最新部数
本日11月7日、日本雑誌協会のサイトにて、様々な雑誌の最新部数(印刷部数)が公表されました。
今回公表されたデータは、2022年の第3期分ということで、7月1日から9月30日に発売された1号あたりの平均印刷部数となります。
さてさて、ニコラの結果はどうだったのか。例によって、過去10年分の推移とともに見ていきます。
背水の陣
ニコラでいうと、今回の対象は8月号、9月号、10月号です。これが何を意味するか。
8月号といえば25周年記念号、9月号といえば26期オーデの合格発表&生徒会長関谷瑠紀ちゃんのピン表紙といったように、とにかく話題性が抜群。
かつ、入学&進学シーズンと並び「ニコラが1年で最も売れる時期」とされる夏休みにも重なり、まさにこれで大きく減らしたら休刊も視野に入って来るくらいの背水の陣だったわけです。
下げ止まった?
で、今回公表された注目の結果はといえば、85,182部でした。
直前期(4~6月期)の85,283部と比べ、わずかにマイナス100ではありますが、以下の部数推移グラフからも分かるように、完全に横ばい。
コロナの影響も多分に受け、2020年から始まった急落も、これでようやく下げ止まったと見ることが出来そうです。
部数推移(2012~2022)
2年で半減
とはいえもちろん、これで一安心などと言っている場合ではありません。
グラフにもある通り、コロナ前のニコラは安定して19万部を超えていたわけで、そこからたった2年ちょっと。
この間に10万部以上も減らし、まさに半減となってしまっているのです。
とにかく、今回は下げ止まっただけ。今後、どう回復していくのか。どんな手を打ってくるのか。新体制となった編集部の手腕が注目されます。