◆応募総数のお話
nicola10月号の新モ発表ページでは、今回のニコラモデルオーディションの応募総数も発表されています。
その数10680通。去年の応募が11728通でしたので、今年は1000人以上も減ったことになります。
では、これをもっと長いスパンで見るとどうなのか。今年のオーデの応募総数は、多かったのか少なかったのか。
今日は、これまで実施された全23回分のニコラオーデの応募総数を、グラフで確認してみます。
◆応募総数の推移
◆応募総数トップ10回
◆今年は歴代10位
上のグラフは、歴代ニコラオーディションの各回について、応募総数の推移を表したものです。
1998年に実施された第1回から、今回結果が発表された第23回まで、全23回分全てのデータが入っています。
グラフの下の表は、歴代オーデで応募総数が多かった上位10回を抜き出しています。以下、グラフにちょっと図解を加えた上で、解説を続けます。
◆応募総数推移(図解入り)
◆上昇下降の波
ニコラのオーデの応募総数は、創刊から10年間の低迷期(浸透期)を経て、その後2007年から急上昇。
藤麻理亜さんたちが受かった2010年には、ニコラ史上最多となる15000を超えて、ここが頂点となります。
続く2011年以降は、再び下降に転じます。そして、中村里帆さんたちが受かった2013年を底に、翌年からは2度目の上昇。
小林花南ちゃんたちが受かった2017年オーデでは、歴代2位となる14700まで増やしました。
あとは、例によって再下降。深尾あむちゃんたちが受かった2018年は、前年比マイナス3000ということで、2011年とピッタリ並んでオーデ史上最悪となる大幅減。
これに今年も続いて、さらにそこから1000人ほど減らし、10680人となりました。
◆13期が最強
ちなみに、オーデ史上、前年から最も増やした年はいつだったのでしょうか。すると、グラフからも明らかな通り2009年。
前年比40%増と、一気に5000人近くも応募者を増やした第13回オーデでは、ニコラ卒業後も芸能界で活躍する藤田ニコルさんや池田エライザさん、松井愛莉さんたちが受かっていて、この回は今もニコラ史上最もレベルが高かったオーデとされています。
そして、そんな高レベルオーデの面々に触発されるように、翌年(2010年)のオーデでは、歴代最多の応募総数を記録することになったのです。
◆今年は底?
ということで、とにかくこうして、ニコラのオーデの応募総数には「波」があることが見えてきました。
「上昇期⇒頂点⇒下降期⇒底⇒再上昇」というサイクルを、常に繰り返しているわけです。
そして今年は、状況的にもおそらくは下降期の底。であるなら、来年以降はそろそろ上昇に転じてくるのではないでしょうか。