◆最終ステージ
ニコラ4月号の「TNMラストステージ投票」告知ページにて、最終ステージの審査内容と投票方法の全容が判明しました。
いよいよ、TNM優勝者が決定する3月28日の東京開放日まで、あと2週間。今日は、最終ステージの投票ルールを整理してみます。
◆最終審査の方法
最終審査は、東京開放日の恒例行事である「ニコモ覆面私服総選挙」をそのまま流用する形式。
TNMに参加する22人が、それぞれ自身で考えたコーデをマネキンに着せ、特設ブースに展示します。
開放日に行った読者は、その実物を見て触って、最も良かったものに、投票することになります。
コーデを着せたマネキンに対して投票するため、当然、ニコモの誰が、どのコーデを作ったかは一切分からないようになっています。
◆公平・公正な審査
告知ページの編集部コメントに「コーデの可愛さだけで勝負!」とありますが、まさにこれこそTNMの王道。
読者が投票する前から、すでに審査員が勝手に参加ニコモを「A」だの「E」だのランク付けした上、A評価のコは写真が大きく掲載&絶賛コメント付き。E評価のコは小さい写真&けなすコメント付きという、強きを助け弱気を挫く脅威の逆ハンデ戦。
こういった、編集部による投票の誘導が無いという点こそが、最終ステージにおける最大のポイントです。
これなら読者は、何の先入観も持たず、自分で判断して投票できるわけで、最後になってようやく真に公平・公正な投票が実現します。
◆ネット投票の導入
しかも、会場に行った読者だけでなく、開放日に行けなかった読者も、ネットで投票に参加することもできるようになりました。
開放日の当日、28日の午前11時30分から午後2時まで、ニコラ公式サイト上に、時間限定で投票ページが作られるので、そこから誰でも投票することが可能です。
ということで、この日記で、TNM第1回戦の時から繰り返し繰り返し言い続けてきた「事前の格付けをやめる」と「ネット投票の実施」の2点が、一気に実現となったわけです。
◆TNM本来の形
「TNMで次世代のエースが決まる」とは名ばかり。実際は、変顔ボーナスだの、インスタ投稿数ボーナスだの、どうでもいい意味不明のボーナスポイントが大量にバラマかれ、本来の趣旨が歪められて来た、これまでのステージとは大違いの真剣勝負。
最終ステージの審査方法&投票ルールこそTNM本来の形であり、もはやこの1戦の結果のみで優勝者が決まった方が、よっぽど参加ニコモもニコ読も、みんなが納得することになるのではないでしょうか。
なお、唯一心配なのは、編集部が最後まで「評価」で介入してくるのではないかということ。マネキンに対し「A」だの「E」だの格付けしないことを願うばかりです。