オーデ検証
本日発売、ニコラ2022年9月号の誌面にて、26期オーデの結果が発表されました。
そこで今日は、今回のオーデに関する様々な数字に着目。
応募総数、合格者数、合格者の身長、その他の観点から、今年のオーデの傾向&特徴を検証します。
1.応募総数
まずは応募総数から見ていきます。今年の応募者は10,480人。
オーデが軌道に乗った2009年以降、過去最低となった2021年の10,104人をわずかながら上回り、微増となりました。
過去10年の応募総数の推移をグラフにしてみるとこんな感じ。緑色の折れ線グラフが応募総数を、オレンジ色の棒グラフが合格者数を表します。
応募総数&合格者数グラフ
オーデ実施回 | 応募総数 | 最終合格 |
---|---|---|
第26回(2022年) | 10,480 | 4 |
第25回(2021年) | 10,104 | 5 |
第24回(2020年) | 12,546 | 5 |
第23回(2019年) | 10,680 | 5 |
第22回(2018年) | 11,728 | 5 |
第21回(2017年) | 14,734 | 6 |
第20回(2016年) | 13,252 | 4 |
第19回(2015年) | 11,836 | 5 |
第18回(2014年) | 11,256 | 6 |
第17回(2013年) | 10,626 | 5 |
2.合格者数
続いては、上のグラフにも入っている合格者数を見てきます。
この点、今年の場合、事務所に入っている人も応募が可能となったことから、「一般枠」と「事務所枠」とを分けるなど、通常の一般応募の合格者を確保する意味でも、ある程度は合格者数が増えると予想されていました。
ところが、ふたを開けてみれば、合格者はわずか4人だけだったという。
この4人合格というのは、若林真帆ちゃんたちが受かった2016年オーデ以来、6年ぶりのこととなります。
3.応募形態
では、応募形態はどうなっているでしょうか。全応募者における「ネット応募」と「郵送応募」の割合は以下の通りです。
ネット応募が解禁された初年度である2020年は、わずか2割ほどが利用。残り8割の人は、これまで通り郵送で応募しました。
ところが、2021年。一気に利用割合が逆転し、ネット応募が6割を超えます。
そして今年。さらにネットで応募した人の割合が増えて、ついに7割目前のところまで来ました。
こうして見ると、もはや完全にネット応募が主流となったことが分かります。
郵送orネット応募グラフ
4.一般vs.プロ
すでに、合格者数のところでも触れましたが、今年のオーデ最大の変更点こそ、事務所に入っている人にも応募が解禁されたことです。
結果、一般応募の合格者と、事務所に入っている人の合格者は、2対2で全く一緒となりました。
何より、事務所を辞めずに応募できるということで、松田美優ちゃん&国本姫万里ちゃん共に「チャンスと思った!」と強調しているように、既所属者にとって今回のオーデは、応募のハードルが低く、相当受けやすかったのではないでしょうか。
御用事務所から
なお、事務所に入っているコの合格は、エイベックス(松田)とスターダスト(国本)という、いずれも10年以上も前から、ニコモの輩出実績がある、ニコラにとっていわば御用事務所。
ということで、プロ開放元年としては、かなり手堅い選考だったといえそうです。
5.身長
今回のオーデの合格者の身長は、150cmの青山姫乃ちゃんから、167cmの姫万里ちゃんまで幅広く。
とくに、姫万里ちゃんの合格時身長167cmというのは、2016年の多田成美ちゃんと並び、なんとオーデ史上ナンバーワン記録となります。
一方、姫乃ちゃんの150cmは、そもそも応募可能とされる最低ラインが「150cm以上」ですので、当然ながら歴代最少。2019年の野崎奈菜ちゃんや、2015年の白井杏奈ちゃんたちと並び、最小記録となります。
6.合格学年
最後は合格者の学年について。「今年のオーデでは、事務所に入っている中2を、即戦力として必ず獲得する」
有坂心花ちゃん&小松崎ふたばちゃんの進級組以外、もはや壊滅状態にある現中2の補強こそ、オーデを事務所組に開放した”真の意味”と深読みする人も多かったはずです。
壊滅状態
実際、うちのサイトでいま実施している「ニコモ人気投票」においても、中2モのトップ10入りは”はなたば”だけ。
その他となると、吉本麗南ちゃん以外、残る4人が揃って20位台に集中しているのです。
ところが、「オーデ出身のイメモ&役職候補として、大物の中2を獲得するに違いない」という読者の期待&予想は、完全にバズレ。今年も中2合格はゼロとなりました。
少数精鋭
ということで、以上みてきたように出自も経歴も学年も身長も、そして、キャラも見た目も、4人それぞれ多種多様。
史上初めて一般応募と事務所組が同じ土俵で審査されたうえ、合格者も4人に絞られた26期オーデは、相当レベルが高かったといえそう。
とくに近年、役職やイメモが、ニコプチ進級と事務所オーデ組に独占される状況が続いているので、今年のオーデ組には、より大きな期待がかかるところです。