三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

東京開放日も有料化?各誌イベント料金表

イベント比較

おとといは、阿部ここはちゃんの専属就任が電撃発表されたPopteenのイベントがありました。

来月には、広瀬まのかちゃんの合否が注目されるミスST2022も発表されるSeventeenのイベントがあります。

そこで今日は、主要ティーン誌5誌それぞれの読者イベントについて、実施状況と実施時期、さらには参加料金を比較します。


一覧の見方

以下の一覧は、ニコラ、ニコプチ、Cuugal、PopteenSeventeenティーン誌(小学生から高校生を対象)の主要5誌について、読者招待イベントの開催状況をまとめたものです。

データは左から開催時期、イベントのタイトル、参加料金。料金については、現地観覧と配信の2通りがあります。

2022年イベント実施状況

雑誌名 開催 タイトル 観覧 配信
ニコプチ 5/1 プチコレ 無料 1000
ニコラ 中止 開放日    
Popteen 7/26 リアコ祭 S席/4500
一般/2000
無料
Cuugal 7/26 感謝祭 子供/無料
大人/2000
無料
Seventeen 8/25
8/26
学園祭 SS席/7000
S席/4500
A席/2500
無料


ニコプチ

まず、なんといってもニコプチが初めて有料化されたことが注目されます。

もちろん、現場での観覧は、これまで通り抽選による無料招待となっていますが、ネット配信は1,000円。

他誌に比べると価格は低めながら、小学生にはなかなか手が届かない微妙なところ。

とはいえそこは、親子で一緒に視聴することが想定されているようです。

Cuugal

同じ親子想定の小学生雑誌Cuugalは、より考えられていて、会場参加の場合、おとなが2,000円で、こどもは無料。

ただし、大人1枚につき、こども2人まで入場可能ということで、完全に保護者同伴で参加するイベントとなっています。

POP

中高生を主な読者とするPopteenは、より高めに価格を設定。特典付きのS席が4,500円。一般席が2,000円となっています。

なお、角川系のPOPとCuugalは同日に実施され、それぞれ無料でライブ配信されました。

ST

5誌のうち、最も強気な価格設定が、来月25日&26日に行われるSeventeenのイベント。

それぞれ昼・夜の2公演、計4公演行われるわけですが、1番高いSS席が7,000円ということで、チケット収入はセブンティーンが圧倒的に多くなりそうです。

また、ニコプチ同様、3年ぶりの有観客開催となる夏の学園祭は、無料のオンライン配信も行われます。

有料化の流れ

ということで、ニコプチが「現場無料×配信有料」なのに対し、その他3誌は「現場有料×配信無料」と料金徴収の形はそれぞれ。

ただし、確実に言えるのは、コロナ禍もあって各誌とも部数を大幅に落としているうえ、広告収入も減っている現状から読者イベントの有料化は避けられないということ。

雑誌経営が難しくなっている今だからこそ、大きな会場を借りて、有名ゲスト呼び、読者を1000人単位で集めるイベントを、完全に無料で行うことが難しくなっているのです。

ニコラはどうなる?

であるなら、現場&配信ともに、これまでずっと無料で続けてきたニコラの東京開放日にも必ず影響が出て来るはず。

何より、姉妹誌ニコプチが今年から配信を有料化したことを見るにつけ、来年の東京開放日が実施できるならそこは何らかの形でニコラも有料化が検討されることになるかもしれません。