◆卒業とは?
ニコラ4月号をもって、安村真奈ちゃんたち5G世代が卒業となりました。
でも、一口に「卒業」と言っても、具体的にどの瞬間を指すのでしょうか。言い換えれば、真奈ちゃんたちはいつまでニコモなのでしょうか。
そこで今日は、ちょっと卒業時期の定義について考えてみます。
◆卒業時期の定義
ニコモの卒業時期については、一般的に3通りの説があります。
第1に「4月号の発売日」説。第2に「5月号の発売日」説。そして第3に「ニコモ卒業式」説。
以下、各説について、それぞれの根拠と妥当性を検討します。
◆3つの説
◆1)4月号発売日説
まずは、卒業特集が掲載され、卒業世代が最後の登場となる号が発売された時点で卒業とする説について。
この説に従うと、今年の場合、卒業号は4月号ですので、その発売日である3月1日付けで卒業ということになります。
実際に誌面に卒業特集があり、卒業生から読者へのメッセージも掲載されるため、区切りとして分かりやすく、読者にとってはこの説が最も支持しやすそうです。
◆2)5月号発売日説
続いては、5月号が発売される4月1日をもって卒業とする説について見ていきます。
この説の根拠は、卒業特集が掲載されている4月号が売っている期間、つまり「4月号の有効期間」が終わる瞬間をもって卒業とするものです。
たしかに、ニコラ編集部の公式インスタには、加藤咲希ちゃんの誕生日である3月12日に、例の”ピン表紙もどき画像”の掲載が予告されているように、まだまだ現役の扱い。
何より、公式サイト「ニコラネット」のモデルプロフィールが、3月31日が終わる瞬間に削除されることからも、編集部としてこの4月1日説を取っていることが分かります。
◆ニコモ卒業式説
最後は卒業式説。この説は、読者イベント東京開放日に実施されるニコモ卒業式をもって、卒業とするものす。
今年の場合、3月30日に実施されるオンライン卒業式となるわけですが、この説のポイントは、ニコモ本人たちにとって、実際に最後のお仕事となる点。
すでに、現時点で全てのニコラの撮影は終了しているため、この卒業式をもって、正真正銘ニコラとお別れになるのです。
◆ニコプチのエピソード
ここで、卒業式説に関連して、ニコプチのエピソードを紹介してみます。
2012年のプチモ卒業生で、当時のトップモデル田尻あやめさんが、ニコプチで最後となる6月号の卒業撮影が終わり、卒モみんながしんみりしてしまった際、「まだプチコレがある!」という名言を残したのは有名な話。
要は、プチモとして全ての撮影が終わっても、まだ読者イベント「プチコレ」で実施されるプチモ卒業式が残っているというわけです。
こうしてみると、モデル本人たちにとっては、卒業号でも、公式サイトから自身のプロフィールが消える云々でもなく、文字通り最後のお仕事(卒業式)こそ卒業と考えていることが分かります。
◆それそれの卒業
以上まとめると、読者は卒業号(4月号)を、編集部は卒業号の販売終了を、そしてモデルたちは卒業式を、それぞれ「卒業」と捉えていることが見えてきました。
ということで三者三様。とにかく「この瞬間をもって卒業!」と、強引に線引きできるものではなく、思い思いに卒業がある。
きょうの結論として、とくにニコラモデルの卒業については、こんな感じの”ゆるい定義”でいいのかもしれません。