◆TNMステージ1
TNMのステージ1は、黒坂莉那ちゃんの圧勝に終わったわけですが、これは多くのニコ読にとって予想通りのこと。
それよりも、ある程度の古参読者さんたちにとって大きな驚き、というか、むしろショックだったのは白井杏奈ちゃんが圏外だったことではないでしょうか。
とまあ、そんな「杏奈ちゃんが圏外に沈んだ理由」は、書き始めると相当長くなるのでじっくり次に更新するとして、とりあえず今日のところは、莉那ちゃんの強さについて、グラフを用いつつ視覚的に確認してみます。
◆グラフ化
ステージ1は、読者票のみによって集計が行われ、アンケート用紙の1位の欄に名前が記入されると10p、2位だと5p、3位だと3pというポイント配分になっています。(ステージ2以降は編集部によるボーナスポイントの加算あり)
で、今回。みごとトップとなった莉那ちゃんが獲得したポイント数はといえば、7510pでした。
とはいえ、一口に7500pといわれても、また、2位の広瀬まのかちゃんが5427p、さらにはギリギリ入賞となった9位小林花南ちゃんが703pといわれても、なかなか数字だけではピンとこないもの。そこでまずは、今回のポイント獲得状況をグラフにしてみます。
◆ステージ1の結果
◆獲得ポイント
さて、どうでしょう。いかに莉那ちゃんが飛び抜けた成績だったかよくわかります。
また、2位まのかちゃん、3位高田凛ちゃん、4位町田恵里那ちゃん、5位青井乃乃ちゃんまでは、それぞれけっこう差が開いているのに対し、7位深尾あむちゃん以下は大混戦。わずか50p程度の差に収まっています。
おそらく、今回惜しくも圏外となってしまった10位以下のコについても、相当少数のポイント差で拮抗しているはずで、だったら次回以降、誰でも6位から9位への入賞は狙えることになります。
◆獲得割合
続いては、ステージ1に投じられた総ポイント数に占める、それぞれの獲得ポイントの割合を出してみます。
この点、今回のTNM投票に参加した読者は全員、まずは手持ちのポイントとして18pが与えられます。
で、これを1位のコに10p、2位のコに5p、3位のコに3pと配分して投票したことになるわけです。
◆総ポイントは3万
するとどうなるか。編集部から事前に発表されている今回の有効投票数は1694通です。
つまり、1694人のニコ読が、それぞれ10p、5p、3pと分けて、3人のニコモにポイントを投じたことになります。
1694×(10+5+3)=30492
◆円グラフにして確認
こうして、30492ポイントを、メンバー22人で奪い合た結果、莉那ちゃんが7510pを獲得し1位となったわけです。
では、これはどれくらいの割合となるのでしょうか。また、9位に入賞するには、どれくらいの割合のポイントを獲得する必要があったのでしょうか。
ということで、具体的なポイント数が公表された上位9人に、圏外として13人分をひとまとめにした上で、各自のポイント獲得の割合を円グラフにして確認してみます。
なお、1位から3位まで、全て同じコの名前を書いた場合は、2位と3位が無効となり、一律10pの加算となりますが、これは例外ケースとして無視します。
◆ポイント獲得割合
◆25%が莉那ちゃん
なんと、キッカリ1/4。総ポイント数30000のうちの7500ということで、実に全体の25%ものポイントを、莉那ちゃんが獲得していることが見えてきました。強いわけです。
加えて、圏外となった13人の総獲得ポイントを合計しても全体の24%あまり。もはや、莉那ちゃん1人にすら及ばなかったりもします。
また、まのかちゃんも、並み居る先輩方を抑え堂々の2位。5000ポイント超の獲得は、なかなかのもの。獲得割合も2割近くになっています。
◆乃乃ちゃん1位の可能性
以上、今回の結果から、上位は確実にポイント差があって、ちょっとやそっとでは逆転不可能なのに対し、6位以下は大混戦で、誰でも入賞のチャンスがあったことが見えてきました。
ルールがこのままなら、上位5人を崩すのはなかなか難しい反面、6位から9位の入れ替わりを競う企画になったであろうところ、なんとステージ2からは大幅なルール変更。
ステージ2では、編集部ボーナスとして5000pが乃乃ちゃんに。3000pが藤本林花美愛ちゃん、濵尾咲綺ちゃん、あむちゃんの3人に加算されます。
ということで、このルール変更により、特に咲綺ちゃんの9位以内が確定した上、あむちゃん&リリちゃんにはさらなる上位に割って入る可能性が、そして何より乃乃ちゃんには1位獲得の可能性が出てきたといえそうです。