自分の色
ニコラの編集トップに、馬場編集長が就任してから、先月でちょうど半年がたちました。
新任の編集長が、”自分の色”を出すため、新し企画を始めたり、これまであった制度を廃止したりするのはよくあること。
しかし馬場編集長は、歴代編集長と比べもその傾向が異様に強かったりするのです。
中3は受からない
就任早々、最初にぶっ壊したのがニコラのオーデは絶対に中3を採用しないという伝統です。
27期オーデで当時中3の上妻美咲ちゃんが合格したことは、多くの読者を驚かされたわけですが、いま思えば、すでに編集長の頭の中には「最高学年の卒業延期構想」があったのかもしれません。
2月号
続いては2月号をぶっ壊した。2023年10月2日、編集部より「2024年は2月号の発行をやめ、1月号に合併すること」が発表されました。
月刊のニコラが合併号となるのは、コロナ禍で撮影ができなかったため、2000年の7月号と8月号とが合併されたとき以来となります。
晴れ着表紙
さらには伝統の晴れ着表紙をもぶっ壊した。ニコラでは、2023年までの17年間、「2月号=晴れ着表紙」の伝統が続いて来ました。
それが今年。上で見てきたように「合併号」という形で、例年なら12月27日に発売される新年号を発行しなかったため、なし崩し的に晴れ着表紙が消滅することになったのです。
300号記念
おまけに創刊300記念号までもぶっ壊した。2007年に創刊100号を達成したニコラ。その年の4月号では、誌面で大々的にお祝い企画が実施されました。
また、2015年8月号では創刊200号を迎え、同様にお祝い企画が掲載されています。
ところが馬場編集長の下、いよいよ創刊300号となった2024年1・2月合併号では、何ら記念号に触れられることはありませんでした。
予想の前提
表紙予想の前提をひっくり返したのは、さすがに怒りを通り越してあきれるばかり。
読者に「表紙モデルの3人を予想してね~」と呼び掛けておきながら、ふたを開けて見ると実際の表紙モデルは4人だったという。
しかも、このちゃぶ台返しについて、なんら謝罪も訂正もなかったということで、編集部が信頼を失った瞬間といえそうです。
ニコラの定価
定価の概念もぶっ壊した。これまでの値上げは数年に一度、なるべく読者に負担をかけないよう、10円・20円単位で、チビチビ行われてきました。
それが突然、一気に120円アップという驚異的な値上げが断行されるに至りました。
卒業制度
そしてそして、就任半年のうちで最大の伝統破壊といえるのが卒業制度をいじってきたことです。
こちらはまだ詳細が出ていないので何とも言えませんが、最高学年の卒業時期が延期されたことで、少なくとも「イメモ制度」「生徒会制度」に影響が出てくることは間違いないところです。