三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

2月号 晴れ着表紙予想の考え方

晴れ着予想

ニコラ2月号といえば、恒例の「晴れ着表紙」なわけですが、その表紙モデルは完全にパターン化。

読者としては、1年を通じて最も予想のしがいのある号となっています。

では、具体的にどんな傾向があるのでしょうか。今日は、表紙予想に入る前段階として、表紙のパターンを整理します。


一覧の見方

以下の一覧は、過去10年間における各年2月号の表紙モデルをまとめたものです。

1番右の「パターン欄」には表紙の型(特徴)を、中央の「学年欄」にはそれぞれ表紙になった当時の学年を記載。

「モデル名欄」は学年ごとに色分けしてあります(赤=高1、緑=中3、灰色=中2)。

2月号の表紙モデル一覧



条件1:トップクラス

さすがは、年間通じて最も価値があるとされる晴れ着表紙。

今年でいうと関谷瑠紀ちゃん(⇒会長&ラテ)、凛美ちゃん(⇒副会長)、宮本和奏ちゃん(⇒トキ)といったように、その表紙モデルは、ほぼ全員が現or次期イメモ、もしくは現or次期役職持ち

それぞれが、時代時代のトップクラスであることが分かります。

条件2:高1or中3限定

また、学年に注目すると、唯一の例外である2020年2月号の深尾あむちゃんを除いて、残る全員が高1か中3。

この点、現中2は表紙経験者がゼロということもあり、2023年2月号の表紙を予想する上では、中3を除外し完全に高1か中3に限定してよさそうです。

晴れ着表紙の条件

ということで、晴れ着表紙になれる条件として、大ざっぱに「トップモデル限定」「高1or中3限定」の2点が見えてきました。

以下、パターン別にもうちょっと突っ込んで詳しく検討していきます。

ちなみにもう1点付け足すと、過去10年どころではなく、晴れ着表紙が始まった2007年以来1度たりとも2月号の表紙がピンであったことはありません

3パターン

改めて、上に提示した表紙モデル一覧を眺めてみて下さい。すると、主なパターンは3つ。

1)高1のトップによる高1限定 型
2)高1と中3のトップによる学年混合 型
3)中3のトップによる次世代 型

となります。

次世代パターン

それぞれ当てはめて見ると、今年は、中3だった瑠紀ちゃん、凛美ちゃん、和奏ちゃんということで、まさに次世代パターン。すでに書いた通り、3人ともが高1になると役職orイメモに入っています。

6年前の2016年も次世代パターン。当時中3ながら、すでにトップクラスの人気を誇った久間田琳加さんと鈴木美羽さんがユニットとして表紙になっています。

学年混合パターン

一方、高1のトップと中3のトップを混ぜて表紙にしてくるパターンとしては、2021年の安村真奈ちゃん&林芽亜里ちゃんが代表的。

真奈ちゃんは、役職もイメモも落選となっていますが、実際の人気でいえば5G世代のナンバーワン。芽亜里ちゃんが05世代のトップであることは言うまでもありません。

なお、2020年にあむちゃんが中2で入ってるのは、1コ上の世代が弱かったことに加え、当時まだめあここが進級してきたばかりで、あむちゃんが暫定で学年トップだったためです。

高1限定パターン

最後は、高1限定パターン。基本的に、現イメモ、もしくは役職が必須となるわけですが、ここでのポイントは「最後の記念」であるということ。

高1の場合、ニコラ卒業を3カ月後に控え、ギリギリのタイミングでの記念すべき晴れ着表紙ということで、必然、読者の思い入れが強いユニット限定となります。

2019年のみあしお表紙は、この2人の組み合わせで実に3度も表紙をやった人気ユニット。

2014年のTiFN☆表紙は、編集部の実施した「ユニット総選挙」で第1位となった伝説のユニットによるものです。

予想の手順

以上まとめると、予想の手順としては、まず「次世代型」「高1限定型」「高1&中3混合型」のどれになるのか、パターンを決めた上で、それに該当するコを拾っていけばいいわけです。

ヒントとしては、読者に圧倒的に支持される高1ユニットがあれば高1限定だし、圧倒的に勢いのある中3がいれば次世代。そのどちらも無い場合、安パイとしての混合型といったところ。

ということで、次回「2月号ニコラ表紙予想(後編)」では、パターンを定めた上で、具体的に表紙モデルを予想していきます。