◆STの現状
休刊? web移行? 季刊化? ここ数日、なにかと話題となっているセブンティーンですが、いまだに編集部による公式発表はありません。
そこでとりあえず、セブンティーンの部数の現状を知っておきましょう。
いったい売れているのか売れていないのか。きょうは、過去10年分の部数の推移を確認します。
◆グラフの見方
以下のグラフは、日本雑誌協会が公表した四半期ごとの部数データを、うちのサイトが独自に集計したものです。
2012年から2019年までは年間の1号あたりの平均部数。最新分である2021年のみ、1月~3月期の1号あたりの平均部数となります。
◆seventeen部数(直近10年)
◆ついに10万割れ
2012年には33.1万あったセブンティーンの部数が、2021年は9.5万部。実に、4分の1になってしまっています。
とくに、2018年から2019年にかけては過去最多となる4万を超える部数を減らしており、ついに最新の公表分では10万を割ってしまいました。
◆ではニコラは?
ということで、きょう作成したグラフも使って、次回の更新は「ひとごとじゃない!?中学生雑誌休刊のデッドラインを考える」となります。
ニコラの最新の部数はどうなっているのか。ニコラはだいじょうぶなのか。これまで休刊していった中学生雑誌「ピチレモン」「ラブベリー」「ハナチュー」「CANDy」「melon」のケースと比較しつつ、見ていきます。