三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

ニコラ進級予想2019!林芽亜里ちゃんNGの理由

終結

f:id:GYOPI:20190224020352p:plain:right2019年ニコ☆プチ卒業生のニコラ行き発表まで、ちょうど残り2カ月となりました。

例年通りなら、発表の方法は4月22日発売のニコプチ6月号に掲載されるニコラの広告上。

そこに、大きな文字で「ニコラ7月号から○○ちゃんがニコモになるよ!」といった感じで、お知らせれが入ることになっています。

ということで今日は、今年卒業するプチモ11人の中で、いったい誰がニコラへと進級できるのか。「ニコラ行き予想2019」の最終結論です。


アンナちゃん単独説

結論から言ってしまえば、今年のニコプチ卒業生のニコラ行きは、田中杏奈ちゃんの単独進級。

圧倒的な1番人気で、実績もプチモ歴もナンバーワンである林芽亜里ちゃんの進級は無いと予想します。

では、どうして芽亜里ちゃんはニコラに行けないのか。以下、過去のデータを使って、芽亜里ちゃんと杏奈ちゃんを比較してみます。

人気面で比較

まずは、進級に最も必要とされる「読者人気」から比較します。ここでは、だれの目にも分かりやすいということで、指標として表紙回数を用います。

というわけで、以下に示す「進級vsライバル表紙回数表」を見て下さい。これは、過去5年にわたって各年度ごとのニコラ行き決定者と、最終的にニコラに行けなかった最大のライバルについて、表紙回数を表記したものです。

ここでいうライバルの定義は、表紙回数が同世代の中で2番目に多いプチモとします。

また、「過去5年分」といいながら、2014年分のデータが丸々無いのは、同年だけが進級ナシであったためです。

進級者vsライバル表紙回数比較

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多い方が100%進級

さて、どうでしょう。上の一覧からも明らかなように、2015年の香音ちゃんにはじまって、翌年の涼凪ちゃん、その次の黒坂莉那ちゃん、そして去年の高田凛ちゃんたちまで、ニコラ行きを果たした全員が、それぞれの世代で表紙回数第1位だったのです。

このことは裏を返せば、表紙回数で同学年に劣る場合、そのコは100%ニコラに進級できないことを意味します。

2018年の3人進級について

なお、前代未聞の3人進級ということで例外ケースとされる2018年ですが、その実情は町田恵里那ちゃんがギリギリ2回で進級枠に滑り込めたのに対し、1回どまりだった夏目璃乃ちゃんは落選。

こうしてみると、たいした理由なく3人が選ばれたのではなく、前例に従い、キッチリと表紙回数の上位3人が進級となっていることが分かります。

また、今回新たに「ニコラ進級には表紙最低2回以上必要」というラインも明確に引かれました。

ということで、今年の進級を争う杏奈ちゃんと芽亜里ちゃんの表紙回数の比較は以下の通りです。

アンナvsメアリ(表紙回数)

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芽亜里ちゃんで確定?

ここまで検討してきたことを基に、この表紙回数の比較結果を見ると、あっさりと芽亜里ちゃん確定でいいような気になってきます。

もはや、卒業まで残り1冊となっているわけですが、たとえ最後に杏奈ちゃんだけが表紙になったとしても、その差が1回縮まるだけで、逆転は不可能だからです。

ですが、表紙回数と同等か、それ以上に重視される隠された進級条件が、実はあと2つ程あったりするのです。

在モ代表あいさつ

そんな条件の1つ目が、ゴールデンウィーク中に実施されるニコプチ最大のイベント「プチコレ」で行われるプチモ卒業式で、在モを代表して贈る言葉を担当すること。

ニコ読さんには、東京開放日のニコモ卒業式における「お手紙担当」に相当するといえば、どんな役どころで、それを任されることがどれだけ重要なことか、一発で分かってもらえると思います。

ニコラの卒業式、2018年のお手紙担当が川床明日香ちゃんで、その明日香ちゃんがそのまま生徒会長になったように、ニコプチの卒業式でも、在モ代表としてあいさつを行ったコが、これまでずっと100%ニコラに進級しているのです。

在モ代表⇒ニコラ行き

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在モ代表だったのは?

この点、2018年のプチコレで、卒業生である凛ちゃんたちに向け、在モを代表して送辞を読んだのは誰だったか。

なんとなんと、当時から圧倒的なエースとしての存在であった芽亜里ちゃんではなく、杏奈ちゃんでした。

この1点だけをもってして、「今年の進級は杏奈ちゃん!」と予想することも十分できるわけですが、さらなる裏付けがまだあるのです。

所属事務所

表紙回数以上に重視される隠された進級条件その2はズバリ、所属事務所の力関係・ニコラとの相性になります。

するとさあ大変。芽亜里ちゃんの所属事務所サンミュージックは、過去ニコモ実績ゼロ。まあ、メンモ実績こそ1人ありますが、それすら9年も昔のこと。現在はすっかりご無沙汰です。

対して杏奈ちゃんはというと、ニコモオーディション出身の平澤遙ちゃんを引き受けた上、次期エース格である莉那ちゃんも所属するエイジアプロモーション

近年、すっかり3大事務所(アミューズ、レプロ、スターダスト)に次ぐニコラでの地位を固めた事務所で、莉那ちゃんクラスをもう一丁。2匹目のドジョウとして、再び杏奈ちゃんに進級枠が与えても全く不思議ではありません。

2013年の進級争い

ここまでをまとめると、表紙回数で芽亜里ちゃんが1勝。対して、送辞と事務所で杏奈ちゃんが2勝。

たしかにこれだけでは、あえて誰の目にも劣勢な杏奈ちゃんを推し、誰の目にも優勢な芽亜里ちゃんを嫌う決定的な理由には、さすがになり得ません。

ですが、ここで参考になるのが、もはやプチ読の間である意味伝説となっている2013年の進級争いです。

実はこの年、現在の状況と同じく、ある2人のプチモがニコラ行きを争い、その結果、誰もが劣勢とみられたコが、進級を決めたのです。

サエvsメイ

今から6年前。2013年のニコラ進級をかけ、激しい戦いを演じたのが永野芽郁さんと阿部紗英さんの2人。

今でこそ、片や朝ドラ女優で、セブンティーンのトップモデル。片や芸能活動を休止(現在は事務所を移籍し復帰)と、すっかり大きな差が開いてしまいましたが、ニコプチ時代の人気や存在感、編集部の推しはといえば、阿部さんのほうが圧倒的に上でした。

今回の比較ポイントに当てはめてみると、当然、最終的なニコプチでの表紙回数は阿部さんの方が上。おまけに、ピン経験もあるのに対し、永野さんにピン経験はありません。

類似ケース

この点、まさに今年のケースとそっくりです。表紙回数や読者人気、プチモ歴、編集の推しなどは芽亜里ちゃんが上で、かつピン経験までアリ。

対する杏奈ちゃんはといえば、表紙も少なく、プチモ歴もオーデ1期分(丸1年)短く、ピン表紙の経験もナシ。

大方の読者の予想としても、「さすがに今年はメアリちゃんで決まりだろう」と一致している点まで、すっかり一緒ということで、そんな6年前の出来事は、必ずや今年の進級を予想する上で、参考になるはずです。

勝因&敗因

では、そこまで条件がソロっていたはずの阿部さんは、なぜ永野さんに負けてしまったのでしょうか。

もちろん当時は、誰もがここまで活躍するとは予想できなかったはずですが、それでも永野さんは、スターダスト所属としてニコプチの事務所オーデに合格(同期合格は石井杏奈さん)。そこそこ将来性が期待されていたことは確かです。

対して阿部さんは、中1の途中で、プチモになる前から所属していたバーニングを辞めたところ。ニコプチ卒業時は、所属ナシの状態だったのです。

こうして本来なら、順当にニコラに進級していたであろう格上の存在を、事務所の空白に乗じて大逆転。見事スターダストが、進級枠をぶんどったわけです。

今年に当てはめ

これを今年のケースに当てはめてみます。すると、さすがにいくらニコモ実績がないとしても、そこは老舗サンミュージック。無所属とは違います。

ただしその一方で、杏奈ちゃんには、当時の永野さんには無かった最大の武器「贈る言葉担当」という実績があるわけで、これで何とか挽回可能。

少なくとも、現在のプチ読の間での共通認識となりつつある「メアリちゃんで確定」といった単純な状況でないことは明らかです。

少ない方が進級したケース

ちなみに、最初に提示した「表紙回数が多い方の進級率100%」というのデータは、あくまでも過去5年に絞ったもの。

これを1年増やし、過去6年分にすると、あら不思議。ここまで長々と説明してきた通り、2013年度「サエメイ戦」のケースでは、表紙回数2番手が逆転して、進級しているのです。

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過去のデータ重視

以上まとめると、たとえ人気面や表紙回数の面で劣っていてたとしても、進級が無理筋ではないこと。他の要因(送辞担当、事務所の力、身長・スタイル、面接での印象などなど)があれば、逆転可能なことが分かってもらえたと思います。

で、今年の場合、表紙回数や読者人気で上回る芽亜里ちゃんに、データ傾向で優位に立つ杏奈ちゃんが果敢に挑む形。

そもそも、うちの予想はデータ重視ですので、過去に実例がある方を、また、過去のデータからみてより実現可能性が高そうな方を取ることになります。

どっちを取る?

具体的には、表紙回数の面では、少ない方が実際に逆転したケースがあるのに対し、これまで送辞担当から外れたコが進級を果たしたケースは1例もありません。

また、事務所の面からみても、エイジアがセブンティーンまでカバーするのに対し、いまだにサンミュージックニコモ実績ゼロという点も大いに引っかかります。

こうして、たとえ大方の読者が劣勢とみていても、たとえ無理だといわれても、進級予想でどっちを取るべきかは、あっさり決まったのでした。

ニコラ行き最終結

ということで結論です。すでに「人数編」で書いた通り、今年の進級枠は1人想定ですので、ニコラ行きは杏奈ちゃん単独

ただし保険として、万が一にもニコラ編集部が欲張って、去年に引き続き複数進級を押し通してきたなら、芽亜里ちゃんとのダブル進級。

とにかく、杏奈ちゃんが落選した上での、芽亜里ちゃんによる単独進級は無いと予想します。

すでに編集部は、次期ニコラ生徒会長(?)で、元祖「アンナ」こと白井杏奈ちゃんと名前が被る点、田中さん家の杏奈ちゃんの”新しい呼び名”をどうするか考えているのではないでしょうか。