ニコトレ
ニコラの誌面に読者が登場できる、唯一といっていいページが不定期連載「ニコラ中学生トレンドリサーチ」です。
たとえば、今月号78ページの夏休みスペシャル版がそれ。
でも、ここに掲載されている”自称読者”さんですが、みんながみんな美人ぞろいで、ちょっと不自然だと思いませんか?
残念ファイナリスト
それもそのはず。実はこのページに登場しているのは、いずれもニコラモデルオーディションのファイナリスト、もしくは、2次審査進出者なのです。
いわば、最終的に惜しくも不合格となってしまったコへの”残念賞”。記念ページというわけです。
とはいえもちろん、この記念ページはオーデの合格発表と同じ号に掲載されるニコトレ限定。その他の号では、ちゃんと正真正銘”普通の読者”さんが登場しています。
姫万里ちゃんの場合
では、なぜ「ここに掲載されているコたちがファイナリストである」と言い切れるのか。具体的にその証拠を見ていきましょう。
そこで、今月号の78ページ上段の真ん中。夏服紹介のところを見ると、ここに「中1・ひまりちゃん」というコがいます。
もちろんこれは、最終合格者である国本姫万里ちゃんです。
美優ちゃんの場合
また、79ページの中央。香りもの紹介のところには「中1・ミユウちゃん」の名前もあります。
こちらは、顔出しNGということで、香水の紹介だけになっていますが、もちろんこれは松田美優ちゃんです。
つるこさんの場合
さらには、80ページ下段の右から2番目。「中2・つるこちゃん」が掲載されていますが、これは8月3日に放送された、山陰放送の番組「生たまごBang!」のニコラオーデ密着企画で、実際に密着されていたコ。
残念ながら不合格となってしまいましたが、事務所のプロフィールにも、しっかり「ニコラオーディションファイナリスト」と入っています。
希望者限定
ということで、こんな感じで、今月号のニコトレ掲載者は、いずれもが今年のオーデのファイナリストということが分かってもらえたと思います。
とはいえ、登場するコについては、一定のルールがあったりもします。
そもそも、ニコラオーデは「落ちた場合、応募したことは絶対に他人にバレない」という秘密厳守が基本です。
そこで第1のルールとして、記念ページに登場するのは本人が希望した場合のみ限定となります。
自分で選べる
また、登場を希望する場合、美優ちゃんのように「顔出しNG、名前出しまではOK」から、つるこさんや姫万里ちゃんのように「顔出しOK」まで自分で選ぶことができます。
さらには、名前の公開も、下の名前を平仮名にするか、カタカナにするか。もしくは、ニックネームにするかまで選ぶことができます。
中学生限定
続いて、第2のルールが学年です。連載タイトルが「中学生トレンドリサーチ」ですので、登場できるのは当然ながら中学生限定となります。
現に小学生が1人も出ていないことからも分かるように、白尾留菜ちゃんは、もし希望しても出られなかったというわけです。
合格者も載っちゃう!?
そして第3のルールが、合格者も混じって出てしまうことです。
これは、単純に編集サイドのスケジュール、つまりは締め切りの関係です。
最終的に合格者が決まるのが7月の中旬であり、そこから、すでに出来上がっていた原稿から合格者だけを削除して、新たにページの構成を変えるのは時間的に不可能。
そこで、美優ちゃんや姫万里ちゃんのような合格者も、また、その他の不合格者も、まとめて一緒に載ってしまうというわけです。
姫乃ちゃんの場合
なお、中1ながら記念ページに掲載されていない青山姫乃ちゃんは、「登場を希望しなかった」ことが分かります。
たしかに姫乃ちゃんは一般応募であるし、もし落ちた場合のことを考えると、希望しないというのも納得できるし、一方で、事務所組の2人が掲載を希望したというのも、これまた納得できるところです。
より楽しめる
ということで、オーデ合格発表号の読者モデルページは、ファイナリスト紹介の場である。
これを知っているだけで、今年のオーデではどんなコが候補に残って、最終的に不合格となってしまったのか、実際の合格者と比較できる点、オーデの結果をより楽しめるのではないでしょうか。