中3修旅
今年は7月号に掲載されている、中3ニコモ全員による毎年恒例の修学旅行企画。
去年は、お泊りを通じクラスターが発生し、直後にあった書店イベントでは、出演予定者がことごとく欠席&差し替えとなったのは記憶に新しいところです。
そんなわけで、今年は企画自体の中止も予想されたわけですが、こうして無事開催されたということで以下、ちょっと撮影日記から読み取れるコロナ対策を検証してみます。
撮影日記より
ニコラ7月号の撮影日記は、107ページから109ページにかけて。
その中で、ロケバス内の写真が109ページにまとめて3枚あるので、それぞれに注目してください。
1枚目が右上にある修旅企画の「関西班4人」。
2枚目はその左にある仲良しペア企画の「ロケバス空いてるのに隣に座るかいあき」。
3枚目は左下にある体力テスト企画の「ロケバスでヘアメイク」。
1)マスク&アクリル板
すると、3枚の写真いずれもがバスの中であるのに、修旅のところだけがマスク着用であることが分かります。
また、同じ109ページの修旅企画の中央「ヘアメイクはオールセルフ」の写真。
ここでは、他のところには一切映っていない、今は懐かしいアクリル板も確認できます。
2)東西で分割
続いてコロナ対策その2。修旅企画といえば、学年全員集合であってこそなのに、今年は関東班・関西班で別々に実施されました。
同企画には「来年の最高学年に向け、絆を深める」「ホンネで語り合う」といったテーマがあるのだから、それを2班に分けてしまっては、もはや単なるロケと変わりません。
とはいえ、もちろんこれは去年の反省によるもの。大人数NGということで、こうして2つのグループに分割されたわけです。
3)お泊り禁止
そして極め付けが対策その3。今年の修旅は日帰りであったということです。
そもそも去年の場合、というか、毎年の修旅企画のメインこそが、「旅館にお泊り!私服パジャマで本音トーク」(2022年)といった企画なのです。
それが今年の場合、旅館のシーンが無いことはもちろん、吉本麗南ちゃんの「楽しくて濃い”1日”でした」といった感想から、少なくとも関東組が日帰りであったことは明らかです。
厳格な対策
それにしても、今回の修旅の撮影時期は、今年の5月前後ということで、あえてこの時期、ここまで徹底したコロナ対策がなされている理由は何なのか。
去年の方が、状況的にコロナ対策が厳しくて当然なのに、今年の方がより厳しいのはなぜなのか。
まとめ
そこはやはり、去年の同企画でクラスター発生がしたことに由来すると考えて、ほぼ間違いなさそうです。
ということで今年の修旅は、去年の二の舞を恐れる新潮社の上層部から付された相当に厳しい条件の下、まさにギリギリのところでの実施だったのではないでしょうか。