三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

エイベックスの本気度

2016募集スタート

f:id:GYOPI:20160812023436p:plain:right現在発売中のニコプチ8月号106ページに、夏目璃乃ちゃん&安村真奈ちゃんによる「キラチャレ2016」の募集告知があるように、今年もキラチャレの季節がスタート。応募受付が始まりました。

ご存知の通り、璃乃ちゃん&真奈ちゃんは、キラチャレ出身。璃乃ちゃんが2014年キラチャレにて「ニコプチ賞」受賞で、真奈ちゃんは2015年キラチャレにて「モデル部門総合グランプリ&キラチャレ賞」のダブル受賞で、それぞれニコプチの専属モデルとなりました。

キラチャレ⇒プチモコース

では、2人のさらに前は? これまで、璃乃ちゃん&真奈ちゃんの現役2人の他、どんなコが"キラチャレ⇒プチモ"コースを歩んできたのでしょうか。

さっそく、去年作った「キラチャレ出身一覧」を最新版に更新し、同時に各自のプチモ卒業の行き先も追加したリストを使って、歴代キラチャレ出身プチモを見ていきます。

歴代キラチャレ出身一覧

第1回/2007
 中島愛蘭(⇒ニコラ)
第2回/2008
 飯豊まりえ(⇒ニコラ⇒ST)
 三好桃瑠
第3回/2009
 黒崎レイナ(⇒ニコラ⇒ST)
 船橋第4回/2010
 福島雪菜
第5回/2011
 戸川栞那
第6回/2012
 佐久間乃愛
第7回/2013
 新美友菜
第8回/2014
 夏目璃乃(現役)
第9回/2015
 安村真奈(現役)


キラチャレって?

キラチャレとは、カンタンに言うとエイベックスの主催する新人オーディションで、正式名称「キラット☆エンタメ チャレンジコンテスト」。

実施される部門は、「モデル部門」「歌手部門」「ダン部門」などなど、応募者自身の将来の夢・希望に応じて多岐にわたります。

毎年、夏から地方予選がスタート。8月号40ページの広告にもあるとおり、書類審査なし。とにかく応募者全員を、直接面接することが特徴とされるオーディションです。

ニコプチ賞とは?

夏の地方予選を勝ち抜くと、秋に行われる東京で決勝大会が待っています。決勝は公開オーディションの形式で、その日のうちに、各部門の最終合格者が決まります。

で、モデル部門については、グランプリの他、ニコプチ賞、ニコプチKIDS賞、ナルミヤ賞、ピンクラテ賞などがあり、その中でもニコプチ賞に選ばれた人が、見事プチモになれるというもの。

璃乃ちゃんも真奈ちゃんはもちろんのこと、上の一覧表にある卒業生たちも、みんなこの方法でプチモになったわけです。

初期はニコラ行き多数

では、そんなキラチャレ出身者。具体的には、誰がいて、ニコプチでの実績や、その後の活躍はどうなのか。以下、詳しく見ていきます。そこで改めて、一覧表を見てください。

記念すべき第1回キラチャレ出身として、最初にニコプチにやって来たのが中島愛蘭さん。卒業後、ニコラに行ったことでもおなじみです。

同様に、第2回の飯豊まりえさんも"ニコプチ⇒ニコラ"コースで、こちらはその後、さらにセブンティーン行きのオマケつき。

ただし、上記2人と同じ"ニコラ行き"コースでも、第3回の黒崎レイナさんの場合はちょっと特殊。プチモになったもののすぐに途中離脱します。で、そのままエイベックスを離れ、新たに研音に所属。その直後、事務所の先輩川口春奈さんが、当時のニコラエースだったつながりから顔みせによりニコモ採用となります。

その後は低迷

というように、順風満帆だったキラチャレ出身者たち。しかし、第4回以降はというと、ニコラをはじめとする他誌移籍ケースが無くなり、それぞれの卒業の活躍をみても、どうもいまいちパッとしない状態が続きます。

唯一、2012年の佐久間乃愛ちゃんは、すイエんサーガールズとして活躍していますが、その他メンバー含め、飯豊さん&黒崎さんコンビによる現役セブンティーンのような専属モデルのお仕事はありません。

実際、4期以降は、ニコプチを最後まで続けず途中離脱するケースも多く、どうしても初期キラチャレ出身組と比べ一段落ちるといわざるを得ない状況です。

期待は現役組に

そこで現役組です。「キラチャレ組はイマイチ」の評判を覆すため、ようやくエイベックスも本気モード。

なんといっても、璃乃ちゃん&真奈ちゃんの武器は、その美脚。小6にして、前者が168、後者が163と、とにかく抜群のスタイルの持ち主といえます。

8月号でも、ちょうど「美脚3姉妹」企画があったように、歴代プチモの中でもトップクラスのスタイルは、これまでのキラチャレ出身には、飯豊さん以外、いなかったタイプ。

エイベックスの本気度

そんな2人を、第8回&第9回のニコプチ賞受賞者として、立て続けにプチモ加入させて来たことは、エイベックスの本気の表れ。

"プチコレ出身ブランド"のテコ入れということで、本格モデル系を送り込んできたわけです。

その成果は早くも見られ、璃乃ちゃんは初表紙&沖縄ロケに選抜。真奈ちゃんも、登場3冊目にして、美脚特集&浴衣特集などなどファッションページ系で大活躍。

2人には、ここ数年、スターダストとライジングで独占されるニコプチエースの座を、エイベックス所属として、飯豊さん以来6年ぶりに奪還することが期待されるところです。