表紙解禁
5月1日に発売されるニコラ2024年6月号の表紙が、編集部の公式インスタグラムで公開されました。
今回は高2ニコモの卒業号であることから、伝統的に表紙モデルはユニジェネ全員のはず。
全員⇒選抜制へ
ということで馬場編集長は、2005年の新垣結衣さんの代から、実に【19年】もの間ずっと続いて来た”卒業号=卒モ全員表紙”を廃止。
かつて自身が編集長を務めた2014年~2022年までのニコプチ同様、”卒業号=卒モからの選抜表紙”に改めたのです。
それにしても編集長は、去年夏に就任して以降、「300号記念」「晴れ着表紙」「イメモ=高1」「副会長ポスト」などなど、ニコラで定着していた数々の制度を廃止してきたわけですが、今回の全員表紙の廃止は、最も長く続いて来た伝統であることから、衝撃度ではナンバーワンといえそうです。
表紙ゼロのまま卒業
なお、今回の変革で最も割りを食ったのが、この号で卒業する藤野有紗ちゃんではないでしょうか。
そもそも、2006年以降に卒業した歴代ニコモのうち、表紙【0回】のまま終わったのは、2020年卒のオルトン花菜ベティさん、2009年卒の笠井海夏子さん、2008年卒の二階堂ふみさんら数えるほど。
いずれも、何らかの事情で中学生のうちにニコラを卒業したケースに限られます。
表紙が保証
逆に言うと、高2までニコモを務めれば、ラストとなる卒業号で全員が自動的に表紙になれるため、最低でも表紙【1回】が保証されていたわけです。
これをモデル本人の側から見ると、念願のニコモになって、最後まで頑張ったなら、もれなく表紙を経験できる。
他方、読者の側としてみれば、それぞれ熱心に応援する大好きなニコモがいて、その”推し”が表紙になるのを楽しみに待っている。
転換点
ところが、今回の卒モ全員表紙の廃止は、そんなニコモ&読者にとって、最後の「ご褒美」「楽しみ」を奪ってしまったのです。
さすがに今回ばかりはやり過ぎだし、確実に読者から反発を買う悪手。
ニコモにも読者にも”優しくない”制度改悪ということで、これが今後ますます読者離れが進む大きな要因になるのは間違いなさそうです。
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