三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

ピン表紙になるための条件

ピン表紙

f:id:GYOPI:20190924023921p:plain:rightこの前の9月号は、黒坂莉那ちゃんのピン表紙だったわけですが、2019年のニコラはこれが最初のピン表紙。

今後、莉那ちゃんに続くピンが連続で誕生することは無いと断言こそできませんが、それでもおそらく今年のピンは1度だけとなりそう

では、年1という頻度は、例年に比べ多いのか少ないのか。今日は、ピン表紙の出現頻度と条件について考えます。


歴代ピン表紙一覧

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⇒参考:歴代ニコラ表紙モデル名リスト

一覧の見方

上の一覧は、2015年から2019年まで、過去5年分のニコラにおけるピン表紙をまとめたものです。

データは左から「月号」「モデル名」「当時の学年」「役職」「イメモ」。名前の後ろのカッコ内の数字は、(1)が1度目、(2)が2度目を表します。

また、役職&イメモ欄の「?」は、ピンになった当時中3ということで、それぞれに就任できるかどうか未定だったことを意味します。

ピン出現率

この通り、過去5年の間にピン表紙になったのは、最も古い岡本夏美さんから、今年の莉那ちゃんまで全部で12人。

そのうち、久間田琳加さんと鈴木美羽さん、さらには香音ちゃんは、それぞれ2度経験していますので、合計すると15回となります。

また、ピンの出現を年平均でみると、2015年以降、3回、4回、3回、4回と来ていてたところ、突然2019年は1回に激減。

もちろん、まだ2冊残っているので何とも言えませんが、さすがに11月月&12月号とピンが連続することはありえず、例年に比べ、今年は明らかに少なくなっています。

ピンが今年は少ない理由

この点、理由として現高1世代のレベルの問題であることは言うまでもありません。

卒業した現高2世代が秋田汐梨ちゃん&川床明日香ちゃんのツートップ。現中3は若林真帆ちゃんの単独トップと、いずれもオーデ生え抜きの確固たるエースが存在したのに対し、現高1はプチ進級で中2からという後発加入の莉那ちゃんが消去法的にトップ。

また、学年連載でみても、高2は「TRGL」、現中3世代が「ヤバイバル」と、独自のものがあるのに対し、現高1世代は最年長学年になるのを前に、強化企画の形で「TNM」によるテコ入れがあったのみ。(連載「モテ修行」は、毎号1人ずつ、かつ2人はやらないまま打ち切りとなっていて、毎号全員参加の他世代の連載とは趣旨が異なります)

さらにいえば、3,000人以上に投票してもらったうちの人気投票でも、例年なら高1世代が1位を争うべきなのに、結果は中2の林芽亜里ちゃんと、中3の若林真帆ちゃんによる一騎打ちでした。

高1の特権

上の一覧からも分かるように、ピンになる資格は基本高1モ。唯一の例外である香音ちゃんですが、それは圧倒的な人気の裏付けがあったからで、いわばピンは高1の特権。

例年に比べ今年のピンが少なかったのは、そんな高1世代に、たまたま有資格者がほとんどいなかったからというわけです。

では、ピンになる資格について、もうちょっと詳しく見ていきます。大前提として「高1であること」に次ぐ条件とは何でしょう?

ピンになるための条件

過去のピン経験者12人中、全員がニコラ部長(生徒会長)、副部長のいずれかの役職を得ているか、イメモであることが分かります。

とくにイメモに関して言えば、生徒会長専任となった明日香ちゃんが唯一の例外。残る11人は全てイメモになっています。

ということで、生徒会の役職持ち、もしくはイメモのどちらかであることが絶対条件。両方あれば、なお良し。

これを裏返せば、どちらからも外れた高1の無役組、具体的には白井杏奈ちゃんがピンになることは、実際問題かなり厳しいといえそうです。

次なるピンは?

最後に、莉那ちゃん以外で、卒業までにピンになる可能性がある高1は誰なのか。ここまで見てきた条件に当てはめて考えます。

「高1」「役職orイメモ」の最低条件を満たすことを前提に、読者人気やTNM実績を加味するとどうなるか。

するとやっぱり、現高1ラブトキイメモ上位の読者人気を誇る初代TNM優勝者。もう青井乃乃ちゃんしか候補はいません。

では、乃乃ちゃんのピンが実現するのはいつになるのか。実現するとしたらどんなパターンがあるのか。以下、ピン表紙を考えるシリーズ後編「ノノちゃん、ピン表紙への道!」に続きます。