にかけては、実に3誌のオーデの募集期間が重なっていることになり、むしろ併願は自然な流れともいえます。
併願の具体例
ではここからは、実際に過去にニコラとセブンティーンとを併願応募したケースを見ていきます。
もちろん両誌とも、書類審査の段階で落選した場合、名前が公表されることはありません。
そこで、ファイナリストまで進んだケースに限定すると、なんと言っても有名なのが荻原里奈さんです。
荻原さんの場合
荻原さんは、セブンティーン2012年8月号で、広瀬すずさんらと共にミスST2012のファイナリスト発表ページに掲載。読者投票に進んでいます。
一方で、2012年実施の12期ニコモオーデにも同時に応募中。こちらも、最終審査まで進みます。
で、結果どうなったか。
ニコラに合格
セブンティーンの方は落選となった反面、みごとニコラでは最終合格。
ニコラ2012年10月号にて、久間田琳加さんや鈴木美羽さんと一緒に、ニコモとしてデビューを果たします。
この点、一部で「荻原さんはSTを辞退した」だの、「調整があった」だの言われていますが、時系列を追っていけば、”ST落選⇒ニコラ合格”の流れは明らかです。
結良ちゃんの場合
他方、セブンティーンとの競合ではありませんが、実際に辞退したのが今年の卒モ近藤結良ちゃんです。
結良ちゃんは、2019年3月に「ちゃおガール2019オーディション」に応募。さらに5月には23期ニコモオーデに応募。両方ファイナリストに残ります。
その後、ちゃおの方はファイナリストとして、8月18日のイベント「ちゃおフェス」の中で行われる公開最終審査に臨むことになっていましたが、直前の8月7日にニコラの最終合格が決まったため、急遽ちゃおの最終審査を辞退したという経緯があります。
併願上等
ということで以上みてきたように、編集部は他誌オーデとの併願を前提としているし、実際、併願しているコも普通に受かっています。
であれば下手に隠さず、応募用紙には堂々とセブンティーンと併願している、または、ニコプチと併願している旨、記入すればいいのです。*1
まとめ
5ページ掲載のオーデQ&Aには「夢がモデルじゃなくても応募していい」とあります。
現に夢が女優で、それまでニコラを読んですらいなかった池端杏慈ちゃん(25期)だって、単に「力試しのつもり」で受けた若林真帆ちゃん(20期)だって受かっています。
とにかくモデルになりたかったり、芸能のお仕事に興味があるなら、チャンスは少しでも多い方がいい。
今回、ニコラは身長制限がなくなったことからも、応募条件に合う限り積極的に両方のオーデに挑戦してみてもいいかもしれません。
*1:ミスセブンティーンの場合、応募用紙に併願状況の記入欄が無いので、面接等で伝えることになります