応募形態と合格率
ニコラのオーディションに、ネットを通じて応募が出来るようになってから、今年で3年目となります。
では、ネット応募と郵送応募。いったいどっちが有利なのでしょうか。また、どっちが合格率が高いのでしょうか。
きょうは、5月号に掲載されている高橋快空ちゃんの「オーデ体験マンガ」も参考に、応募形態について考えます。
グラフの見方
まずは、具体的に過去のオーデの実施データから確認していきます。
以下に示すグラフは、ネット応募が解禁されて以降、2021年と2022年のオーデ2回分について、応募形態別の比率をまとめたものです。
赤色がネット応募。緑色が郵送応募を表します。
応募形態の比率
2020年の場合
冒頭に書いた通り、本誌付属の応募用紙による方法だけでなく、新たにネットを通じも応募できるようになったのが、快空ちゃんたちの受かった2020年実施の第24回オーデからとなります。
とはいえ、さすがに2020年オーデは、解禁初回ということで、ネット応募については手探り状態。
応募総数12,546通のうち、通常の紙応募が9,670通。対してネット応募は2,876通と、圧倒的に少数。
全体のわずか2割にとどまったように、応募する側としては「ネット応募でホントに受かるの?」「紙のほうが有利なのでは?」と半信半疑の状態だったことがうかがえます。
2021年の場合
ところが、翌年はこの傾向が一転。ネット応募の数が、劇的な伸びを見せることになります。
伊藤沙音ちゃんたちが受かった2021年実施の第25回オーデでは、応募総数10,104通のうち、紙応募が3,606通。対してネット応募は6,498通と大逆転。
たった1年で、ネットによる応募が、全応募者のうちの3分の2を占めるようになったのです。
時代はネット応募
ということで、この通り。すでに時代はネット応募が主流となりつつあることが分かります。
とはいえ、応募自体はネットが中心であっても、実際の合格者はどうなのか。合格者は、ネット応募だったのか。それとも紙応募だったのか。
続いては、合格者に限定して、それぞれの応募形態を確認していきます。
グラフの見方
そこで、以下のグラフを見て下さい。これは、2021年のオーデについて、すでに上で提示した「応募者全体の応募形態」と、沙音ちゃんたち「合格者5人の応募形態」を比較したものです。
快空ちゃんたち2020年オーデの合格組については、今回のマンガにあった快空ちゃんの「紙応募」以外、公開されていませんので、とりあえず2021年分のみのデータとなります。
全応募者と合格者の応募形態
やっぱりネット
この通り、2021年オーデについては、5人の合格者のうち、紙で応募したのが榎本月海ちゃん1人だけ。
対して、月海ちゃん以外、沙音ちゃん、吉本麗南ちゃん、川原美杏ちゃん、池端杏慈ちゃんの4人全員がネット応募となっています。
グラフからも明らかなように、ただでさえ64%と多かったネット応募ですが、合格者に限定するとさらに増えて占有率8割までアップ。
逆に言えば、紙で応募した3,606人のうち、受かったのは月海ちゃんだけだったというわけです。
編集部の公式見解
募集告知ページにあるように、応募形態についての編集部の見解は、タテマエ上郵送応募でもネット応募でも、どっちも一緒。
唯一、推薦者にもプレゼントがもらえる「ともだちすいせん」による応募である場合のみ、紙での応募に限定されますが、それ以外は全く違いはないことになっています。
それでも、上で見てきたように、圧倒的に多くの応募者がネット応募を選んでいること。また、現実にも、ネットによる応募が合格者の大部分を占めていることも事実です。
結論
であるなら、あえて時流に逆らうことはありません。
合格率の面はもちろん、切手や封筒の用意が不要でお金かからない点、さらには誤字がないよう丁寧に文字を書かなくていい点もメリットとしてあげられます。
ということで、うちのサイトの結論としては、お手軽かつ合格率も高いネット応募の方をオススメします。