シリーズ第2回
ニコラの卒業制度について、いま話題の「最高学年の卒業延期」を考えるシリーズ。
今月初めの【第1回】では、卒業延期の背景と、延期されることで起こる様々な問題点を整理しました。
そこで第2回以降は、それぞれの問題点を個別に深掘り。今日は、延期によって最も影響を受けるイメモ&役職の任期・引き継ぎについて、具体的に見ていきます。
過去のパターン
まずは、これまでのイメモ&役職に関するスケジュールから確認します。
2023年まで、最高学年は4月号で卒業。当然ながら、イメモ・役職の任期も、その4月号までとなります。
とくにイメモについては、各ブランドのPRページでイメモ卒業特集が掲載され、1年の活動を振り返る企画が定番となっていました。
世代交代
一方、新たに最高学年となった新高1を中心とした新体制が、続く5月号から始動。
誌面では、満を持して新イメモ&役職が発表されることになります。
こうして、旧最高学年の卒業(4月号)から、新しい最高学年による新体制発足(5月号)という世代交代が、スムーズに行われていたわけです。
後輩の立場が無い
ところが、旧最高学年が居残るとどうなるか。具体的には、2023年度の生徒会長&レピピイメモである高橋快空ちゃんが卒業しない。
具体的な問題点
まさか、2人の会長が並立することは絶対にないし、2人のイメモが並立することも絶対にありません。
他方、快空ちゃんを会長としたまま、また、イメモとしたまま、延期された卒業時期まで引っ張ることも難しそう。
とくにイメモについては、ブランド側の意向含め、同じコを2年連続でイメモに起用できるのか。さらには、伝統のイベントであるゴールデンウイーク中の「イメモ交代式」が中止になるといった大問題が発生します。
役職定年
であればどうするか。そこは常識的に考えて、役職定年制しかありません。
つまり、最高学年は卒業せず、ニコモとして籍を置いたままであるものの、役職(イメモ&生徒会)の上では引退し、それぞれのポストを後輩に譲る。
こうすれば、正常に世代交代を図ることができ、突如出て来た卒業延期の影響を最小限にとどめられることになります。
結論
07世代の卒業延期が、夏休みまで(ニコフェス卒業説)になるにせよ、来年の4月号になるにせよ(まる1年延期説)、イメモ&役職の交代については、これまで通り行う。
5月号で、08世代を中心とした新体制が発足し、同時に、イメモ&役職も08世代から選出される。
07世代は、実際の学校で例えるなら部活を引退した中3のような感じで、ニコモとして籍は置きつつ、イメモ&役職から外れ、全面的に前に出てくることはなくなるのではないでしょうか。