◆幽霊フォロワー
毎月1日に発表しているSNSランキングは、これまでの積み重ねによる部分が大きく、長く続けているコほど有利です。
具体的には、フォロワーの中にはフォローしっぱなしで、最近は全然見ていないという人だって多く含まれるからです。
そこで今日は、ちょっと視点を変え、生きた数字、つまりは「実動フォロワー数」に着目。改めてニコモのSNSの現状を確認します。
◆算出方法
でも、実フォロワー数なんて、いったいどうやって算出したらいいのでしょうか。
この点、方法は色々ありそうですが、とりあえず最も分かりやすいところで、今回は「いいね数」を指標として使用することにします。
特定の投稿に対し、わざわざ「いいね」する人=生きたフォロワーと捉え、以下の通り集計します。
◆集計ルール
うまい具合に、最近は全ニコモが、それぞれ自身のインスタに、同一の内容を、一斉に投稿する日があったります。
それが、毎月1日のニコラの発売日です。この日に限っては、ニコモ全員が、もれなく最新号の宣伝をすることになっているのです。
であるなら、比較は簡単です。今回の場合、6月1日に投稿された「ニコラ7月号発売の告知」に対して付けられた、それぞれの「いいね」の数を集計することにします。
◆実動フォロワー
これにより、幽霊含む多くのフォロワーさんたちの中でも、実際に毎日チェックしてくれている人で、かつ「いいね」までしてくれるような”熱量のあるファン”の実数が見えてくるわけです。
ということで、さっそく集計結果を見ていきます。以下のランキングは、6月1日の投稿に付いた「いいね」の数が多い順に並べたものです。
なお、集計は6月4日の午前0時時点。組橋星奈ちゃんのみ、告知投稿が無かったのでランキングから除外しています。
◆6/1の投稿に付いた「いいね数」
◆多いもん勝ち
想像通り、いいね数ランキングで見ると、フォロワーの多いもん勝ち。7万を超えるフォロワーがいる林芽亜里ちゃんや、3万を超える池未来実ちゃんといったところが、圧倒的に多くなっているのも当然といえば当然です。
ただしそんな中、すごく興味深いのが、10位に入っている高橋快空ちゃんの存在。
いいね1位の芽亜里ちゃんから、9位の深尾あむちゃんまで、いずれも総フォロワーが1万を超えているのと対照的に、快空ちゃんだけがフォロワー4,000ちょっと。にもかかわらず、いいねは1,000超えと、大健闘していることが分かります。
◆生存率に着目
とはいえ、そんな快空ちゃんを別にすれば、あとは総じて「多い=有利」の構図は変わりません。
そこで冒頭でも書いたように、今日の本題である生きたフォロワー(実動フォロワー)を比較するため、「生存率」に着目します。
◆フォロワー生存率とは?
具体的には、「いいね数」を「総フォロワー数」で割り算することにより、幽霊も含めた全フォロワーの中で、現在も生きているフォロワーの数、つまり生存率が見えてくるのです。
ということで、生存率の高い順に並べたランキングはこんな感じになります。
◆生存率ランキング
◆菜月海ちゃん5割!
さて、どうでしょう。佐藤菜月海ちゃんの生存率がダントツなわけですが、そこは先月インスタを始めたばかりだから。
そもそも、つい先月。菜月海ちゃんに興味を持って、開設間もないインスタをフォローした人が、たった1カ月で飽きて、あっという間に多くが離れていってしまうなんて、なかなか考えずらいもの。
菜月海ちゃんの多くのフォロワーさんたちは、まだ熱量を十分に維持していて、だからこそ、生存率も当然に高くなっているわけです。
◆それぞれに理由アリ
同様に、2位の快空ちゃんから、4位の藤野有紗ちゃんまで共通するのが、今年になってからインスタを始めた24期であるということ。
また、5位の中山あやかちゃんは、先月ニコラデビューしたばかりの進級組。
さらにいえば、6位&7位の関谷瑠紀ちゃん&広瀬まのかちゃんは、今月号の表紙モデルとして注目度が高まった上、「表紙おめでとう」の意味で、いいねが付くのも当然です。
そしてそして、8位の未来実ちゃんにいたっては、ここで改めていうまでもなく「今日好き」効果につきます。
◆無意味だった?
とまあ、この通り。せっかく生存率を出してはみたものの、たいして面白みのない結果となってしまいました。
では、ここまで見てきた生存率の考え方は、無意味だったのでしょうか。いいえ、違います。
実はこの生存率は、新規開設組や、進級効果、表紙効果、今日好き効果といった一時的な要因に左右されない、ランキングの下位に対してこそ本領が発揮されるのです。
ということで、以下に示すのは、生存率が低い順に、5人を抜き出したランキングです。
◆生存率ワースト5
◆明暗クッキリ
こうしてみると明暗がクッキリ。とくに、5人中4人が高1であり「長い」コとなります。
また、あむちゃんこそ辛うじてイメモではありますが、役職ナシ。その他の高1は、イメモ&役職ナシ。
そういえば、最下位となっている湊胡遥ちゃんは、6月号の50質で「SNSをがんばるつもりはない」と言っていたわけで、そういった姿勢も見透かされているのかもしれません。
◆まとめ
ということで以上まとめると、もちろん「いいねが全て」というわけではないですが、それでもこういった数字が客観的な現実であることも確かです。
生存率下位のコたちについては、見かけ上のフォロワー数は多くなっていますが、すでに離れてしまった”幽霊フォロワー”もかなり存在することが見えてきたといえそうです。