三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

イメモは高1って誰が決めた?芽亜里ちゃんイメモ説

中3がイメモ!?

f:id:GYOPI:20200416020705p:plain:right2020年度のイメモ発表を前に、ここにきて一部ニコ読さんたちの間で林芽亜里ちゃんイメモ説」が急浮上しています。

これに対し、比較的新しい読者さんたちは「いやいや、イメモは高1でしょ」と全否定。

さてさて、この議論。いったいどっちが正しいと思いますか? 今日は、ちょっと視点を変えて、中3の芽亜里ちゃんが飛び級でイメモになる可能性を考えます。


生徒会長は高1限定

そもそも、「イメモは高1が就任するもの」と決まっているのでしょうか。そんなルールは存在するのでしょうか。

この点、ニコラ生徒会の役職については、本誌nicola掲示板ページ(今月号だと70ページ)に「最高学年がニコラ生徒会を構成する」とあるように、必ず高1に限定されます。

しかし、イメモについては全然別。イメモは高1限定という決まりなど、どこにも見当たらないし、存在すらしないのです。

イメモは中学生OK

ではその証拠として、具体的に高1以外の学年からイメモが誕生した過去のケースを確認していきます。

まずは、以下に示す「ニコラ3大ブランド歴代イメモ完全リスト(学年入り)」を見て下さい。

これは、過去すべての3大ブランドのイメモを就任年度別にまとめた一覧の中に、今回新たに就任時の学年を書き加えたものです。

歴代イメモ一覧(学年入り)

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中学生イメモは4人

上の一覧の中で、太い赤線で囲まれているのが、中学生でイメモになったコたちということなります。

するとこの通り。歴代イメモは全部で20人いるわけですが、なんと川口春奈さんをはじめとする4人もが、中2もしくは中3でイメモに就任していることが分かります。

もちろん、たとえ中学時にイメモになったとしても、その任期はニコラ卒業まで。よって、中3就任の場合は2年間、中2就任ならば3年間、ずっとずっとイメモを続けることになります。

中学生イメモ復活?

こうして、各年に最高学年となる高1から3大ブランドのイメモが選出されるようになったのは、実はまだまだ最近のことであるという事実が見えてきました。

これは裏を返せば、「ある種の条件」さえ整えば、いつでも中学生イメモが再び誕生する可能性があるということを意味するのです。

では、「ある条件」とは何でしょう。そこで、過去にあった中学生イメモが誕生したケースの共通点を見ていきます。

発動要件

結論から言えば、ズバリ「高1世代の人材不足(最弱世代)」「10年に1人の中学生エース(最強の中3)」

この2つの条件が重なったときに限り、高1を差し置いて、中学生からイメモが誕生する余地が出てくるというわけです。

以下、これを裏付けるため、中学生イメモが誕生したケースについて、その当時の状況を具体的に解説します。

2014年の場合

たとえば、最も新しいところで高嶋芙佳さんの2014年。この年、本来ならイメモになるべき高嶋さんの1コ上の世代には、中3でイメモになってそのままレピピを2期2年務めた小山内花凜さんこそいますが、その他はといえば最弱メンバー。

だいたい、2014年の高1世代は、休刊したラブベリーから中2で急遽移籍してきた”完全外様”岡本夏美さんが、2番手として副部長&イメモになったくらの低レベル世代なのです。

よって、まさに今の芽亜里ちゃんのように、当時中3ながら、すでにトップクラスの人気を得ていた高嶋さんに白羽の矢。中3でイメモ就任が決まったのです。

2013年の場合

2013年に小山内さんが中3でレピピに抜擢されたのも同様のケースです。

当時、小山内さんたちの1コ上である高1世代は、飯豊まりえさん&藤麻理亜さんのマリマリツートップ体制だったわけですが、飯豊さんはプチ時代からの付き合いでポンポのイメモを継続。となると、もはや部長の藤さん以外、あとは完全な人材不足でした。

この点、マリマリ世代には藤田ニコルさんがいるのではという声もありますが、そこは藤田さんが後に自分で「ニコラ時代は窓際だった」と語っているように、本格的に人気が出てきたのはポップに行ってから。ニコラ時代はパッとしない状態だったのです。

条件1:世代レベルは?

では、今年の若林真帆ちゃんや安村真奈ちゃんたち高1世代はどうなのか。中学生イメモ発動要件に合致するのかどうかを検証します。

まずは、第1条件の世代レベルについて。さすがに”5G世代”が「最弱」とは言えませんが、それでもわずか5人ということで、世代人数がニコラ史上で最も少ないのも事実です。

少なければ選択肢がない。決して真帆ちゃんや真奈ちゃんが力不足というわけではなく、とにかくイメモはその名の通り「イメージの問題」。

ブランド側にとって、自社ブランドの構想にピッタリ合致するモデルが高1の中に見つからない場合、そこは下の世代から選ぶということだって十分アリなわけです。

条件2:スーパー中学生

続いては条件2。10年に1人の大エース、いるじゃないですか。進級史上最速で初表紙。かつ、2回目の表紙がいきなりのピン。

加えて、トップモデルの特権である本誌での個人連載を、なんと中3の時点でスタートという完璧さ。

もう、誰が何と言おうと現在のニコラのトップは林芽亜里ちゃん以外にありえません。

芽亜里ちゃんイメモの可能性

ということで、ここまで見てきた通り、条件1は「高1世代が低レベル=人数不足」ということでクリア。

条件2も「最強の中3=芽亜里ちゃん」で達成。久しぶりに、それこそ数年ぶりに、中学生イメモ誕生の条件がそろいました。

あとはブランド側の意向次第。もちろん、普通なら高1からイメモは選ばれるわけですが、とくに今年の場合、中3の芽亜里ちゃんがイメモになっても全く不思議ではない状況にあるのは確かといえそうです。