三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

ニコラ生徒会長公選論

読者が選ぼう

f:id:GYOPI:20210530020738p:plain:right阿部ここはちゃんが、4代目ニコラ生徒会長に就任してから、もうすぐ2カ月。

でも、いまだに読者の間では「どうして林芽亜里ちゃんじゃないのか」という声があったりします。

そもそも、芽亜里ちゃんの方が圧倒的に人気も実績もスタイルも上なのに、なぜ会長になれなかったのか、編集部から十分な説明がないことが原因です。

そこで提案。だったらいっそのこと、ニコラの生徒会長は、ニコ読みんなの手で選ぶというのはどうでしょう。今日のテーマは、投票によって会長を決める「生徒会長公選論」です。


誰が選ぶ?

まずは、現在のニコラ生徒会長が選ばれる仕組みについて、編集長が公式サイトでコメントしていますので、ちょっと確認してみます。

毎年春に、新高1の中から生徒会長・副会長を編集部が選出しており、2021年度の会長は阿部ここはに決定全文


生徒会とは?

続いては、「生徒会」について考えます。そもそも、生徒会ってなんでしょう。

ここでは、ニコラの生徒会ではなく、世間一般でいう生徒会について、ウィキペディアから引用してみます。

生徒会とは、中学・高校に設置される、生徒による自治的な組織のこと。役員は全校生徒による投票で選出される


部長制から生徒会制へ

もちろん、ニコラの生徒会と現実の生徒会は、まったく一緒ではありません。

しかし、いまから3年前。2018年に、ニコラはあえて「部長制度」を廃止して、新たに「生徒会制度」を発足したのです。

だったらそこは、仮にも生徒会を名乗る以上、その代表である会長は、選挙によって選出されるべきなのではないでしょうか。

独断で選考

ここで、ちょっと考えてみて下さい。ニコラ生徒会長を編集部が選出するということは、自分の通う学校の生徒会長が、勝手に先生や学校サイドによって決められるということです。

そうなると、単に学校側の”お気に入り”が、ニコラでいえば編集長の”推し”が選ばれるだけ。オトナ受けのいいコが選ばれるだけになったりはしないでしょうか。

前者でいえば全校生徒の意思が、後者でいえばニコモやニコ読の意思が、一切反映されていないことになってしまいます。

編集部と読者の意識の乖離

ここで、編集部と読者の意識の乖離を確認するため、うちのサイトで実施した最新の人気投票の結果を見てみます。

投票総数のべ7,000ということで、そこそこ正確な数字になっているはずの人気ランキングは、次の通りです。

人気投票の得票率

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ニコモ総選挙2021春

投票ならメアリ会長

誰もがひと目見て分かるように、投票全体の40%を超える支持を得た芽亜里ちゃんの圧勝です。

もし仮に、今年の生徒会長がニコ読による選挙によって選出されていたとしたら、それは間違いなく芽亜里ちゃんだったことになります。

ところが、実際に会長に就任したのは、ここはちゃんだったわけで、そうなると今年の選出について、現役ニコモたちの意思はともかく、少なくともニコ読の意思が反映されていないことは明らかです。

生徒会制度の改革案

こうして大勢の、それこそニコ読の半分近くが望んだ芽亜里ちゃんの会長就任を、編集部の一存でねじ曲げた。

もはやこんなの生徒会でも何でもない。生徒会を名乗る資格すらありません。

だいたい、最も多くの読者が支持するコではなく、”本国から指名されたコ”が会長だなんて、まるでどこかの独裁国家のようなもの。こんなことを続けていたら、やがて読者は離れていってしまいます。

では、どうするか。うちのサイトとして、今回のような読者の意思を無視した「失敗」を繰り返さないよう、来年に向け生徒会制度の改革案を出してみます。

生徒会長公選制

それが、生徒会長公選制。まあ、ちょっと聞くと当たり前のことを言っているように聞こえますが、それがニコラでは当たり前でないのが大問題なのです。

2018年度の初代生徒会長川床明日香さん以降、現ココハ会長に至るまで、編集部が自由に生徒会長を決めていたことこそが問題なのです。

繰り返しになりますが、生徒会を名乗る以上、会長には生徒(読者)からの支持が無くてはなりせん。要は、投票によって選出されるべきなのです。

実施方法(案)

具体的な実施方法&スケジュールはこんな感じです。まず第1に、なんといっても選挙ですので、当然ながら立候補制にします。

やる気があるコにやってもらう。生徒会長をやりたいコに、名乗り出てもらうのです。

この点、第3代会長黒坂莉那ちゃんが、卒業時に自身のニコラ時代を振り返って「実は生徒会長なんてやりたくなかった」。

いやいやいや、後からそんなことを言われても。読者としては、それこそ「やる気の無いコに、やって欲しくなかった」と言いたいわけで。

とはいえ、これも編集部が勝手に会長を選ぶシステムの弊害です。ある意味、莉那ちゃんも被害者といえるのかもしれません。

立候補を募る

ともかく、やる気のあるコが会長職に就くべきで、やる気のないコにはご遠慮願う。だからこそ、立候補制とするわけです。

幸い、今年の5月号70ページ「新中3モ企画」では、今後の目標として関谷瑠紀ちゃんと、凛美ちゃんの2人が、さっそく次期ニコラ生徒会長を目指すことを宣言しているではありませんか。

現時点で、すでにやる気を示しているコが複数。これで、選挙を実施することができます。

公約を掲げる

そして第2の提案。同じく5月号8ページの「ニコラ新生徒会発表!」では、05line世代の9人が、それぞれラスト1年の目標を「公約」として掲げています。

せっかく、選挙になじみ深い公約という言葉が出てきたわけですので、もちろん来年もこれを用います。

具体的には、生徒会長に立候補する際、どんなニコラにしたいか。会長になったらどんなことができるのかを公約として発表し、読者に自分への投票を呼び掛けるのです。

これに対し、あくまで読者には「好き嫌い」や「推し」かどうかでなく、次の1年間、ニコラを誰に任せたいかといった視点で投票してもらいます。

スケジュール

具体的なスケジュールはこうです。まず、年明けに発売される2022年3月号の誌面にて、ある程度のスペースを取って、立候補者紹介&公約の発表を行います。

併せて、ニコラTVでも決意表明としての「政見放送」的な動画を公開してもいいかもしれません。

とにかく、こうした様々な手段で、生徒会長候補としての思いを読者に訴えかけ、支持を呼びかけます。

副会長のセット投票も

ちなみにその際、深尾あむちゃんも出演した映画「かぐや様は告らせたい 」の生徒会長選挙のように、会長候補と副会長候補がセットで立候補するシステムも面白そう。

たとえば、瑠紀ちゃんが会長に立候補するなら、相方の高比良由菜ちゃんを副会長候補に指名して、また、凜美ちゃんが立候補するなら田中南ちゃんを副会長候補に指名して、それぞれユニットの形で選挙を戦うわけです。

こうして、どちらかが当選したら、自動的に副会長も決まるシステムにすることで、単なる人気投票以上に、ユニット選挙としての面白さも加わることになります。

投票のシステムは?

まあ、単独立候補制にするか、会長&副会長のセット投票にするかはともかく、投票は、ちょうど先日締め切られた5月号の企画「私服総選挙2021春」の方式を踏襲します。

つまり、ニコラの読者アンケート用紙がそのまま投票用紙となり、そこに「生徒会長にふさわしいのは?」といった質問欄を作り、記入してもらうのです。

そして、締め切りまでに届いたものを有効票として編集部が集計。私服総選挙でちゃんと全順位を出せるのだから、このやり方でまったく問題ありません。

発表は2022年5月号

投票後のスケジュールはこうです。アンケートの締め切りが2月15日である関係上、3月はじめには集計が終わります。そうなると、今年と同じように4月1日発売の5月号で、選挙結果と新体制を発表できます。

今年から最高学年世代の卒業が4月号になりましたので、その次となる5月号で行われる「新生徒会おひろめ」に、ピッタリ間に合うわけです。

あとは編集長次第

ということで、ここまで見てきた生徒会長公選論は、どうだったでしょうか。

そもそも、読者投票による私服総選挙ができるんだから、生徒会長選挙ができないなんて言わせません。

何より、生徒会の役職は、イメモと異なりブランド側や各事務所とのやっかいな調整も必要なく、ニコラが独自で決定できます。

であるなら、あとは編集部にやる気があるかどうかだけ。小島編集長の決断にかかっているのです。

生徒会長は投票で

あくまで、読者の意思とは無関係に、ニコラ生徒会長を誰にするかは編集部が決める。主導権は絶対に手放さないとするのか。

それとも、読者の声に耳を傾け、投票によって生徒会長を選ぶ方向にかじを切るのか。

最後にもう一度繰り返しますが、生徒会を名乗るからには選挙の実施は必須です。

読者の意見を反映する意味でも、今後のニコラ生徒会長は読者投票によって選ぶべきではないでしょうか。