◆表紙予想
いつもよりちょっと早い28日に発売となる、ニコラ2021年2月号の表紙予想です。
結論から先に言ってしまえば、林芽亜里ちゃんによる2度目のピン。
以下、この結論に至った理由を「2月号の表紙テーマ」「過去の表紙パターン」「今年に当てはめ」の順に示していきます。
◆2月号の表紙テーマ
毎年2月号といえば、ここで改めて確認するまでもなく、晴れ着表紙。
新しい年を迎えるにあたり、その表紙には現生徒会長やイメモ、次期役職候補といったトップモデルをそろえ、とにかく1年を通じて最も豪華にするというパターンが慣例となっています。
◆ホントに豪華?
では、過去の2月号の表紙はどうだったのでしょうか。ホントに豪華な布陣だったといえるのか。
そこで以下の一覧を見て下さい。これは、2011年から2020年まで、過去10年分の2月号の表紙を取り出し、まとめたものです。
◆2月号の表紙リスト
◆完全ユニット制
するとこの通り。もうひたすらユニット、ユニット、ユニット。しかも、生徒会長や部長、イメモが勢ぞろいとなっています。
古い方から見ていくと、2011年は当時の部長川口春奈さんと、ST行きの立石晴香さんによる人気ユニット”ハルはる”。
2012年は、池田エライザさん他4人で結成された、ニコラ史上ナンバーワンの人気ユニット”ラブフォー”。
◆マリマリ⇒スイガ
2013年はポンポイメモの飯豊まりえさん&部長でラブトキイメモの藤麻理亜さんの”マリマリ”。
2014年は、そのマリマリに田中若葉さんと中川可菜さんと加えた”ティファン”。
2015年は、高嶋芙佳さん他3人で構成される、ニコラ史上2位の人気を誇るユニット”スウィートガールズ”。
◆みうりん⇒非ユニット
以後も、”みうりん”、”カノンカヤ”、”みあしお”、”とこみな”、そして今年の黒坂莉那ちゃん&深尾あむちゃんと続きます。
って、ユニットじゃない! そうです、ついに今年の2月号で、「晴れ着=ユニット表紙」の連続記録がストップしてしまったのです。
◆異色表紙の理由
ですが、そこにはちゃんと理由があります。第1に、莉那ちゃんが「うちらの代には、特定のユニットがなかった」と語っているように、晴れ着表紙を担当できるような高1の人気ユニットが不在だったこと。
第2に、高1が不在なら、そこは代わりに中3のユニットが担当すべきであるところ、直前の1月号で”まほかなめあむ~ちょ”という当時のオールスター表紙をやってしまったこと。
そこで苦肉の策として、生徒会長である莉那ちゃんと、当時3カ月連続で表紙に登場中という最も推されていて、かつ人気上昇中だったあむちゃんによる表紙になったわけです。
◆ユニットに回帰
ということで、2020年を例外とするなら、そこはやっぱり2021年の表紙もユニットが来ると考えるのが自然です。なにしろ、過去10回のうち9回がユニット。確率90%なのですから。
そこで、現在のニコラにおいて、晴れ着表紙を担当できるような人気ユニットを見ていきます。
◆当てはめ
すると、人気面でも実績面でも、マホカナ、めあむーちょ、めあここの3つのユニット限定ということになります。
ただし、あむちゃんは現在お休み中であり、当然あむちゃんが含まれるめあむーちょは消し。
一方マホカナはといえば、11月号と12月号でそれぞれピンをやったばかり。加えてここで晴れ着までとなると、そこはさすがにちょっとやり過ぎとなってしまいます。では、めあここ?
◆めあここは?
ところが、残念ながらめあここは、阿部ここはちゃんが、いま発売中の1月号で、3度目の表紙になってしまっていて、間隔的にNGです。
しかも組み合わせ的にも、今年の7&8月合併号が”めあここ表紙”。そこからわずか半年たらずで、再び同じユニットによる表紙というのも考えずらいわけです。
◆他の候補
とはいえ、他のユニットを探そうにも、ギリギリ可能性があるのは宮本和奏ちゃん&組橋星奈ちゃんの”セナワカ”だけ。
ただしセナワカについては、和奏ちゃんも星奈ちゃんも、両者いまだ表紙未経験である点、イキナリ表紙デビューが晴れ着というのも荷が重そうです。
ということで、こうしてユニットの線がすべて消えてしまいました。そこでちょっと切り口を変えてみます。
◆人気ナンバーワン
そもそも、いまのニコラで林芽亜里ちゃん圧倒的な人気ナンバーワンであることは、ニコ読の誰もが知るところ。
にも関わらず、現時点で5カ月(コロナ休刊を含めると6カ月)にわたって、芽亜里ちゃんが表紙をやっていないのです。
さすがにこれだけの期間、1番人気のコが表紙にならないというのはありえない事態であり、その裏には何か意図があるに違いない。
◆編集部の意図
では、編集部にいったいどんな狙いがあるのでしょうか。どんな作戦を考えているのでしょうか。
この点、あえて芽亜里ちゃんを無駄に使わず、次回の晴れ着のために温存しておいたと解釈できるのです。
というか、ここまで芽亜里ちゃんを表紙に出さない理由なんて、そうとしか解釈できないのです。
◆大舞台を用意
となれば、答えはカンタンです。まさに、芽亜里ちゃんを最もインパクトのある形で表紙に出せる機会を待っていた。
それはそうです。圧倒的1番人気を半年も表紙に使わないなんて、普通なら考えられません。
そこで、半年ぶりに表紙に復帰させるにあたり、それ相応の見せ場を用意したというわけです。
◆晴れ着でピン
で、その用意された絶好の見せ場というのが2月号の晴れ着表紙。しかも、前代未聞の晴れ着でピン。
ニコラで「2月号の表紙=晴れ着」のパターンが始まったのが2007年からですので、そこから14年。実はまだ、ただの1度もピンで晴れ着表紙となったケースはありません。
だからこそ、まさに数々の記録を塗り替える圧倒的な人気を誇る芽亜里ちゃんにこそ、ピッタリの舞台といえるのではないでしょうか。
ということで、2月号の表紙予想の結論は芽亜里ちゃんのピン1点としてみます。