三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

太田雫ちゃんは卒業前に自力で表紙になれるのか?

表紙ルール

ニコラでは、人気の有無にかかわらず、誰もが平等に卒業号で必ず表紙に出ることができます。

しかし同時に、裏を返せば人気が無いコは卒業号まで1度も表紙に出られないというわけです。

ところが2017年。前任の小島編集長の登場によって、このルールが大きく変えられることになりました。


一覧の見方

では、どう変わったのか。以下の「卒業年次別の最低表紙回一覧」を見て下さい。

これは、過去10年分の卒業生について、5G世代('21卒)では加藤咲希ちゃん、05line世代(’22卒)では北川花音ちゃん他といったように、それぞれの世代ごとに最終的な表紙回数が最も少なかったコを抽出し、まとめたものです。

カッコの中の数字が表紙の回数。もう、明らかに編集長の交代により、その傾向がガラッと変わったことが確認できると思います。

世代別最低表紙回数



旧ルール

この通り、とにかく2017年まで。緑色で囲った前の前の編集長の時代までは、表紙が最も少なかった卒モの回数が全て「1回」となっています。

これは、まさに卒業まで1度も表紙に出られなかったこと。

そしてようやく、最後の最後となる卒業号で初表紙になったことを意味します。

新ルール

一方、新たに就任した小島編集長が最初に卒業生を送り出した2018年以降は、赤枠で囲った通り。最低回数が「2回」で統一されることになったのです。

これは、誰もが卒業号の前までに必ず1回以上表紙に出ることができるという新ルールが導入されたからに他なりません。

よって、”その1回””卒業号の1回”を合わせ、表紙回数の最低ラインが「表紙2回」に増加したわけです。

例外ケース

なお、オレンジ枠で囲った2019年卒業の溝部ひかるさんは、新ルール適用対象であるのに「1回」となっていますが、これは本人の体調不良により、半年ほどお仕事を休業したため。

その後、ニコラ卒業の直前に復帰したことで、なんとか卒業号には間に合いましたが、表紙はこの1回のみとなっています。

雫ちゃんの場合

それでは、誰でも卒業前までに1回以上は表紙を経験できるという新ルールの下、現高1で間もなく卒業を迎えることになる太田雫ちゃんはどうなるのでしょうか。

ご存じの通り、現時点で雫ちゃんは、06世代で唯一の表紙ゼロ。

卒業が4月号に前倒しされた今、もはや2月号と3月号の2回しかチャンスはないのです。

最後のチャンス

この点、さすがに「初表紙が2月号(晴れ着)」というケースは、前回の晴れ着表紙の考え方でも書いた通り、絶対にありません。

そうなると、雫ちゃんにとっては3月号の1発勝負となるわけですが、果たして「3月号⇒4月号(卒業表紙)」と上手い具合に2号連続パターンは可能なのか。

すると、3月号はバレンタイン特集がメインであることから、ガーリー表紙が定番ということで、ガーリー担当を自負する雫ちゃんにとって、まさに条件的にはバッチリ揃ったとも考えられそうです。

どうなる?

そもそも過去5年、途中休業や芸能活動引退など特別な理由が無い場合、表紙1回で終わったコは1人もいません。

さてさて、ニコラの表紙ルールは小島編集長の退任で再び旧式に戻るのか。それともギリギリ3月号で雫ちゃんが初表紙になり、4月号と併せ通算2回で終わるのか。

雫ちゃんの最終的な表紙回数の行方が注目されます。