三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

鶴嶋乃愛ちゃん、表紙バトル再び!

表紙争奪戦開幕

f:id:GYOPI:20161103020824p:plain:rightポップティーン2016年12月号からスタートする企画「WHO IS NEXT!? POPモデルズ表紙争奪戦」に、鶴嶋乃愛ちゃんがエントリー。

この企画は、同誌専属モデルのうち、"新人"とされる若手9人を対象とした人気投票を実施。毎号、得票数が最も少ない1人が脱落していくサバイバル方式。最終的な勝者には、表紙になる権利が与えられるというものです。

と、ここまで読んだところで、ピチレモン時代から乃愛ちゃんを応援する人は、ピンと来るはずです。そう、乃愛ちゃん&乃愛ちゃんファンにとって、表紙バトルには苦い思い出があったりします。

ピチレ版表紙バトル

今から、3年ほど前。ピチレモン2014年1月号にて、「史上最強!ピチレモン表紙争奪バトル」が実施されました、

その夏にピチモオーディションに受かって、ピチモになったばかりの乃愛ちゃんも、当然エントリー。当時の乃愛ちゃんは、ピチモ歴半年ながら、すでに人気急上昇中であり、バトル優勝の本命候補と見られていました。

実際、他のエントリー6人は、いずれもピチモになる前から事務所に所属する非オーデ。対して乃愛ちゃんは、純粋なピチ読からのオーデ出身。

こうしてオーデ出身を1人だけに絞ったあたり、編集部も乃愛ちゃんを次期エース候補として位置づけ、バトル勝利を見込んだ企画だったように思えます。

大誤算

ところが、バトル最終決戦の読者投票において、大番狂わせが起こります。明らかに、候補7人中での読者人気ナンバーワンである乃愛ちゃんが逆転負けを喫してしまったのです。

理由は簡単。読者投票が、ネット投票として行われたからです。つまり、ピチ読の中だけの投票であれば、乃愛ちゃんが余裕で勝利できたであろうところ、編集部がネット上で誰でも投票できる仕組みにしたことで、まさに知名度の勝負になってしまったわけです。

具体的には、某アイドルグループのコが、所属ユニットの公式ブログにて大々的に投票を呼びかけ、その大量の組織票によって、まんまと優勝してしまいました。

失敗企画

当時の乃愛ちゃんは、ピチ読からの人気は高くても、そこはまだまだデビューから半年足らずの新人さん。投票者が無限に拡大してしまっては、残念ながら勝ち目はありませんでした。

そんな乃愛ちゃんの初表紙は、企画終了から半年後の2014年9月号。バトルに頼ることなく、自身の努力と人気で勝ち取ります。

とはいえ、もしもバトルがピチ読だけの投票で実施され、乃愛ちゃんが優勝していたなら、オーデ出身による当時の表紙最短記録保持者である福原遥ちゃんに並ぶ快挙となっていたわけで、やっぱりもったいない思いです。

ちなみにこの件につき、直後にピチ読から「ピチレの表紙を決める投票に、なぜ読者以外の人が影響力を持つのか」「ピチ読限定での投票にすべきだった」といった疑問の声が続出。結果、表紙バトルはこれが最初で最後の企画となってしまいました。(⇒参考:表紙バトル舞台裏)

POP版表紙バトル

で、今回のポップティーン版の表紙バトル。注目の投票方法も、読者プレゼントのアンケート用紙記入欄にモデル名を書くというもので、ようするに1冊1票という公正なもの。

少なくとも本誌を買った人だけが投票に参加できるということで、ピチレのそれより、明らかに読者人気を正しく反映したものとなりそうです。

リベンジ期待

ということで、実力勝負であれば乃愛ちゃんの勝機十分。ピチレでのバトルのリベンジを期待したいところ。

かなりの長期戦になりそうですが、乃愛ちゃんには、ぜひぜひ優勝して、堂々とポップティーンの表紙になって欲しいと思います。