nicola5月号
2021年の安村真奈ちゃんたち5G世代から、卒業が4月号へと1カ月早まることになりました。
すると玉突き的に、これまで6月号の目玉企画だったものが5月号へ、7月号の目玉企画だったものが6月号へと次々に前倒し。
その結果、4月1日発売となる5月号の内容がとにかく盛りだくさんになった経緯をまとめます。
4つの発表
5月号で判明するのは新イメモ、生徒会の役職、今年のニコプチからの進級モ。
さらには、4月1日からオーデの募集が開始されるということで、今年のオーデの実施要項も発表さることになります。
以下、それぞれ個別に、発表時期がこれまでとどう変わったのか見ていきます。
イメモ:6月号⇒5月号
まずはイメモから。最初に書いた通り、2020年までは卒業が5月号だったため、最後となるその5月号まで旧イメモがブランドページを担当していました。
そして、卒モが去って新体制となった6月号にて、新イメモおひろめされるというスケジュールだったのです。
ところが去年。卒業号が5月号から4月号へと1カ月早まったことにより、イメモ関連のスケジュールはそっくりそのまま1カ月ぶん前倒し。
4月号が旧イメモにとって最後の撮影となり、5月号で新イメモが発表されるようになっています。
役職:5月号⇒5月号
一方で、ニコラ生徒会の役職についてですが、こちらは実は発表のスケジュールに変更はありません。
なぜなら、2020年までは卒業号である5月号の卒業撮影にて、基本的に役職の”引き継ぎ”が行われていたためです。
具体的には、卒業特集ページの撮影後、後輩たちが集まって、みんなの前で新会長&副会長が発表。
パターンとしては、旧会長が新会長に向け「これからのニコラを頼んだよ」といった感じでエールを送り、拍手をもって信任されることになります。
5月号で一括発表
そんなわけで、新会長と旧会長が抱き合ったり、花束を渡したりする様子が、5月号の卒業特集ページに掲載されていたわけです。
ところが、3月号で林芽亜里ちゃんが言っているように、去年の5Gの卒業撮影を後輩たちはオンラインで見学。現場に立ち会っていません。
ただし、「その後に役職が知らされた」とあるように、もちろん例年通り、卒業撮影の直後に新会長&副会長は伝達されていますので、前倒しされた4月号で発表出来ないこともないのだけれど、編集部はイメモと役職をまとめて5月号で発表する方針を取っています。
進級デビュー:7月号⇒6月号
で、問題は進級です。プチモ卒業がニコプチ6月号ですので、これまでの進級組は、唯一の例外である飯豊まりえさん(6月号デビュー)を除き、ニコラ7月号でデビューすることになっていました。
ですが、卒業が1カ月早まるのであれば、進級も1カ月早めないといけないという”使命感”から、去年の近藤藍月ちゃんの代より6月号加入へと前倒し。
すると、注目の進級発表は、これまで4月22日発売のニコプチ6月号の誌面上だったところ、こちらも前倒しされ4月1日発売のニコラ5月号の誌面上になったのです。
進級発表6月号⇒5月号
要は、ニコラ5月号の巻末にある次号予告ページで「6月号から、プチモの小松崎ふたばちゃん&有坂心花ちゃんがやって来るよ~!」的な告知がなされるということです。
こうして、実際に進級モがデビューするのは6月号ではありますが、その前の号で加入が告知されるということで、誰が進級して来るかは5月号で判明するという仕組みです。
オーデ:6月号⇒5月号
最後は、オーデについてです。今年の場合、新ルール「事務所組解禁」が物議をかもしているようですが、オーデ実施の前倒しも重要です。
今から20年以上も昔のこと。1998年に実施された第1回から、一貫して6月号で募集開始(第5回を除く)だったのが、いよいよ今年から5月号スタートに前倒しされるのです。
であるなら、プロ開放以外にどんなルール変更があるのかないのか。身長制限は? 応募学年は? その他の詳細な募集要項は、5月号で発表されることになります。
多方面に影響
ということで、卒業号をたった1カ月早めただけで、イメモ&役職の発表、進級の加入時期に、オーデ募集時期といったように、次から次へと影響が出て来ることになりました。
今年がニコラ創刊25周年という大事な年であるというのはもちろん、まもなく任期を終える小島編集長の”最後の置き土産”として、様々な改革が断行された形です。
さてさて、これら一連の変化によって、肝心のニコラの部数は回復するのかどうか。次回は、ニコラの最新部数を見ていきます。