12月号の表紙
ニコプチ6月号の卒モ特集で、川口莉奈ちゃんが1番悔しかった思い出としてあげたのは「2022年12月号の表紙を狙っていたけど、なれなかったこと」。
ここでちょっと引っかかるのが、そもそも編集部が決定する表紙に”狙って出る”なんてできるのかという点ではないでしょうか。
すると実は、この裏にニコプチ独自のルールとして毎年12月号のみに適用される秘密が隠されていたりするのです。
秘密のルール
ある程度古いプチ読さんにとっては常識かもしれませんが、12月号の表紙は年間通じて最も価値があるとされ、その時代時代のトップが必ず登場することになっています。
では、それは本当か。以下、2018年~2022年まで、過去5年分のニコプチ12月号の表紙モデルをまとめてみたので、具体的に見ていきましょう。
各年12月号の表紙モデル
進級率91%
この通り、各年12月号の表紙になった場合、そのほとんどが卒業後にはニコラ行き、もしくはセブンティーン行きを決めていることが分かると思います。
とくにニコラ行き限って見ると、12月号の表紙にならずに進級できたのは、2019年に表紙を逃した高比良由菜ちゃん、ただ1人だけだったりします。
由菜ちゃんの特殊事情
ちなみに、その由菜ちゃんですが、プチモデビューが遅かったこともアリ、人気が出るまでに時間を要したのが原因。
実際、12月号の表紙が撮影される中1の9月時点では、関谷瑠紀ちゃんと丸山真亜弥ちゃんによるユニット「るっちゃま」が優勢でした。
ですがその後、年末から年明けにかけ一気に由菜ちゃんの人気が上昇すると、卒業間際、ついに真亜弥ちゃんを逆転し、由菜ちゃんがニコラ進級を勝ち取ったのです。
公式評価
ということで、12月号の表紙というのは、いわばニコプチ編集部による中1モの公式評価。
ここで表紙に選ばれるのは、中1の上位2人(4人)ということで、そこに見事入った場合、ほぼ確実にニコラに進級できるというわけです。
狙える理由
だからこそ、冒頭に書いた莉奈ちゃんの言う「狙っていた」は、そのまま「トップ4に入る自信があった」と解釈でき、その上で、4枠目には自分ではなく、仲良しでライバルでもある飯尾夢奏ちゃんが入ったことが「悔しかった」とつながるのです。
では、以上を踏まえた上で、今日発表されたニコプチ2023年の12月号の表紙、つまりは編集部公認の現プチモの中1トップは誰なのか見ていきます。
進級確定?
この点、ワカリコは当然として、梨里ちゃんこそ初表紙ではありますが、すでに夏の「ニコフェス大阪」には、プチモを代表して梨里ちゃんが出演しているわけで、そう考えると、とにかく例年通りの超順当な人選といえます。
よって、普通に考えるなら、今後よっぽど人気を急上昇させる、それこそ由菜ちゃん級の大物が現れない限り、そのまま梨瑚ちゃん、若奈ちゃん、梨里ちゃん3人が来年ニコラに進級すると考えて間違いないところです。