増員
ニコラ5月号、7ページの左下。次号で発表される新イメモのシルエットが”2人分”であることが、読者の間で物議をかもしています。
果たしてこれは、レピピのイメモが今年は2人選出されるということなのでしょうか。
そこで今日は、イメモの増員に加え、最高学年以外から選出される可能性についても検討します。
飼い殺し
ニコラのイメモは、去年のラブトキ撤退に続き、今年はピンクラテまでが撤退。
ついにレピピ1ブランドのみになってしまった経緯は、きのうの「3大ブランド体制の終焉」で整理したところです。
そうすると、少ない世代で6人、多い世代で10人近くいる同学年から、イメモになれるのがわずか1人だけというのは、あまりに非効率といえそう。
人気も実力もあるコに何ら活躍の場が与えられないとなると、ニコモのモチベーションにも関わってきます。
その手があったか!
そこで編集部が取ってきた手段はといえば、おそらく多くの読者が想像もしていなかったであろうイメモの増員。
【1ブランド=1人】というこれまでの定説を覆し、【1ブランド=2人】としてきたのです。
少なくともこれで、去年と同数のイメモ枠が確保できたことになり、「1枠なら無理だけど、2枠あれば自分も入れるかも!」といった風に、本人たちのモチベーションも保てることになります。
プチ時代に開発
ちなみに、この手法を考案したのは、間違いなく馬場編集長ではないでしょうか。
そもそも、1つのブランドに複数のイメモをあてがうという形は、ニコプチ編集長だった時代に、自身の手で作り上げたイメモ制度です。
副編集長時代は【1ブランド=1人】だったものを、編集長に就任すると、さっそく1年後には【1ブランド=複数】に改めたのです。
要は、今回の改革はニコプチのイメモ制度をそのままニコラに持ち込んできたというわけです。
一覧の見方
そこで、以下の「ニコ☆プチ歴代イメモリスト」を見て下さい。
これは、プチモが担当するイメモを、年度ごとに一覧にまとめたものです。
よって、名前が記入されているのはプチモ限定。イメモが他誌モデルに奪われた場合、そこには「×印」を入れています。
ニコプチ歴代イメモ
増員の前例
たとえば、2018年度のメゾピアノジュニア。イメモは、前年が高田凛ちゃんの単独だったところ、馬場編集長が就任するや、イキナリ林芽亜里ちゃんと藤村木音ちゃんのダブルとしました。
同様にリンジィも、前年は黒坂莉那ちゃんの単独だったところ、新たに阿部ここはちゃん&中村紗亜也ちゃんのダブルとしてきました。
1ブランド複数制
もちろん、末永ひなたちゃんが現イメモを務めるジェニィベルように、ブランド側の意向もあってか【1ブランド=1人】を頑なに守り続けるケースもあります。
しかし基本的に、馬場編集長時代のニコプチでは、むしろ【1ブランド=複数】のイメモが当たり前となっていたのです。
学年にも注目
続いてもう1点。【人数】以外にも見逃せないのが、【学年】です。
ニコラではイメモ=最高学年から選出と決まっていますが、プチの場合イメモは学年とは無関係に選出されます。
人気や実力があれば、または、ブランド側からの指名があれば、最高学年(中1)に限らず、小6でも、それこそ小5であってもイメモになれるのです。
年少組がイメモ
その代表例と言えるのが、現ジェニィラブのイメモ。
ジェニラブといえば、かつて高比良由菜ちゃんや、有坂心花ちゃんが務めてきた、最上位格のイメモポスト。
それを現在、最高学年をすっ飛ばし、小6の川瀬翠子ちゃんと、小5のひなたちゃんの2人が担当しているのです。
ニコラに導入?
では、プチ時代に馬場編集長が開発した、この【イメモ=学年不問】をニコラにも持ち込んでくるとしたらどうなるか。
人気や実力次第で、新中3のイメモや、新中2のイメモまでが誕生する可能性も出てくるのです。
そもそも、ニコラのイメモ制度として14年間も続いて来た【人数】(1ブランド=1人)をいじったのだから、ついでに【学年】だっていじってきても全くおかしくありません。