読者困惑
きょう12月25日は、高比良由菜ちゃんたちが出演するレピピのクリスマスイベントが行われました。
これに先立ち、一部古株ニコ読さんたちの間では「レピピが変なことをやったからイメモ予想の楽しみがなくなった」 「次期イメモが見えちゃった」などなど、非難の声が続出。
では、なぜ今回のイベントによって、次期イメモの大枠が見えたといえるのでしょうか。以下、その理由を解説します。
発端
そもそもの発端は、今年のニコラ10月号から4ヶ月連続で企画された「レピピブック」です。
過去においては、”現イメモ”+”中3のイメモ候補”が登場する、同様のスペシャル企画は、12月号の1度だけとなっていました。
ところが今年は、10月号に始まり、11月号、12月号、1月号と、実に4回も行ったのです。
極め付け
しかも、最終回となる1月号では、それまでゲストとして登場した高橋快空ちゃんたちイメモ候補(中3モ)を総登場させるという念の入れよう。
そして極め付けが、本日25日に実施された越谷レイクタウンでのイベントです。
当然、このイベントにも、由菜ちゃん他、イメモ候補である中3が勢ぞろいしています。
囲い込み
これが何を意味するか。ひとことで言えば「レピピによる囲い込み」です。
それはそうでしょう。快空ちゃんがゲストとして登場した連載第1回目である、9月1日発売の10月号の以降、11月号では佐藤菜月海ちゃん、12月号では足川結珠ちゃんが登場。
そこから、1月号の全員集合をへて、12月25日のイベント終了まで、3人は4カ月間もレピピに拘束されることになったのですから。
レピピ色
その結果、当然ながら3人にはすっかり”レピピの色”がついてしまうことになりました。
この点、例年であれば「レピピブック」へのゲスト出演は、11月1日発売の12月号に1度掲載されるだけの1発勝負ですので、変に色がつくとか拘束されるとかいった心配はいりません。
今年の場合、「4号連続」かつ、12月の終わりになって「イベントにも出ちゃった」というのが異例中の異例なのです。
及び腰
要は、他のブランドにとってイメモとして完全に手を出しにくくなったというわけです。
イメモが読者に公表される時期としては、4月1日発売の5月号誌面となりますが、実際、内定が出て事務所を通じニコモ本人に伝達されのるは1月中とされています。
であれば、まさに選考の最終段階である12月の終わりに、あろうことかライバル社のイベントにホイホイ出ていたコを、自社のイメモに採用できるわけがありません。
節操がない
それこそ節操がない。「あのコ、クリスマスイベントに出ておきながら、ラテのイメモかよ!」「レピピBOOKに出て、レピピのイベントにも出てたのに、ラブトキに乗り換えた!」「レピピの敗者復活枠だ!」
ラテ&ラブトキにとって、今回のレピピ候補3人のうちの誰かをイメモとして採用した場合、こうした声が読者から上がり、結果として「イメージモデルが、逆にブランドのイメージを下げる」という、おかしな事態にもなりかねないところです。
すみ分け
だからこそ、こう考えるのはどうでしょう。
すでにラテと、ラブトキのイメモは内定していて、今回レピピが囲い込んだ3人は、他社のイメモ内定者を避けているのだと。
つまり、レピピブックのゲストであり、クリスマスイベントにも出演した、快空ちゃん、菜月海ちゃん、結珠ちゃんの3人は
レピピイメモの本命(1人)
+
ダミー(2人)
という構成であると考えられるのです。
カイレピ
となると、あとは話は簡単です。レピピの本命が快空ちゃんであることは、誰もが思い当たるところ。
よって、残る菜月海ちゃん、結珠ちゃんは”残念賞”としての記念レピピブック。
もはや、あまりにレピピと接近しすぎたことで、いまさら他社に乗り換えるのは手遅れとなり、イメモ落選が確定的といえそうです。
アキラテ
では、ラテとラブトキはどうなるか。するともう、上手い具合にピタっとピースがはまるように、絶好の候補が残っているではありませんか。
当然ラテは、快空ちゃんの相方で、中3モの人気&実績ナンバーツーである近藤藍月ちゃんです。
過去を振り返っても、レピピ&ラテのイメモが、るきゆな、めあここ、マホカナとユニット単位で入っていることも強調材料となります。
意図的に残した
とまあ、この2人が残っていた事実。この2人がレピピに囲われなかったことは、決して偶然ではあり得ません。
とくに藍月ちゃんが残っていたのは、ワールド(ラテの本社)による強い意向が働いたと考えるのが自然ではないでしょうか。
一強の驕り
ということで、結論としてはカイレピ、アキラテ、アントキ。現時点での状況を考えると、2023年度のイメモ配置はこれしかありません。
今回、レピピが史上初めてとなる”妙な囲い込み”を行ったせいで、こうして事前にイメモの大枠が透けて見えてきてしまいました。
とはいえもちろん、必ずこの通りになるとは限らないし、あえて外してくるという可能性だって十分あるわけですが、少なくとも来年以降、読者を困惑させるレピピによるイメモ候補の囲い込みといった強引な手法が無くなることだけは間違いなさそうです。