◆ニコモになる方法
ニコラの専属モデルになる方法については、この場で今年の春あたり、実に4回にわたる連載で詳しく解説してきました。(⇒参考:ニコモになる方法2017)
まだ読んでないという人は、上のリンクから見てもらうことにして、ここで簡単に整理しておくと、(1)オーディション、(2)ニコプチ進級、(3)顔みせの3つに大別されるわけです。
で、ハッキリと加入時期が決まっているオーデ(10月号)と進級(7月号)は置いておくとして、ポイントは顔みせによる新モちゃんがやってくるのは、いつなのかという点。
ということで、今日の三月の転校生では、第3のニコモになる方法としての顔みせについて、その加入時期を整理&予想します。
◆出自を整理
本題に入る前に、まずは最新の現役ニコモの出自、つまりはどうやってニコモになったかをまとめます。
現時点において、ニコラのモデルになるには、最初に書いたとおり、オーデ、プチ進級、顔みせの3つの方法しかありません。
では、それぞれ内訳はどうなっているのか。現役27人の構成比をグラフにしてみましたので、ちょっと見てください。
◆現役ニコモの出自別構成
◆レッドリスト?
この通り、現在のニコラのモデルさんには、オーデ出身が22人。ニコプチからやってきたのが3人。そして、顔みせ加入はというと、たったの2人ということになります。
最も新しい顔みせ加入が、今年の2月号の草野星華ちゃんで、その前となると、さらに2年ほど前。2015年4月加入の清原果耶さんまで遡らなければなりません。
こうして、毎年定期的に1人すら入ってこない状況にある現在、もはや顔みせ組は絶滅危惧種といえそうです。
◆加入年表の見方
以下、本題。まずは、この「ニコモ加入年表」の最新版を見てください。これは、ニコラに新モが加入した際、それぞれ初登場となった号を示したものです。
とりあえず、今年から過去5年分さかのぼった2012年以降のデータ。今回は新たに21回オーデ加入の新モ6人も書き加えてあります。
◆新モ初登場年表
◆冬にやって来る!
こうしてみると、完全にニコラの新モ加入時期は、パターンが決まっていることが見て取れます。
7月号でプチ進級組が、10月号でオーデ組が加入することは、ニコ読さんには周知の事実ですが、基本的には不定期加入とされる顔みせ組にも、1つのパターンがあったのです。
それが冬にやってくる法則。上の年表からも明らかな通り、顔みせ組の加入は、まさに1月号から4月号の間に限定となっていて、1人の例外もないのです。
◆なぜ冬限定?
顔みせによる新モの加入が、各年の1月号から4月号に限定される理由としては、やっぱり邪魔にならないことが優先されるためと考えられます。
具体的には、「卒業の邪魔をしない」「オーデの邪魔をしない」「新モの邪魔をしない」の3点。
たとえば5月号は、毎年決まって新高2となった部長&副部長世代の卒業特集があります。そんな祝福ムードの中、イキナリ新モが入ってきても場違いなだけです。
また、6月号からはオーデの募集がスタートします。ここでは、せっかくオーデという公平な手段により、普通の読者たちがモデルを目指そうとしている中、事務所に所属するコがある日突然オーデも受けずにイキナリ入ってきても、反感を買うだけです。オーデの盛り上がりに水をさすことになってしまいます。
で、最後が新モの邪魔をしないこと。これは、10月号で毎年のオーデ合格者が発表されるわけですが、そこから少なくとも数ヶ月は、新モちゃんたちの読者への浸透に力を注ぎたいところ。この時期は、新モ特集を通じて、読者に顔を売る期間であり、やっぱり顔みせ加入は難しいわけです。
◆現役3人目の顔みせ
ということで、オーデ期間&合格発表、さらには新モ浸透の期間が一段落した年末以降、年明けから冬の終わりにかけて。
つまりは、1月号から4月号こそ、まさに絶好の空白期間として、顔みせによる加入が行われることになるのです。
ここまで整理できたところで、では、この冬はどうなるのでしょうか。現役としては、清原さん、星華ちゃんに次ぐ、3人目の顔みせ加入はいつあるのでしょうか?
◆2月号こそ本命
改めて加入年表を見てください。まずは、3月号加入がゼロなことに注目。この分だと、おそらく2018年も3月号加入はないはずです。
一方で、4月号加入はどうでしょうか。2012年の4月号加入である岡本夏美さんは、当時専属モデルを務めてたラブベリーが休刊したことによる移籍。ラブベ休刊が3月号で、その後、直通で4月号からニコラに加入するという特殊ケースです。
また、清原さんは2014年の秋にアミューズの新人オーデに合格後、レッスンや準備期間を経て、本格的に芸能活動を開始したのは2015年の年明けから。ということで、必然4月号加入がギリギリだったという事情があります。
となれば、本命は1月号加入&2月号加入に絞られます。その上、2018年1月号での加入はなかったため、残るは2月号加入しかありません。