◆TNM期間中の表紙
ニコラ12月号からスタートした次世代モたちによるバトル企画「Top of Nicola Model」は、来年6月号で最終的な結果が分かるという長期戦です。
前回の日記(連載第1回)で書いた通り、そんなTNMの優勝者への"物理的"なごほうびは、6月号の表紙になる権利なわけですが、では、バトル期間中の表紙はどうなるのでしょうか。
その間、参加者は表紙から除外されてしまうのでしょうか。TNMを考えるシリーズ連載、第2回目の今日は、実施期間中における表紙予想についてです。
◆制限される?
そもそも、TNM優勝者の特典が「表紙」であるなら、少なくともバトル参加者が、実施期間中である1月号から5月号にかけて、表紙になることはNGのはず。
なにしろ、6月号の表紙は勝者の特権なわけですから、まだ勝者になってもいないのに、ひとあし早く抜け駆けで表紙になってしまっては、企画の趣旨に反します。
よって、普通に考えると白井杏奈ちゃんや黒坂莉那ちゃんといった、すでに表紙を複数回経験している優勝候補すらも、バトル期間中は表紙おあずけこそ、正しい姿勢といえます。
◆大いなる矛盾
とはいえ、「参加者みんな結果が出るまで表紙禁止」は理想ではありますが、実際のところそれは100%無理な話。
理由は、中3以下の全モ22人が今回のTNMに参加しているわけで、もし上記NGルールを厳格に適用するなら、1月号から5月号まで(5月号は卒業生全員による表紙)、実に5カ月間もの表紙を、トレガル7人で回すことになってしまうからです。
なにより、新年度を控え、年間通じて最も多くの新しい読者が入って来るという大事な時期。次世代を担うイメモ候補、生徒会長候補が表紙になることは必然といえます。
◆これで解決!
では、この矛盾をどう解決・解釈したらいいのでしょうか。すると、ここで生きてくるのが、まさに連載第1回で導いた結論です。
改めて結論を確認すると「表紙は単なる勝者おひろめの手段に過ぎず、本当の特典はエース認定である」。
この論理を用いれば、たとえTNM期間中に参加者が表紙になったとしても、それはそれでまあそういうものかと、ある程度のところは納得してもらえるのではないでしょうか。