三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

セブンティーンの部数はどれだけ減った?

STの現状

f:id:GYOPI:20210601025937p:plain:right休刊? web移行? 季刊化? ここ数日、なにかと話題となっているセブンティーンですが、いまだに編集部による公式発表はありません。

そこでとりあえず、セブンティーンの部数の現状を知っておきましょう。

いったい売れているのか売れていないのか。きょうは、過去10年分の部数の推移を確認します。


グラフの見方

以下のグラフは、日本雑誌協会が公表した四半期ごとの部数データを、うちのサイトが独自に集計したものです。

2012年から2019年までは年間の1号あたりの平均部数。最新分である2021年のみ、1月~3月期の1号あたりの平均部数となります。

seventeen部数(直近10年)

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ついに10万割れ

2012年には33.1万あったセブンティーンの部数が、2021年は9.5万部。実に、4分の1になってしまっています。

とくに、2018年から2019年にかけては過去最多となる4万を超える部数を減らしており、ついに最新の公表分では10万を割ってしまいました。

ではニコラは?

ということで、きょう作成したグラフも使って、次回の更新は「ひとごとじゃない!?中学生雑誌休刊のデッドラインを考える」となります。

ニコラの最新の部数はどうなっているのか。ニコラはだいじょうぶなのか。これまで休刊していった中学生雑誌「ピチレモン」「ラブベリー」「ハナチュー」「CANDy」「melon」のケースと比較しつつ、見ていきます。