◆ニコラ⇒ST
2019年のニコラ卒業生によるセブンティーン行きは、いったい何人になるでしょうか。
現時点での候補としては、南沙良ちゃんと秋田汐梨ちゃんの2人が有力とされるわけですが、そのどちらか一方なのか。それとも2人セットなのか。
ということで今日のテーマは、今年のニコラ卒業生によるST行きの人数です。具体的に「誰が?」「どっちが?」ではなく、何枠あるかについてみていきます。
◆ST採用人数の法則
あまり知られていないことですが、実はセブンティーンの新モ採用には、時期と人数につき、ハッキリとした法則が存在します。
そこでまずは、以下に示す「ST新モ加入年表」を見て下さい。これは、STに新モが加入した月号と、その加入経緯を年表形式でまとめたものです。
◆ST新モ年表
◆年表の見方
ここから、ST専属モデルになる方法として、「事務所オーデ」と「公募オーデ(ミスST)」の2種類があること。
また、事務所オーデには、3月号加入と9月号(or7月号)加入の2パターンがあること。さらには、公募オーデには、10月号加入しかないことが分かります。
つまり、STに新モが加入する時期というのは毎年ほぼ決まっていて、3月号、9月号(or7月号)、そして10月号の3回(or4回)しかないのです。
◆ニコラ卒業生の加入パターン
続いては、今日の本題であるニコラ卒業生に絞って話を進めます。改めて、上の年表をみてください。
年表中、ニコラ卒業生は、名前を水色の丸で囲んでいるコたちなわけですが、その加入パターンは明白です。
もはや、ニコラからやってくる新モちゃんは、完全に9月号から加入と決まっているのです。
たしかに、ニコラを5月号で卒業して、さっそくセブンティーンに7月号から加入するというのは、時間的にギリギリで間に合わない。
一方で、次の8月号加入となると、その号では目玉企画「ミスSTのファイナリスト発表」がある。となると必然、ニコラ卒業生については最速で9月号加入しか選択肢がないわけです。
◆人数は?
では、人数はどうなのか。STの新モ採用人数には、いったいどんな法則があるのでしょうか。
そこで、再び年表を見てもらうのですが、こんどは、年度別に年表をヨコに見ていくことにします。
すると、ミスSTは年ごとに大きく人数にバラつきがあり、最少の2人から、多い年には6人もの合格者が出ていたりします。
他方、事務所オーデについては、前期(3月号加入)と、後期(7月号加入)を通算して、最少の2人から、最多で4人の枠があることがわかります。
◆新モ年表(年別人数)
◆事務所オーデの法則
事務所オーデについて、さらに詳しくその内訳を見ていきます。するとここに、前期の採用人数と、後期のニコラ卒業生の採用数との間に、ハッキリとした関係が見えてくるのです。
具体的には、2015年と2017年のように、3月号で事務所オーデによる採用がゼロの場合、後期でニコラ卒業生が2人セット加入できる余地がある。
他方、2016年と2018年は、3月号で2人採用したため、必ず後期のニコラ卒業生枠は1人で打ち止めとなっているのです。
◆坂道系との争い
なお、ここで、2017年のケースにつき「余地がある」としたのは理由があります。
そもそも例年通りなら、2017年はニコラは2枠確保が可能ですので、本採用の久間田琳加さんにプラスして、同じニコラ卒業生からもう1枠、鈴木美羽さんを加えた、ニコ読にとっては夢のみうりんセット加入が実現していたはずです。
しかし現実はといえば、人気上昇中のアイドルグループ乃木坂46から、当時の新メンバー(3期)である久保史緒里さんが加入となりました。
つまり、前期の採用がゼロだった場合、そのまますんなり確実にニコラに2枠が与えられるのではなく、あくまでニコラの確定枠は1つのまま。
残り1枠は、ニコラ卒業生の2番手とされるコがST加入を希望するなら、同様にST入りを狙う人気アイドルさんや、各事務所の推しさんたちと、正々堂々、競争によって勝ち取らなくてはならないというわけです。
◆ST新モ年表(事務所オーデ限定)
◆図解入り年表の見方
ということで、上に示した年表をみてください。これは、加入経緯を事務所オーデに限定した上で、ここまで見てきたことを図解として書き加えたものです。
改めて復習すると、2016年と2018年は、3月号加入が2人だった(年表中赤枠囲み)。ゆえに、ニコラ卒業生による9月号加入は1枠だけとなりました。
一方で、2015年と2017年は、3月号加入がゼロだった(年表中×印)。ゆえに、9月号で、ニコラから2人が採用される余地があったわけですが、2017年については、乃木坂が競り勝ち、久間田さんだけにとどまりました。
◆セブンティーン3月号に注目
以上まとめると、何が言えるのか。ようするに、来週発売となるセブンティーン3月号の誌面を見れば、今年のニコラ卒業生の採用枠が分かるということです。
もし、3月号から新モが入ってきたなら、現トレガル世代からのセブンティーン行きは9月号で1人だけ。もし、だれも新モが入ってこなかったなら、2人セットの可能性も出てきます。
果たして、女優系ニコモを代表する沙良ちゃんなのか。それともニコラ現役1番人気の汐梨ちゃんなのか。はたまた生徒会長の川床明日香ちゃんなのか。
さらには、この中から何人行けるのか。ニコ読としては、とりあえず、セブンティーン3月号での新モ加入の有無に注目することになります。