◆犯人捜し
いま発売中のニコラ5月号の53ページ。池未来実ちゃんが怒っています。
その理由は、なんでも「あいさつできない新モちゃんがいる」とのこと。
では、未来実ちゃんを激怒させた後輩ニコモとは、いったい誰なのか。本文中でほのめかされたヒントをもとに、”犯人”を検証してみます。
◆ことの経緯
まずは、簡単に経緯の整理から。すべては、「今年入ってきたコで、あいさつできないコがいる」と、未来実ちゃんが気づいたことから始まります。
見かねた未来実ちゃんは、直接”そのコ”を口頭で注意。すると反応は、「あー」「はい」程度。
これはよくないと思った未来実ちゃん。ここは年上に任せようとするものの、若林真帆ちゃんはイマイチ頼りないし、同じ事務所の安村真奈ちゃんは"一匹狼"タイプで、問題児の後輩ちゃんに関心を持たない。
そこでこんどは、LINEを使って後輩全員を対象に、やんわり指摘してみることに。
ところがそれでも、やっぱり”あいさつできないコ”だけは直らない。
これで降参。万策尽きた未来実ちゃんは、今月号の企画「リリの部屋」にて、次号で卒業する最年長の藤本リリーちゃんに相談するに至ったわけです。
◆今年入ってきたコとは?
検証に入る前に、「今年入ってきたコ」の解釈について。この言葉をそのまま読み取ると、今年入ってた新モは凛美ちゃんしかいないので、だったら犯人も凛美ちゃんということになってしまいかねません。
しかし、正確にいうと凛美ちゃんの加入は去年の12月1日。ニコラの号数の表記が「2020年1月号」というだけです。
それ以前の問題として、そもそも対象が1人しかおらず、ニコ読ならすぐに誰だか分かってしまうような場合、あからさまに「あのコ」と名指しするでしょうか。
だとすると、ここでいう「今年」については、「今年度」(2019年4月~2020年3月)と読み替え、対象も2019年加入の新モ全員と考えたほうが良さそう。以下、1人ずつ検証していきます。
◆芸歴の長い組(子役)
まずは、図らずも第1容疑者となってしまった凛美ちゃんから。だいたい凛美ちゃんは、まったく人見知りしないコであるうえ、なにより4歳から芸能事務所に所属し、子役として芸能界で活躍しています。
だったら、あいさつができない訳がない。これこそが、凛美ちゃんを真っ先に犯人の候補から外せる理由です。
そんな凛美ちゃんと同様に、これまた小さいころから事務所に所属し、同じくらい芸歴の長い近藤結良ちゃんについても、候補から外れることになります。
◆芸歴の長い組(アイドル)
では、吉岡優奈ちゃんはどうでしょうか。一見、最年少で加入時は小5ということから、犯人候補と考える人も多いかもしれません。
しかし、優奈ちゃんといえば小2からアイドル活動をしている点、イベントやらなんやらでファンと接する機会も多かったはず。あいさつできなかったら、自身の人気にかかわります。
加えて、ニコモになったのが小5ということで、ニコラの撮影に呼ばれる機会は極めて少なく、未来実ちゃんとの接点もほとんどありません。よって、優奈ちゃんも候補から外してみます。
◆オーデ一般応募組
ということで、残ったのは3人。中1の田中南ちゃん&太田雫ちゃん。そして小6の河村果歩ちゃん。
いずれも去年のオーデに一般応募で合格した、これまで芸能活動経験の無いコたちです。
この点、新モなのに実は場慣れしている”プロ”たちと違い、雑誌の撮影という初めての現場で緊張しているうえ、憧れの先輩ニコモを前に、なかなか上手く言葉が出てこなかっただけかもしれません。
もしくは、未来実ちゃんに対してあいさつしないだけで、他の先輩モやスタッフさんたちには普通にあいさつしている、なんてこともあるかもしれません。
◆真相は藪の中
いずれにせよ、未来実ちゃんの口から真実(実名)が語られることは無いし、今後ニコラの誌面でこの話題が持ち出されることもありません。読者は想像するのみです。
まあ、本来であれば、そのコに対して内々に編集部が注意すればいいだけで、あえて誌面で公表することなんてなかったはず。
これで未来実ちゃんの評価が上がるとは思えないし、反面、無関係の新モちゃんにとってはいい迷惑な話。読者にとっても、変にもやもやが残るだけ。まさに誰も得しない。
編集部が、誌面でこの「あいさつ云々」の部分をあえて使った意図には謎が残ります。
◆犯人捜しアンケート
ということで、おまけ企画です。編集部が「さぁさぁ犯人を捜せ!」と煽っているのだから、それに乗っかってみます。
以下に「あいさつできないコって誰だと思う?」のアンケートがありますので、以上みてきた検証にとらわれず”自分の想像”で投票してみて下さい。
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