◆小5で合格すること
今年のニコラモデルオーディションでは、組橋星奈ちゃんが、同オーデ史上最年少記録(同率1位)となる小5で合格を果たしました。
小5合格は、2008年オーデの田中若葉さん以来、実に9年ぶりで、通算すると3人目。これまで全21回実施され、合計98人もの合格者がいるニコモオーデですが、小5による合格は、たった3人だけとなります。
ということで、中学生雑誌のモデルに、小5で合格するということが、どれほどすごいのか。ニコラオーデの合格学年構成や、ピチレモンのオーデ実績とも比較しつつ、確認していきます。
◆ニコラの実績
今回の第21回オーデ含め、全部で21回実施されたニコモオーディションの合格者は、最年少の小5から最年長の中3までの5世代、全部で98人となっています。
その学年構成は、以下のグラフに示したとおり、小5が2人、小6が29人、中1が50人、中2が15人、そして中3が1人となっています。
これを見るだけでも、合格するのは基本小6と中1。あとは、ときどき中2が加わる程度で、残る小5&中3による合格可能性は、ほとんどゼロに近いということが分かります。
◆歴代ニコモオーデ合格者の学年構成
中1・・・50人(51%) 小6・・・29人(29%) 中2・・・15人(15%) 小5・・・ 3人(3%) 中3・・・ 1人(1%)
◆ピチレの小5実績
一方、同じ中学生雑誌ピチレモンのオーディションのおける、小5合格の実績はどうなっていたでしょう。
こちらは、1999年の初回以来、休刊直前の2015年まで、全部で23回のオーディションが実施されたわけですが、そんな全合格者128人のうち、小5で合格したのは3人だけ。全くニコラと同様の傾向になっていることが分かります。
そもそも、2014年に鶴嶋乃愛ちゃんが、また2015年に黒川心ちゃんが合格した際、「小6が合格!」「小学生ピチモ誕生!」と、ピチ読の間で話題になったように、小6による合格自体が珍しいところ、そこからさらに1コ若い小5合格は、まさに奇跡といった部類に入るわけです。
ちなみに、ピチレの小5合格者3人の中には、現在タレントとして活躍する佐藤栞里さん(2001年オーデ・後期)が含まれいたりします。